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生きている実感をつかむ

 幸福の基準は人それぞれ。これを食べたら幸せ、これを持っていたら幸せ、これができたら幸せ、といったステレオタイプの幸福はありません。メディアが盛んに紹介する”絵に描いたような幸福”は、どれもお金とモノ頼み。単なる幻想です。
 <省略>
 幸福に対して敏感になるためには、朝晩のひとときがとても大切です。朝目覚めたら、「今日も新たな1日を過ごせる。幸せだなぁ」と思う。ちょっと庭に出て深呼吸をしたり、近所を散歩したりして、昨日とは違う景色を眺めて。「幸せだなぁ」と思う。また夜は、寝る前に「今日も1日を終えられた。幸せだなぁ」と思う。
 そういった時間を持てば、それだけで”幸福体質”が磨かれます。

枡野俊明「小さな悟り」p209 三笠書房

幸運体質づくりしてなかった

幸運体質づくりは単純なことかもしれない
だから、難しいのかもしれない

僕はのんびりしてるように見られるのに(*゚▽゚*)
気持ちは忙しく時間を過ごすことが多かった

気分転換しようといろんなことをやってみた
いい効果はあったと思うし趣味も増えた

でも

のんびり過ごしているようでいて
時間に追われていたかもしれない

不運体質、不健康体質づくりやってませんか?

テレビ、ネットサービス、SNS、アプリ、ゲーム
いろんなもので時間を埋める人が増えている

不運体質かつ不健康体質づくりしてるのでは?
自分でもそう思うことが増えていた

やるべき事を一生懸命やるけれど
気軽な気分転換のつもりで活用していた
世の中には中毒性のある仕掛けで溢れている
そして、ついつい・・

目が乾燥するし疲れる
首や肩も凝りやすくなる
ぽっこりお腹になって体重も増えてくる
寝る時間が遅くなっていく
気を紛らわす時間になっているようで
疲れやすい体づくりを繰り返していただけかもしれない


体調崩したのはいい機会になった

目標に向け頑張りたい、稼ぎたい、役に立ちたい
いろんな時期があっていいけれど
失敗だったな・・上手くいかないな・・そんなこともある
それでいいし、それがいい
経験を教訓に考え直してみることが成長になる

上手くいくのが当たり前?
健康が当たり前?
楽しいのが当たり前?
当たり前って慣れると欲は強くなりませんか?

物で埋めようとしたり
評価を気にしたり
気持ちを何かでどうにか満たそうとしてませんか?

体調を崩して思ったのは
自分の体が自分の意思でコントロールできなくなるんだ
コーピングをうまくやってるつもりでもダメなんだ
根本的に考え方も見直さないとダメなんだな・・

有難さを感じること

健康であることは有難いこと
なんでもない日常が有難いこと

ストレッチやヨガをしてみたり
瞑想してみたり
自分の呼吸を感じてみると
自分の体と心と思考を大事にすることを思う
むしろ何もしていない静かな時間が
穏やかに生きていることについて感じれる
旅立つ人が身近に多く経験するほど
限りある人生を思う
限りある全てを思う

自分との静かで穏やかな時間をつくる
道具も何も必要ない単純なこと
幸運体質づくりは有難いことかもしれない


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