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瀬戸内海は水平線が見えません。

タイトルにあるように、瀬戸内は水平線が見えません。四国に行くと見えるかもしれませんが。

瀬戸内海は無人島も含めると、島が700以上あると言われています。そのため、展望の景色は島に囲まれるているため水平線が見えません。ここ大崎下島に移住してきて、島に囲まれている景色はとても新鮮でした。そして、波もとても穏やかです。

朝方に多いイメージですが、風が穏やかな時は波が一切立たずに凪の状態はとても幻想的です。写真を見る限りでは海とは思えないですよね。
しかし、海なんです!!
毎回、見れるわけではないので見られたときは、とてもハッピーな気持ちになります。

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この写真も、しっかり海の写真です。この1年間で見た景色の中でもトップ3に入るお気に入りの写真です。

島に移住して1年以上経過しますが、同じ場所の景色でも日々違うため飽きがきません。天気が良い日はほぼ毎朝、自転車で島を1周しています。大体1周20Km程度ですので、自転車で回ると1時間弱です。

朝起きて、体を起こすには自分としては調度良い運動量です。
運動後にシャワーを浴びて、コーヒーを飲むのが朝のルーティンです。

移住する前は、出勤するギリギリまで布団に寝ており「仕事に行きたくねぇなぁ。」と憂鬱な朝を迎えていました。早起きして、何かをするなんて考えられなかったです。

島に移住してからは、夜は本当に静かで虫の声や蛙の声が響いています。
日中は鳥の声が鳴り響いており、リモートで都市部の方と話すと「鳥の声が癒される。」と言われます。

普段、生活していると日常の音として認識するため、あまり意識しないとわからなくなりましたが、耳を傾けると癒されます。身近に癒されるものがあふれており、嫌なことやイラっとすることがあってもすぐにリセットができます。

田舎の人の温かさは、こういった環境から生まれてくるのではないかと思います。

私の職業は看護師です。都市部では医療崩壊が起きており、ただでさえストレスフルな職業なのに、現在は拍車がかかっています。
コロナ禍では離職率が増加しています。
当たり前です。

私自身も、陽性者が増加傾向にある昨年の3月末に退職し移住しました。一緒に働き戦ってきた同期を残して移住するのは、若干の罪悪感はありましたが、島では島の医療課題があります。

働く環境はとても大切です。
人を幸せにするには、まずは自分が幸せにならなければなりません。
コップに注ぐ水と一緒です。

自分のコップをいっぱいにし、水が溢れ出たときに初めて、相手にわけることができます。
まずは、自分の心を幸せに満たしてあげることが必要なのです。

私もまだまだいっぱいとは言えませんが、移住してきてからは間違いなく満ちてきています。

移住に対して、不安を抱えている方もいらっしゃると思いますが、思い切りも必要です。人間は環境に適応していきます。

もしも、今の生活に満足ができない、不満がある方の1番簡単な解決方法は環境を変えることです。

現在はオンラインで世界中につながる時代です。
SNSなどを活用して、色んな世界を覗いてみてください!
面白い人はたくさんいます。

それではまた次回。


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