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受け入れるしかないことへの向き合い方について

避けられないことがある。
避けたいと思っても、思うようにいかないこともある。
けれど、今関係ないことは、真剣に考えられない。

人生の中で、受け入れるしかない出来事をいくつも経験する。
最近も悲しいことが続いて、「望まないけど、受け入れるしかないことと向き合う」ことについて、少し思ったことを書き残してみる。

ひとりひとり違う

僕は、姉と2人姉弟で両親と4人。家族が多いわけではないけれど、親族はとても多かった。そして、高校時代の部活の監督や仲間、同級生、友人、ご近所さんなど多くの方にたくさんお世話になり助けられた。社会人になってからも、仕事を通じてお世話になった先輩や同僚、後輩、関わらせていただいた多くの方々にも、非常にたくさんお世話になり、多くの方の人生に関わらせていただく経験をさせてもらったと思う。

支援者、専門職という経験は、組織や支援のルールの範囲で、様々な理論など知識や技術や経験を活かして、「支援」として関わっていく。これは助けになるし、必要なことではあるけれど、一人一人の気持ちを汲んで寄り添うことには限界はある。

喜怒哀楽、幸せもあれば、悩み、苦しみもあり、逃れられないことに向き合うことが、どんなことなのか。一人一人違うからこそ、わからないものです。

今、必要ないことには目が向かない。
今、関係ないことは、真剣に考えられない。
そんなものだなと、自分自身思う。

向き合い方は教えてもらっていた!

「誰もが経験する」「突然、起こり得る」人生の中で大切なことを「知識」として学ぶことはあっても、向き合い方は「教えてください」とか「教えてやる」って教わったことはない。けれど、人生を振り返ると、教えてもらっていたと思う。

家族、親族、友人やお世話になった方々との関係の中で、向き合う姿を見たり聴いたり、一緒に悩んだり泣いたり、何もできなくて側にいるだけだったり、そんな中で感じてきたことはたくさんあった。

そんな経験の中で、良いとか悪いとかない、人生の数だけ違う向き合い方を教わっていたと思う。


教わる機会がますます減ってる?

身近な人の層が少なく薄くなっている人が増えてる?・・って思う。数が多い少ないも、繋がりや距離の方法や質も変化している。望まないこと、受け入れるしかないことが、突然やってくる。

便利になり知る機会は増えたけれど、「情報」ばかりが溢れている。誰もが経験したことがない社会だから、大人は昔の経験だけでは適応できないこともあるし、子供は常に新しい今の経験から学ぶしかない。


向き合う時の支えは何だろう

望まないこと身近な人が向き合っている姿を見たり、相談にのったり、支えたりする経験もなく、自分の身に降りかかってきたら・・
自分だったら、落ち込んで、絶望して、向き合えるだろうか。
逃げたくなる、自暴自棄になる、立ち直れないかもしれない。
逃げられないなら、大切に生きたいと思うだろうか。

自分との向き合い方、望まないこととの向き合い方、身近な人との向き合い方、そんなことで悩んだ時に、支えになるのは何だろう・・

僕の場合は・・・
・言葉、笑顔、思い出、記念の品
・身近な人の支え
・映画や本
・知識
いろいろある。

メンタルヘルスリテラシーがますます必要になって、子供の頃から関心を持ってもらうことが、重要かもしれない。

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