【桃パフェ】今日も今日とてパフェ日和【IWAI】
子どもが生まれて、早一ヶ月。
長かったような、早かったような。
一ヶ月検診も無事終わり、よく生きてくれたという子への感謝と俺たちワンチームで頑張ったよなとともに労いたいとき、ぴったりの食べ物がある。
そう。パフェである。
パフェとは食べ始まりと食べ終わりがある。
つまりパフェとは生まれ死ぬゆく人生の縮図だ。
パフェこそ人生を祝うのにふさわしい食べ物なのだ。
前回のパフェ記事はこちら↓
今回は桃だ。
桃といえば桃太郎。
日本人のほとんどが、たった5文字のオノマトペで桃が川からながれてくる様子を想像することができる。それほどまでに日本に染み込んでいる桃
そして諸説あるが最近の桃太郎は桃から生まれる。
生まれたての子どもを育て始めた我々にぴったりのパフェではないか。
これはなんとしてでも行くしかない。二人で。
桃はパフェとしては定番である。
ちょうどフラペチーノも桃をやっていたし、
以前ASAKO IWAYANAGIで食べたパフェも桃だった。
安価なものから高級なものまでよくテーマに使われる桃。
そこからどう特徴を出すのかは見ものだし、食す側は定番のあの桃をどうしても求めてしまうので、変なことはしてほしくないという気持ちもある。
果たしてIWAIのたどりついた答えは。。。
結婚式場がパフェをやる
結婚式から人材紹介業まで、一貫して人と人のつながりを大切にしているCRAZYは今年で12周年。
12周年のイベントでは「CRAZYVIEW.」というテーマで行い、
視点を変えたり、他の人の視点から見るだけで人生は絶景になる。
そしてそれをみんなで味わうようなイベントを行っていたようだ。
(子育てで行けていない。。。)
結婚式を問わず人生の節目をお祝いできる場所であるIWAIでは、頑張っている私達にご褒美パフェで祝わせてくれる。
しかもパフェに合わせてペアリングしたモクテルかコーヒーが飲める。
2名1組で申し込む必要があり、誰かとお疲れ様をシェアできるところがIWAIらしい。
(ボリュームあるのでお腹を空かせていってね)
まずは対戦相手をしりたかったけど
そんな時間はとれなかった。しょうがないね。
ぶっつけ本番のパフェもたまには悪くないだろう。
予備知識なしで挑んだので、この記事でも詳細には触れない
当日を迎える
いつもの三箇条も全然守れなかった。しゅん。
お腹を空かせるべし
パフェ当日、子どもの一ヶ月検診もあり遅めでないと参加できない。
いつもの予約戦争にも参加できず、一番遅いところが17時だった。
しかも当日あまりの暑さに15時ぐらいにアイスを食べてしまう失態。
奥さんの体調も産後で万全ではないため、車で向かう。当然お腹は空かない。
パフェにリスペクトを込めた衣装を選ぶべし
私のクローゼットの前はベビーベットが占拠されており、仕事もリモートにさせてもらっているため、3種類くらいの服を使い回している日常。さすがに服くらいは桃になりたいと、バタバタコーデ。
入口の前で植木鉢とポーズをとるのがルーティンなのに、それも撮り逃す。
パフェが出るまでの間、全力でパフェのことを考えるべし
あまり集中できていない自分がいた。。。。
久しぶりに子どものことが頭の全てを覆っていないつかのまの安息を享受したといった感じだった。
そんなボロボロな私にもパフェは平等である。ついにご開帳・・・!
私の攻め方
前回に引き続き、今回もボーリング調査方式を採用している。
つまりパフェにおいても、地盤を崩さないように穴を掘って、どういった地層になっているのか味のサンプルを採取し、どの味をどの程度混ぜて食べ進めていくか、あたりをつけていく。
このとき、自分から見て奥側に穴を掘るようすると、
手前側のビジュアルをギリギリまでキレイに見れるのでおすすめです。
食レポ
上層はいろいろな味や食感の具材が乗っているので、すぐに食べるのではなく、食休め的に食べると予想し、中層にうつる。
中層で驚くのは、桃だと思って食べたピンク色のゼリーに香るローズ。そうか、桃ってバラ科だ!!!
バラももものうちってことか!なんという多様性!
その後はミルクバニラアイスや白桃のマリネがメインの王道桃パフェを楽しまさせてくれ、ボーリング調査は下層のホワイトチョコディスクに辿り着く。
おかしい。少し物足りないぞ。たくさんの具材のどれとどれを取り合わせても最高にうまい、IWAIのパフェらしくないまったり感がある。
そこで皿に置いた上層を見る。確信した。これ能動的なパフェだ。
パフェとは本来上から下に食べるその順序がある。
スプーンの救いかたに多少の工夫はできるものの、ある程度シェフによって決められた、受動的な食べ方をせざるをえない。
しかしこれは違う。
上層の具材を自分の気分に合わせて、能動的に組み合わせて中層と食べることができるのだ。
さながらスープカレーのような。バーニャカウダのような。
王道で食べたい人はそのまま。新しい味に挑戦したい場合は、思い思いの食べ合わせができる。しかも味変にソースまでつけてくれている。その様子は、さながら鍋である。
桃パフェの王道感を担保しながら、変化が欲しい人向けにも準備してくれていたのだ!夢中になって味のバリエーションを試していると気づけば中層はほとんどなくなっていた。
そのまや下層を開くとそこには予想外にもすももが。
バラもすもももももももものうちということですか。
爽やかな香りが口いっぱいに広がり、「この1ヶ月、おつかれさま」と〆ることができた。
うまかった!
一生懸命都合をつけて、パフェを食べにこれてよかった。この時間は今までの私たちに、そしてこれからの私たちに必要な時間だった。
このパフェには人生の教訓がある。
能動的に行動することで、見える景色があるということだ。
自分で多様な具材から選び、食べ進めるからこそ、偶発的に生まれる味の景色がある。しかもそれは人の数だけある。きっとそれがCRAZYVIEW.ということなんだ。
そしてそれはきっと子育ても同じなんだ。
完璧な人生のレールなんて無い。それより何をしたいのか、その具材が組み合わさってその人らしさが作り出されていく。
親はそのお手伝いをするぐらいしかできないし、
それができれば親として十分なんだと思う。
ありがとうパフェ。これからも頑張るよ。