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大人食堂が教えてくれた事

2020年、明けましたね。
どんな1年に「なるか」ではなく「するか」、私は行動を起こし続ける1年にします。
皆さんはどんな1年にしますか?

「勇気と行動で環境は変えられる」
去年私がYouTube動画で話していましたね。本年はさらに「継続」という言葉を付け加えます。

さて、私達が所属する総合サポートユニオンでは、年末年始で「大人食堂」という活動を行いました。
内容は下記にリンクを貼っておきますので、興味のある方は是非一度見てみてください。
いわゆるホームレスと呼ばれる方々を主な対象に、食事を提供しつつ、可能であればお話を聞かせていただく機会を設けました。
私は東日本大震災で約2年の現地活動があり、ボランティアは「施し」ではなく、自分自身が学ぶ貴重な機会であり「ありがたい事」と捉えています。
なぜなら、心にあるものは隠していても、接した相手にはダイレクトに伝わってしまう事を経験したからです。
逆も然りです。

今回は12/31、1/4の2日間開催し、102名のホームレスの方々が来られました。
20代から70代まで、特に若い方が多くみられました。

それぞれの方に寄り添い、現在に至った経緯、身体や心の悩み、誰にも話せず、ただ1人孤独に路上で生きる道を歩まざるを得なくなった理由、中には人と話すことが久しぶりだという方もおられました。
ここでは全てを話すことは不可能ですので、後日blog等で発信します。

ここで、皆さんに共有したい部分は「貧困は労働問題である」ということです。
「先月まで仕事があったが、急にクビになった」
「仕事で怪我をしてしまい、親会社に迷惑がかかるからと労災を隠され、それで仕事を休めばクビにすると言われた、最後は身体を起こすこともできなかった」
「寮付きの仕事で働いていた、給料の支払いをちゃんとしてくれない、イジメや嫌がらせに耐えられなかった」

労働問題が起き、労使関係が歪んでいる環境では、労働者は弱者や奴隷の扱いを受けます。
私が会社に意見を言った結果、クビになったのも同じです。
私は貯金があり、まだ頼れる家族があり、資格もあり、どんな所でもやっていけるぞというポジティブ思考があるから、乗り越えられます。
しかし結果が違えど、私も生活保護を受けたり、最悪ホームレスになってもおかしくない状況だったと言うことです。
貧困は労働問題が起因しています。

ネットでは現在「貧困女性」というキーワードがバズっています。
パワハラ・セクハラによる退職、相談できなくて泣き寝入り、奨学金の返済、しかし時給の安いバイトばかり、結果は風俗・キャバクラ・パパ活、そして性犯罪に巻き込まれる。
女性は弱いです。
まだまだ弱いんです。

そして同じくらい男性も弱いです。
男は身体を壊したら、終わりです。
頭脳で、経験で現在の月収を稼げる方がどれ程いるか、自分はどうか。
今の仕事にすがり、生きていくしかない。
どんな過酷な環境でも、仕事があり、安くてもお給料が貰えてるだけでありがたい。
それはトラブルを起こしたら終わりだという恐怖が、すぐ隣にあるということでしょう。
それが正義でしょうか、それが正しい事でしょうか。
答えは他にないのか、私はそれを探し、見つけようと立ち上がりました。
このままでは大切な人を、家族を、手の届く範囲の大切な仲間すら守れない。

怖いですよ、1人なら。
実際怖かったし、諦めかけました。
だから今回共に立ち上がってくれた仲間を、私は誰一人見捨てない、どんな結果でも。
私は誰でも稼げる環境をつくる為に、今はプログラミングを学び、バンコクに会社を持つ増田社長とお会いし、PC1つで誰でもまずは現在の月収を稼ぐという副業レベルのビジネスを模索しています。

勇気と行動で環境は変えられます。
変えようとしないと、未来は現在の延長で、下降していくだけです。
なぜなは日本経済オリンピック以降、大きく下降する、不況という「100%確実な未来」が来るからです。
自分のグラフを右肩上がり、もしくは平行線にするには、何かをしなくてはいけません。
立ち止まっては、それは停止ではなく、置いていかれている、後退しているということを知ってください。
周りの環境は常に変化して進んでいます。
時代や技術は常に進歩・進化しています。
自分が変化・進化しなければ、令和になった現在を昭和で生き抜くことはとても難しく、かなりの制限を受けることでしょう。

長くなりましたが、私達は現在の労働問題を解決しない限り、ホームレスという可能性が浮上します。
仕事を失い、生活保護申請をしても、生活保護受給者を対象にした「貧困ビジネス」により、結果ホームレスが増えるという現状があります。
現実かなり酷いものです。

今の労働環境を改善し、労使対等・労働者が物言える環境という当たり前の環境にすることは、怖いことではなく、むしろ安心した未来を享受できるものです。
それを理屈で理解するには、また時間が必要でしょう、だからこその労働基準監督署の是正勧告です。
行政処分は重く、世間は見逃しません。
記者会見もします。
私達が過酷な環境で、身体や心を壊す環境で、低賃金・超長時間労働で必死に働いた結果、会社だけが潤う現実をしっかりと是正しなければ、誰も何も守れません。

1/7は説明会です、羽田組は宮原さんが声掛けをしてくださっています。
ヒーローです、本当に。
まだ時間はあります、どんな事でもここで共有し、必ず成功させましょう。
頑張ろう、みんなで!

【メディア掲載】
1月4日の大人食堂についての報道です。

「財布には100円もなかった」ウリ専で食いつなぎ、通院もできなくなったバーテンの男性が初めて頼れた「大人食堂」
https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/otonashokudou-2?utm_source=dynamic&utm_campaign=bfsharetwitter

所持金40円の大みそか ここがなければゴミ食べていた:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/ASN143RD1N14UTIL00N.html

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