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【無料note】50歳からの生き方
●変化に対応する
進化論で有名なダーウィンは「唯一生き残ることができるのは、強い者でも賢い者でもなく、変化できる者である」との言葉を残したとされていますが、いつの時代も生き残るのは、変化に対応できた者です。
例えば、わたしたちが新卒で就職した時代とは会社と社員の関係も大きく変わっています。
1つの会社で勤め上げ、十分な退職金を受け取り、年金と合わせてリタイア後を生きていくというモデルが通用したのは団塊の世代まで。
法改正もあり、企業は65歳まで働ける環境を用意するようになっていますが、実態は50代での役職定年、60歳からの雇用延長によって給料がどんどん減っていく仕組みになっています。
一方で退職金制度そのものを持たない企業も増えており、年金制度についても当てにできない時代になってきました。
しかし、こうした変化を嘆いても仕方ありません。
環境は変化します。
変わっていくならば、自分で考え、動いて、対応することです。
人間関係で言えば、若い人たちと積極的に付き合い、素直に学び、新しいやり方、考え方、未体験の物事にチャレンジしてみましょう。
若い世代はいつもその時代の環境の変化に合わせた生き方、行動スタイルを身に付けています。
今の50代がかつて新人類と呼ばれたように、いつの時代も上の世代は若者をカテゴライズし、区別して、安心しようとします。
しかし、時代の空気を知りたければ、年配者ではなく若者と付き合うべきです。
自分たちと違うといって敬遠していても何も始まりません。
ダーウィンではありませんが、そういう人は、やがて淘汰されていくことになるのです。
ソフトバンクグループの創業者である孫正義氏も、次のように言っています。
「日本の悪い癖は、自分たちがわかる過去の世界のことを本業と呼ぶ。本業からはみ出すやつは危険なやつだと、邪道だと、すぐに言いたがって、いかがわしい目で見るわけです。新しい文化というのは常にいかがわしいところから生まれる。ビートルズだって、当時、僕らが子どもだったころは、いかがわしいと。あんなのを聴いたら不良になると言われたわけですよ。でも今では音楽の教科書にも出てくるでしょう」
新しい時代は若い人たちが作ります。
時代の変化に柔軟に対応していくためにも、50代からは意識して若い人たちと付き合っていくことが大切です。
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