競艇を始めざるを得ない
職場の先輩がボートで元手5000円を2時間で100万に増やしたらしい。
は?????(マジ切れ)
は?????(マジ切れ)(2回目)
俺が手取り20万ちょいの端金で働く傍らで先輩は100万を稼いでいた現実。
秒速で億稼げればピザデブだろうと乳がでかくて美人の嫁と子が為せる世界
先輩は仕事の合間にトイレでウンコしながら俺の月収の5倍に匹敵する額を
稼ぎ、涼しい顔をしていたのである。
秒速で億とはいかなくとも秒速で100万は稼げるという現実を思い知らされた。
俺は先輩を批判したい訳でも、自分の誠実さをアピールしたいのでもない。
事実、非常に優秀な先輩で尊敬している。頭の回転が速く、話が面白くて世渡りに長けている。機嫌の乱高下が激しいのがとても怖いが、よくコンビニで奢ってくれて、的を射たアドバイスをいつもくれる先輩がギャンブルの才能も持っていたという事実。俺はただこのファクトに震え嫉妬していた。
いや、正直心の中に憤怒の炎が燃えていた。マジで。神は人間にいくつ才能を与えたら気が済むんだ。そう思った瞬間、俺は競艇に手を出していた。
noteでチャリンチャリンできる人種何喰って生きてんだよ
上述の出来事を目の当たりにした俺が取った行動はもちろん一つ。BOAT RACEの投票アプリを落とし、即5000円をぶち込んで後追い、財を成すことにした。
だってお金ほしいもん。先輩が高い知能を持っているとはいえ、ギャンブルだ。運さえよければ俺だって100万とはいかなくても10万くらいは秒で稼げるはず。
JDだった頃、戸田競艇場で適当に買った舟券で5000円分勝ったこともあるし、競馬と違って6艇しか走らないのだから、簡単なギャンブルに決まっている。俺にだってできるはず。
絶対に勝つというつよい意思
10万の負け。これは現実か?この10万円はコロナ禍で支給された給付金なのでダメージほぼなかったのがありがたい。
いや、嘘だわ。例の彼女への負債額はおよそ10万なのでギャンブルに手を出さなければ一括で返済できたのだから、むちゃくちゃダメージでかかった。
余談だが、前3つの記事と明らかに文体が違うのは、この記事が5月に書かれたものだからだ。
本格的に心を病む前に書かれた貴重な文章なので、是非堪能して頂きたい。
執筆から、投稿まで半年近くかかっている理由は単純で、全く勝てなくなったから。
競艇を始めた頃は、一日の収支はデイリーで+¥2,000くらいの成績だったものが気づいたらデイリー-¥5,000ぐらいの成績でとにかく負けまくった。
地獄のような日々を過ごして、ようやくプラスに転じることが出来たので、記事公開に踏み切ることになった次第である。
正直、競艇は勝敗に関わる要素が多すぎて、あらゆる要素を検討し出すと一生舟券が買えないし、万舟なんて狙い出すと勝てなくて全然楽しくないので
初心の自分に舟券を買う楽しさを教えるならコレ、というポイントだけ書こうと思う。
■最低限知るべきこと
①競艇は1コースが圧倒的に有利
②1コースが更に有利な場が存在する
③選手毎に得意なコースがある
④重要なのは平均ST・モーター・連対率
①競艇は1コースが圧倒的に有利(全国イン逃げ平均55%)
競艇を少しでも齧ったことある人で「何当たり前のこと言っとんねん!」って思った方いらっしゃると思いますが、本当にコレ理解してますか?
「2コースにA2いるし、1コースB1だから2頭で買っちゃお」とかやってませんか?
僕も頭では分かってるんですけど、いざ舟券を買おうとするとこのルール結構忘れて、痛い目を見るんですよね。
舟券は1頭で買いましょう。当然そんなレースは配当も低いんですが、硬いレースでコツコツ貯めた種銭で万舟を狙いに行く姿勢が大事ですし、1が頭取れなそうなレースは見でいいと思います。
②1コースが更に有利な場が存在する
これも有名な話ですよね。ボートレース場にはその作りや土地柄による天候の差や、水質の差などけっこう違いがあって、その違いによってイン逃げ率が更に高くなったり、低くなったりする場があるということです。
で、そのイン有利の場は芦屋 ・大村・常滑・津の4場と言われています。このどれかで1頭の舟券を買いましょう。
③選手毎に得意なコースがある
選手によっては得意な進入コースがあってイン逃げが得意な選手もいればアウト屋と呼ばれるようなアウトコース専門の選手もいます。
得意コースからのスタートかどうか?は競艇日和とかで簡単に調べられるので事前にチェックしましょう。
④重要なのは平均ST・モーター・連対率
競艇って、正直言って勝敗に絡んでくる要素が多すぎて全てを吟味しだすともう何買ったらいいのか分からないんですよね。(風向、水質、隠れF持ち、モーターの回り足etc…)
いろいろ試行錯誤したんですが、僕が有意だなと感じた指標は上にあげた三つです。
順番に説明すると
・平均ST
→STというのはスタートタイムのことで、その選手がどれだけ早くスタートを切れるかを見る指標です。
平均的なSTは0.17でこれを基準に遅い、早いの判断をすることになります。
なので1号艇のSTが0.17よりも遅い、あるいは他にSTの早い選手が揃ってるときはそのレースは見たほうがいいです。
・モーター
→その名の通りモーターの性能。これも当たり前の知識にはなりますが、各場で選手に支給されるモーターにも性能差が存在し、性能のいいモーターをひいた選手の舟券を買いたいですよねって話です。
大体2連率30%が平均でこれより上ならいいモーター、40%超えてたらエースモーターというイメージです。
モーターは1年を通して同じものを使うので、まずはモーターの特徴を抑えましょう。
・連対率
→これはその選手が今までのレースでどれだけ2着以内に入ってるか?を表した数値です。
当然高いほど2着以内に入ってくる実力のある選手ということになるのでこれもチェックするべきです。
欲を言えば競艇日和やBOAT RACE公式HPで見れるコース別の連対率もチェックして1号艇のイン逃げ率を確認したいところ。
長くなりましたが、要はスタートが早くて、モーターの性能が標準以上で、連対率の高い選手がインにいるレースを選んで買ってね、ということが言いたかった。
でも、ここまでのポイントだとぶっちゃけ1号艇頭でしか買え以外の話してないですよね。
2着、3着分かんないから結局買えねーよってなると思います。
先に3着の買い方を教えます。3着は流してください。全です全。
というのも競艇は展開予想ってのをやって、着順を予想するのですがぶっちゃけ3着ってほんとに読めないんですよね。
絶対来ないだろって思ってたB2で勝率2点台の選手が6コースから3位入賞して万舟。
そこの舟券だけ持ってねぇよみたいな経験ありませんか?
僕は何回もやってます。あと100円出して取れる万舟はあと100円出して取りましょう。(進次郎構文)
そして最後の2着予想ですがこれは展開予想をしないといけませんね。
展開予想というのは「○○選手がこう攻めたら、××選手はこう攻める…」という詰将棋的な考え方です。
これを予想するのが競艇の難しい所で、同時に醍醐味かなぁと思います。
思うんですが、
実はこれも決まったパターンがあります。いわゆるスジ舟券ってやつです。
例外も多々起こりますが、イン逃げのときは大体このスジで買っておけば取れるかなって感じはします。やはりイン逃げ鉄板のレースを選ぶのは重要。
有名なYoutube動画と、僕もスマホの待ち受けにしてる便利な画像があるので置いておきます。
スジの当てはめ方ですがインが逃げるとき、2着がどう決まるかを決めるのはスタートタイミングでほぼ間違いないです。
「2号艇が凹んだから3コースがまくり差しにいって、さらに4号艇がまくりに行った」みたいな言い方をするんですが、
要は出遅れた艇があると空いた隙間を狙いにいく選択肢が生まれるのでその後の展開が予想できるということです。
複雑に思えるかもしれませんがやることは簡単で、平均STを見て、スタートは揃うか?出遅れるとしたら誰か?を予想してスジに当てはめるだけです。
それで2着を決めましょう。(ちゃんとやるなら展示を見て、スタートスリットも見るべきですが。)
ここまで出来たらもう舟券は買えるので、興味あったら買ってみてください。
オススメはシード番組と呼ばれる、○○あさイチみたいなレース名が付いてるレースです。(あさイチって付く場1つしかなかったような気もする…)
こういうレースは大抵1コースにA帯の選手が配置されてます。(まぁここが飛ぶと大変なことになるんですが…)
ぶっちゃけ、朝のレースは1-2=3と1-3=4を買えば大体取れるところようなところあるので
競艇やったことないよ!って人は1度買ってみてください。
穴の狙い方とかは後の世で書こうと思っています。