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ヒヤリハット

私の個人的意見。あなたの上司や先輩と真逆なことを書く。

ヒヤリハットは、自分の感覚でヒヤリと感じたものを書くべきだ。人から言われたから書くものではない。書かなければいけない事案が起こったから書くものでもない。断れるものなら、断ってかまわない(それは無理かもしれないが)。
時間の無駄だ。私は時々スルーする。
人から言われて書くヒヤリハットは、あなたにとって何らプラスにならない。やらされ感のある仕事は良い成果を出さない。書かされたヒヤリハットは、チームに良い影響を与えない。むしろ逆だ。

利用者様の身体に傷を発見した時、落薬を発見した時、マニュアル通りにことが運んでいない時等、ヒヤリハットが要求されるかもしれないが、面倒くさいなら書かなくてもよい。

重大事故を防ぐために、ヒヤリハットは数が必要だと言われているが、それは本当にヒヤリとしたヒヤリハットの数だ。

目的と方法を履き違えてはいけない。義務的なヒヤリハットは、必ずチームのモチベーションを下げる。ヒヤリハットが面倒だから、〈ヒヤリとするべき事案〉がスルーされるようになる。重大事故を防ぐどころか、むしろ重大事故を招き寄せる。

問題意識を持たなくてよいと言っているのではない。問題意識は必要だ。重要なのは、あなたの主体性だ。

最後にひとつ。ヒヤリハットをサービス残業で書かせている事業所は、言語道断だ。そのような事業所があったとしたら、数年後には潰れているだろう。もしくは、新聞沙汰になるような重大事故を起こしているだろう。泥船からは一刻も早く逃げ出すことをお勧めする。

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