仕事編② 仕事への向き合い方Part2

Part1で仕事のモチベーションとして、以下6個をあげました。
①「最低限」の生活のためのお金(「最低限」の定義は人それぞれ)
②より贅沢をするためのお金
③出世したい
④仕事で何かを成し遂げたい
⑤仕事が趣味
⑥モチベーションなんて無い

これね、アラフォーになるとビジネスパーソンとしての将来が見えてしまって③が実現不可能になるんですよ。ホントは30歳くらいで「あっ 俺思ってたより有能じゃないな」「リーダーシップ発揮するタイプじゃねーわ、てゆーか私 人嫌いだし」等々をわかってるんですけど、未来への希望的観測を胸にだましだましアラフォーまでは生きていくんです。武士の情けですよ。

僕の体感(繰り返しますが、このnoteの記事は全て僕の偏見と独断です)だと、アラフォーで③を目指せる立ち位置にいると自他ともに認められている人は5%~10%くらいです。自他の「他」が重要です。自己評価が高い頭のイカれたオナニー野郎/ギャルってアラフォーでも結構いるんですよ。30代後半の時に、僕はビジネス系の大学院行ったんですが、その時に大量生息してました。という訳で、少数の③を目指せる力のある人たちには是非これからも頑張っていただきたいと本心から思いますが、大多数の③無理げーの方々は次の論点に進むと思います。

たぶん④に期待すると思うんですよ。もちろん、上の①~⑥は2項対立の内容では無く並立しますから、③を目指せる人も同時に④を目指されていると思います。しかし、我々③無理げー勢からしたら、主観的な価値は④にしか見いだせないです。ちなみに、⑤⑥は化け物という前提です。

で、ここで更なる問題がでてくると。それは10年~20年働いているので仕事に飽きてきてる問題です。今までの職業人生でそれなりに手柄も立てたし、失敗もしたと、過去を振り返れば、④の「仕事で何かを成し遂げ」たと。でも、今後は仕事に飽きて情熱も持てなくて、「なんか~成し遂げるとかもういいや(´・ω・`)、俺は片隅で給料泥棒と言われないレベルで生きていくよ」みたいなね。正直、今年の僕がまさにこの心境でした。でも、こうなっちゃうと自分のことを嫌いになったり、自信を持てなくなったり、良いことゼロです。結局、僕はどうしたかと言うと、転職することにしました。元の会社との関係性も悪くないので(④の成し遂げたことが昨年以前には沢山あったので)、ちょっと手伝いますが、本業となる会社は変えます。

10代後半~20代前半にかけて、僕はビジネスの世界で活躍した人達の伝記・評伝・小論を読むのが大好きでした。本田宗一郎さん・盛田昭夫さん・松下幸之助さん etcの創業者の方々 王道ですね(etcで書いていい方々では無いですが、ご容赦ください)、樋口廣太郎さん・出井伸之さんの様なサラリーマン社長の方々、あと大前研一さん。ここでは、大前さんのことを書きたいのですが、まぁ生き方がとんでもなくカッコいい人なんですよ。「 大前研一敗戦記」は必読の書です。僕は大前さんが好きだったので著書はほぼ全部読んだと思います。正直言って、金融政策とか経済政策とか専門的な内容はチンプンカンプンでしたが、志・世界を見る視点・気合 等々参考になるとか言えるレベルでは無いので、何と言いますか勉強させていただいたって感じでした。もう、著書名は忘れましたけど、大前さんが、人間が変わるためには「時間配分を変える」「住む場所を変える」「付き合う人間関係を変える」この3つしか無い、そして一番意味が無いのは「私は変わる」と決意することだ というような内容を書かれてました。読んだのは20年前のことですが、印象に残ってます。僕もアラフォーになるまで生きてきてホントその通りだなと思います。決意の無力さを何回味わったか。

なんで今回は大前先生の教えに従い、
④を再度持てるように「決意」を改めても意味無いんで、「時間配分を変える」を転職するという形態で実践して、結果として④の新鮮味を復活させたというお話でした。



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