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船員のC1Dビザの話

久しぶりにパスポートの更新をしました。10年前に更新した10年パスポートを2016年に本籍変更のため申請に来て以来なので、4年ぶりにきました。
コロナの影響でしょうが、ガラガラのガラでした。一瞬で申請完了です。とても丁寧でわかりやすく簡潔な案内で気持ちが良かったです。

そんなことをしていたら、豪華客船のクルーになる時にアメリカ大使館で船員のビザを申請したことを思い出しましたね。

船に乗る時、降りる時はC1Dビザという、CAや船員が使うビザをパスポートに貼って出入国するわけですが、アメリカ大使館に申請して取りに行きました。申請そのものは簡単で、確か会社からの書類とその他の必要書類を提出して簡単な面接みたいなのをしたと思います。あんまり苦労しなかったと思います。多分必要書類があれば誰でも取れるのでしょう。

その時の記憶というと、申請の際に並んでいた前の人が豪華客船「飛鳥Ⅱ」のクルーズディレクター的な人だったということです。

クルーズディレクターというのは船の上のエンタメ全般の責任者のような役割の人です。船内のアナウンスをしたり、船内で行われるあらゆるエンタメイベントの責任者で、船内の階級も上から3番目?くらいの地位の人です。

申請した当時はそんな職業を知らなかったので、日本人で他にも船で働いてる人っているんだなぁ。と思ったのを覚えています。

よく、「パスポートのページいろんな国のハンコであるれてるんでしょ?」と聞かれました、当時は。現実は最初の船に乗る時の入国と帰る時の出国の2回だけハンコをもらい、後は船員IDみたいなカードを持ち歩けば寄港地での船の乗り降りは可能です。だからパスポートのページも大してハンコありません。

それでも豪華客船の勤務で50近い国と地域に訪れました、本当にいい経験をしたと思ってます。

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