トヨタコネクテッド開催「社内GPTsハッカソン」の記事を読んで:AIをどのように社内にスムーズに浸透させるか?
「業務効率化はひとまず置いといて!」
トヨタコネクティッドが最近開催したGPTsハッカソンのテーマは、「従業員が思わず使いたくなるGPTを開発せよ!」。普通、AIといえば業務の効率化や生産性向上が話題になるのに、ここではなんと「面白さ」重視!普段、締め切りに追われている社員も、この日は「好きに遊んでいいんだ!」とばかりにのびのびと新しいアイデアを探求されたのではないでしょうか?
そして生まれたのが「冷蔵庫レシピGPT」。冷蔵庫の写真をアップすると、その中にある食材で簡単かつ栄養バランスの取れたレシピを提案してくれるツールです。家に帰って「なんか作りたくないな…」と思う夜でも、このGPTを使えばインスピレーションが湧くかもしれません。
ユーモアと実用性の絶妙なバランス
他にも、創業者の豊田喜一郎氏や豊田章男氏の名言を通じて元気づけてくれる「元気出してGPT」も登場。職場や家庭の悩みをGPTに打ち込むと、豊田氏の温かいアドバイスをGPTの口調で提供してくれます。たとえば「その悩み、大したことじゃない!」と優しく背中を押してくれたり。これで社員の気分も少し上向くに違いありません。
また、「ひなんちゃん」というGPTもユニークです。これは地震が起きたときに即座に行動を教えてくれる「避難アドバイザー」。災害時に「あれ、何をすれば…?」と焦ってしまいがちですが、このGPTがいれば落ち着いて行動できます。
GPTハッカソンがもたらす社内の新しいムーブメント
実は、95%以上の参加者がハッカソン後に「今後もGPTを活用したい!」と回答。業務効率化を狙っただけではなかなか社員が乗ってこない新技術の導入も、「自分で作ったものを皆が使ってくれる」という体験を通じて、利用意欲が急上昇したのです。このようにして、社員同士の新しいつながりや発見が社内に広がり、「またハッカソンをやりたい!」という声も聞かれたそうです。
OpenAI Japanと共同開催という点も特別感がすごいですね。
さすが、日本を代表する企業です。
まとめ:社内ハッカソンの可能性
技術を使いこなす場でありつつも、業務のプレッシャーを離れ、純粋な「楽しさ」や「使いたさ」に焦点を当てたハッカソンは、社員のモチベーションを刺激する絶好の機会だったようです。
業務に浸透させるには、社内ハッカソンの開催は、一つの良い方法かもしれません。
社内ハッカソンの開催、ご希望があればお手伝いします!
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