-Shotgun Wedding-
タイトルの意味は"できちゃった婚"
大事に育ててきた娘がクソみたいな男とそんなくっつき方したらショットガンの一つくらい突きつけてもバチは当たらない気もする。
事前に言っておきますが、この記事には見る人が見たらブチ切れるような内容や不愉快極まりない思想・言動が書かれています。
少しでもやばいと感じたら自らタブを閉じて頂きたい。
浮気
知人に書けと言われていたテーマ。
というのも俺ははちゃめちゃな浮気性で二股・三股を平気でかけたり、彼女の存在を消して女の子を口説いて、デートやセックスをしていた。
今思い出すと本当にどうかしていたとしか思えない。
懺悔は別の記事で十分にしたので、この記事では俺という主語を極限まで拡張して"男はなぜ浮気をするのか?"というクソ記事を書いてみようと思う。
男はなぜ浮気をするのか?
男、と言いつつ自分の話になるが、俺は思春期から社会人になるまで彼女の絶えない人生を送ってきた。
別に自慢でも何でもなく事実として書いている。そして長年の経験から"常に彼女がいる"という事実が恋愛以外のフィールドでも有利に働くことを経験則として知っている。
「あいつは○○だけど彼女いるからな…」みたいな会話は結構耳にすることも多いんじゃないだろうか。
彼女がいるというワードは"モテる"と言い換えてもいいかもしれない。
とにかく俺は、モテることにこだわり続ける人生を送ってきた。
親密でない対人関係において、手っ取り早く上下関係をはっきりさせるためのツールの一つとして、このモテるかどうかという目に見えない戦闘力は非常に便利だ。
「別に戦闘力を維持するだけなら、一人の彼女を大事にし続ければいいではないか?不特定多数の異性と遊ぶ理由にはやはりならないだろう」
という至極真っ当な意見もあると思うので、先に断わっておくと
俺は死ぬほど好きになった異性に尽くした結果、ゴミのように捨てられるという経験を2度経験しており、そこから異性を自分に引き付けておくためのクソみたいな二つの逆説的学びを得ている。以下に紹介したい。
クソ学び①愛は一人では多すぎる
ナンパブログとかモテ指南ブログ読んだりしている人には当たり前のマインドらしいです。
どういうことか。愛を注ぐ相手が一人だと注がれる愛が大きくなりすぎて逆に捨てられるということです。
相手との距離感が十分に縮まってない状態で、重すぎる愛を相手にぶつけると相手は引きます。
引いてしまった相手は不安を覚えて急に冷めたり、他の相手を探すために浮気することが多いです。
大切にすればするほどキモくなって捨てられるという納得できないことが起こる。
でも、女性の立場になってよく考えてみたら、1回目のデートでプロポーズされたり、バラの花束渡されたりしたら普通にドン引きして
「コイツ大丈夫か?相手ミスったかな?距離とっとこ」ってなると思うんですよね。(ちなみに俺はそこまでやばいことはやってない、そこまでは。)
このような"痛い"言動は「もう俺にはこの人しかいない!絶対手放したくない!」という強い不安と重すぎる一方通行の愛から生まれます。
痛い言動をしないためにも、好きな相手を常に複数用意して想いと不安を分散しましょうねって考え方を説明しているのが
"愛は一人では多すぎる"ということです。
だからって浮気の正当性とは全く関係がない(1回目)
俺は、手ひどく振られた恋愛以後、常に複数の女性を口説いてきたものの、最終的にメンヘラ化した女性陣から愛想を尽かされ、無の境地にいます。
クソ学び②モテるとモテる
何言ってんだ?小泉進次郎か?ってなった人もいるかと思いますが。あたおか鶴太郎にはなっていません。
モザイクをかけてなお伝わる薄っぺらさ
ここで言いたいのは、他の女性にモテているという事実が今目の前にいる女性にモテるためには必要ですよ、ということ。
例えば、新しい掃除機を買おうと思うじゃないですか。いきなりヤマダ電機に行って店員に話しかけられて、「掃除機探してて…」って言って、勧められた掃除機そのまま買いますか?買わないですよね。
ネットで記事見て、Amazonのレビュー読んで、自分の中であらかた目星をつけてからお店行きますよね。
恋愛もそれと一緒で、もし好きな女の子に好かれたいと考えたなら、少なくとも"自分には付き合うだけの価値がある"、"他の女性は自分を欲しいと思っている"というレビュー記事を増やす必要があると思うんです。
でも、こと恋愛に限ってはレビュー記事が1個も付いてない商品を女の子に売りに行く店員が続出するんですよ。
欲しいですか?☆が1個もついてないノーブランドの掃除機。買うことによるメリットが分からない、安くもないそんな掃除機。
俺が買う側なら少なくとも、他の購入者の意見を聞きたいし、いい物だから早く買わないと売り切れるって危機感を持たせてほしい。
俺はイケメンでもなければ、高学歴でもないし、一芸に秀でてるわけでもないけど、女の子にレビュー記事を書いてもらうことで少しでも自分の価値を高めたかったのでいろいろと努力をした。
この記事が今まで関係のあった女性の目に留まらないことをことを祈りつつ書きますが、君達と話す前から君達の趣味も好みも知っている。
恋愛において意外と重要なのは話が合うかどうか、そう考えていた僕は少なくとも相手のLINEの言動、SNSでの発言など全部調べつくして、趣味から好きな食べ物とかまで大体把握した状態で会ってきました。
あとはもう決まったスクリプト通りに相手に趣味の話を振って、俺にとって既知の事実である趣味の話を喋らせまくった後、
相手が俺のことを聞いてきたら驚嘆の表情とともに「俺もその○○めっちゃ推してるんだよね…」とか話して、さも趣味や好みがドン嵌りしてるかのように演出してきた。
出来すぎた偶然は誰かによって演出されている。
書いてて頭が痛くなってくる。ともかく相手に合わせて趣味や好みを捏造してきた。それが高評価レビューを書いてもらうための近道で他者と比較されずに選ばれるための方法だと思ったからだ。
余談になるが企業のマーケターが日々心血を注ぐブランディングとはまさに
「比較されずに選ばれる」ことを目指した活動になる。
情報が溢れかえった市場の中で、"安かろう良かろう"を求めるクソカスタマーに商品を買わせるためのファンマーケティング
そんな話を何かの記事で読んだ気もするが、とにかく俺はモテるためのセルフブランディングとして"サイコパス"あるいは"クズ"だけど"多趣味でなにかと話が合う"と評価されるような恋愛をしてきた。
俺は本当は地下アイドルとか別に興味ないし、生のトマトも好きじゃないが君たちのおかげでアイドルの知識は増えたし、生のトマトも頑張れば食べれるようになったよ。ありがとう。
煌めき☆アンフォレント、最高か?
たまに、考え方や世界観が俺と似ている女の子が出てきてめちゃくちゃ嬉しかったけど、レビュー記事を増やし続けたい俺は変わらず複数人との関係を続けてきた。
レビュー記事なんて表現使ってるけど、要は自分の薄っぺらい価値を再確認し続けるために複数の女性と恋愛をしていたということです。
だからって浮気の正当性とは全く関係がない(2回目)
学び②が長くなりすぎて、何を言いたいのか自分でもわからなくなった。
一人の女性を大事にすればいいという意見は尤もだが、俺は大事にした挙句捨てられるという経験を二度としたくなかったので
「別にお前がいなくても代わりなんていくらでもいる」「不満があるなら別の男見つければ?」みたいなことを平気で言うクソ恋愛をしてきたということ。
薄っぺらい自分に偽物の価値をつけるために沢山の嘘をついてきました。
なんで複数人と浮気するのかわからないとずっと言われ続けてきたけどこれが俺の恋愛スタイルだった。
だからって浮気の正当性とは全く関係がない(3回目)
相手を落とすための緻密な戦略を立てて、自分の価値を再確認するための恋愛シミュレーションゲーム。
他人の心情をパラメータに置き換えて「爆弾が爆発する前にそろそろ優しくしないとな…」なんてことを考えながら、LINEをしていた。正気の沙汰ではないと思う。
正気の沙汰ではない僕の脳内
正気を取り戻してしまったので今後は慎ましい恋愛をしていこうと考えている。
お互い嘘偽りなく、リスペクトできて、心を病んだりしないそんな普通の恋愛を目指して生きていこうと思います。
まだ浄化できていないカルマが無数にあるので、気が向いた時に連載という形で書いていこうと思います。