虹色のチョーク
24時間テレビで放送された虹色のチョーク
基となった日本理化学工業さん
会長さんに最後にお会いした時におっしゃられていたのは「皆働社会の実現に向けて」
日本国憲法第13条には『すべての国民の幸福追求を最大限に尊重する』とあり、さらに第27条で『すべての国民は勤労の権利と義務を負う』とある以上、重度障がい者だから福祉施設で一生面倒を見てもらえば いいというのは許されません。つまり、『共生社会』ではなく『皆働社会』なのです。そこで、福祉施設改革による『皆働社会』の実現を経営理念の一つにしました。
事務所近くの二子新地の商店街にて、子供が自由に落書きが出来る→それは表現する事であり、自由な発想ができる教育を。そして落書きしてもちゃんと消える日本理科学のチョークを使うことで誰にも迷惑かけずに出来ると。そのヒントに三歳までの教育、感性を磨くことがとても重要。三歳までに色々な事を感じさせ、共感脳を作り上げる
人間の究極の幸せ
働くことによって愛以外の3つの幸せは得られるのだ。私はその愛までも得られると思う(大山会長)
取り上げられるのを見るとどうしてもいい所、輝いているところだけフォーカスされがちですが、その裏には会社として利益を出して、尚且つ働き甲斐が障害者の方が持てるという所に行きつくまで上の立場にある方の相当な苦労と努力があったと思います。
一般的に考えれば、黒板からホワイトボード、ペンタブレットに移行されつつあり斜陽産業に位置づけられるかもしれませんが
そんな中でも人にフォーカスを当てて、そして障害者の方を補助金、助成金ありきの仕事ではなく本業で利益を出しながら斜陽産業でも創意工夫で仕事が出来る幅を広げる事が出来る!そんな素晴らしい会社さんであり、人をベースに活躍する場所と役割があれば多少ハンデがあっても大丈夫!という事例を見させて頂いた気がします。