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「ミウラヒロシマ」が良かった話

2023年8月26日(土)15時ころ
中目黒から歩いて恵比寿のALへ

書道教室の10周年記念イベントで同じ撮影担当としてご挨拶して以来
同じ撮影担当?なんて“天と地下”の違いがあるので恐縮ですが(*゚▽゚*)
変わらず気さくなおじさんって感じ(*^ω^*)
当然ですが誰もが知る大物芸能人の祝い花がいくつもあると・・
このおじさん・・やっぱすごい巨匠なんだ・・と改めて尊敬Σ('◉⌓◉’)

展示写真や過去の写真集には、被爆地の現在の日常が写っている
地元の人の姿や表情、海外から来た人の姿

悲惨な地獄だった場所で笑顔や生きる力を感じる変化もあるけれど
忘れてはいけないという願いも感じる

過去の写真集を全部じっくり眺めていると
同じテーブルに貴重な資料をまとめている本があった
当時の貴重な記録が・・アメリカの原爆投下の候補地とその理由
横浜も候補地ランクAとなっていた
原爆投下より前に撮影された小学校の笑顔の集合写真から目が離れなかった

「リアルに経験した人は近い将来一人もいなくなる」
「撮影にヒロシマ行ったら海外の欧米人が多かった」
「語り部はできないから、写真家で良かった」
「写真なら適当にチョチョっと撮るだけ、いろんな担当してくれるチームがいるから形になるんだよ」
なんて笑って話すけれど
被爆二世としての熱い思いを感じた
広島や長崎のことを学ぶ機会があって今借りている本を見てもらうと
「これ持ってるよ」さすが!
「この絵のやつは凄いよね」うん!本当にすごいと思う!
「お勧めの本はね、これ、良かったよ、取材に基づく内容も良かった」
「ここに置いてても手に取って見てくれる人は誰もいないのが残念」
そう言って教えてくれたのが堀川惠子さんの「暁の宇品」

絶えず来客がいて対応して「声もダメだ」と言いながら
2時間ほどいたうちの30〜40分ほどは話をしてくれていたのかな・・
もっと長かったかもしれない・・
僕の地元の知覧特攻平和会館の話とか真面目な話もしたし
書道教室の甘雨先生の話もしたし
とてもとても有難い時間でした
名刺をいただいたので、僕も作ったばかりの名刺で改めてご挨拶して
帰り道に書店で探したけれど見つからなくて
「暁の宇品」はAmazonで購入した

本物の人が伝えるのは「本質」なんだな
三浦憲治はかっこいい


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