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島の看護記録vol.37

本日は晴天でした。しかも気温が上がり27度まで上昇しました。昨日はもうずぐ夏と言いましたが、もう夏ですね。私は夏が1番好きです。もうすでに日に焼けていますが、これからもっと焼けていくと思います。

GWは明日で一応終わりですか?私は今日も仕事です。休みを満喫していますでしょうか?コロナウイルスの影響でできてはいないと思いますが。

島で生活していて気づいたのですが、明らかに若い人たちが増えています。JAにも知らない顔の人がたくさんいます。たぶん帰省してきているのだと思います。あんまり言いたくはないですがそれはやってはいけないことだと思います。この島は高齢化率65%の高齢者しかいない島です。もし帰省者に感染者がいたらとんでもないことになります。外出できなくてつらいのはわかりますが、帰省したせいでご両親を亡くしてしまう危険性があることは自覚してほしいと思います。

大変な時期だとは思いますが、そこはこらえてほしいと思います。感染者は数字的には下がっているかもしれませんが、PCR検査が追い付いていないだけの可能性は十分あると思います。肺炎は日本の死因第4位です。悪性腫瘍、心疾患、脳血管障害に次いで肺炎が死亡率が高いのです。抗生剤があってもこの結果なので現段階では決定的な抗ウイルス薬がない状態で罹患すると危険です。コロナウイルスに感染して死亡する数は日本はとても多いです。それはもちろん高齢化社会が影響しているものと言えます。それを踏まえて島のような人口の半数以上が高齢者の地域で罹患した場合どうなるかは容易に想像がつくと思います。

そういう意識を持った行動をしてほしいと、島の看護師は思います。偉そうなことは言えませんが自粛はしてほしいです。この島の方たちはとても温かく顔見知りになっています。なので残念な知らせは聞きたくありません。やっと私たちの活動も少しずつ認知されてきており理解されてきています。挨拶もよくかわすようになりました。そんな地域の方たちから感染者がでると本当に悲しい気持ちになりますし、私たちもやりきれません。

子供たちも感染させてしまったかもと思いながら生活するのはきついと思います。帰省はコロナウイルスが終息してからでもできます。GWが終わっても連休はまだあります。ソーシャルディスタンスを守ってください。3密を避けてください。一人一人の行動がコロナウイルスの終息を早めます。

ながながと説教じみたことを書きましたが、これは事実です。都市部がダメだから地方に行こうというのは危険すぎます。私もこの島に来たときは1っか月隔離状態でした。それはもちろん看護師だからというのもあります。しかし、今回の感染症はそこまでしなければなりません。

全員でこの世界的危機を乗り越えましょう。

それでは今日はこの辺で。

また明日。

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