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吉沢流 就活虎の巻(仮)

はじめに、本noteは全文無料でご覧いただけます。

こんにちは、吉沢です。
TwitterもといXの方では日ごろから愚痴やらなんやら、好き勝手につぶやかせていただいております。
先日来質問箱には就活関連の質問を多数いただいており、それに紐づくような形で「吉沢の就活についてのnoteが読みたい」というご要望も大変多くいただきました。
ただ、正直申し上げて「もう就活してたのも数年前だし社会人になって未だに就活について偉そうに語るのってイタイやん」という思想が強かったため、のらりくらりと交わしながら時間だけが経ってしまいました。

しかし、「まぁ誰の迷惑になるわけでもないし、これだけ要望を頂いているのであれば就活戦略についてまとめてみるか」という考えに至り、今更ながら筆を執った次第です。
ただ、これはあくまでもう数年前に就活を経験した私および掲載を許可してくれた友人の主観を大いに含むものです。
全てを鵜吞みにすることなく、ご自身で役立てられそうなものを抽出していくようなイメージでご覧いただけますと有難いです。

それでは早速、本編に移っていきたいと思います。

1.自己紹介

自己紹介はだいぶ前に書いたこちらのnoteをご覧いただけますと有難いです。
また、就活戦績については記録用ノートに残っていた限りですが、
・出願:15社
・最終選考(辞退含む):10社
・内定:6社(総合商社、メーカー、インフラ、ITなど)
といった感じです。

とまぁこんな感じで自己紹介noteにも書かせていただきましたが、私は就活において大成功と言える結果を得ることが出来ました。
ぶっちゃけ「ADHDは面接が得意」という生まれ持った特性も活きた感はあるのですが…。
とはいえ就活開始当初は本当に箸にも棒にも引っ掛かりませんでしたし、苦しい思いも嫌というほどしてきました。
しかし、そのような状態であっても三回生の夏~四回生の夏までの1年間を全て就活に費やすような努力をしたことで、どうにかこうにか挽回出来たと考えています。

だからこそ、本noteでは私や友人の経験を元にどうしても感覚的になりがちな就活の基本戦略を言語化したうえで網羅的に公開しております。
ぶっちゃけ、内定者の方が書かれているアホみたいな値段設定のnoteを買うくらいなら、無料の本noteを吉沢流就活の教科書という形でご覧いただいた方が後悔は少ない気がします。
知らんけど。

2.webテスト・ESについて


ここでは、就活における最初の関門であるwebテスト・ESについて考えていきたいと思います。
はじめに結論として
①webテスト対策は3回生12月までに終わらそう
②ESの雛形(自己PR・ガクチカ、200字・400字・600字)は4回生に上がる前に完成させよう
ということをお伝えしておきます。


まず、①について。
webテストには一般的に
・自宅受験型
・自宅監視受験型
・テストセンター型
の3つに分けることができ、種類もSPIや玉手箱、TG-Webなど多岐に渡ります。
個々のテストの細かな対策は割愛しますが、ここでは持ち込み禁止で最も難易度が高いとされるテストセンター型の対策を行っておけばその他の型の対策も網羅出来るということを覚えていってください。
具体的な対策としては、問題集を購入していただいたうえで
①練習問題のみを解く
②回答、解き方を丸暗記する
③もう一度今解いた練習問題を解きなおす、これを問題集全体を通して行い5周する
④5周後は練習問題以外の実践問題などにも同じ方法で着手する

これのみです。

ここで重要なことは初めから完璧に解こうとしないことです。
本当に初めのうちは9割くらい分からないかもしれませんがそれでいいので、とにかく臆せず練習問題に着手し回答方法をインプットしてください。
これを繰り返すことで段々とwebテストにおける頭の使い方を体得することができ、自然と解けるようになっていきます。
ちなみに、下記が私が使っていた問題集です。
同じものでなくても良いと思いますが、書店などで実際に手に取って自分に合いそうな問題集を選んでみてください。




これらのようなwebテストはとにかく少しでも早く完成させてください。
4回生以上になると他の対策に追われ、webテスト対策に時間を割くことは難しくなってきます。
そうなると面接はおろかESを読んでもらう前にテストで足切りをされるという、最も悲惨な結末を迎えることになります。
そんなことにならないためにも、webテストはとにかく早めに完成させてください。
また、3回生のうちに完成させることが出来れば外資系企業の選考で練習したりボーダーを超えているかの確認も行ったりすることが出来ます。
外資系企業の選考は日系大手を希望する就活生とっても、良い力試しとなる舞台です。
ぜひとも早めに完成させて、外資系企業の選考から経験を積んでいってほしいと思います。

次に②ESについて。
ESはほぼ全ての企業で提出が求められ、webテストと共に第一関門として設定されていることがほとんどです。
厳密には、第一段階としてテストでふるいにかけ、第二段階としてESでさらに絞り込む(+面接の話の材料にする)イメージですが、ぶっちゃけ採用側もESを隅々まで読み込めている訳ではありません。
だからこそ、ESでは変に攻めるのではなく、いかに落とされない無難なものを作るかが大切になってきます。
ESの基本的な書き方はググれば死ぬほど出てくると思うので割愛しますが、特に以下の点は意識してみてください。

⑴可能な限り、1文は短くする。
⑵結論を冒頭に書く。
⑶ググれば出てくる情報よりも、自身の気持ちや体験を盛り込む。

特に最後の⑶について、何を勘違いしたのか一部には中計や統合報告書の文言をつらつらとコピペしてくる方がいらっしゃいますが、それはなるべくやめましょう。
公開情報を引用しまくるESであれば、極端なことを言えばAIにいくらでも書かせられますし、そもそも他でもないあなたの色が全く見えません。
中経や統合報告書はあくまで、持論の補強としてのファクトとして引用することが無難です。

3.面接について

さて、いよいよ面接について述べていきます。
面接対策は、ざっくり
・インプット(読書等)
・アウトプット(面接練習)
の2種類に分けられますが、これらは順を追うものではなく、並行して行うものになります。
まず、インプットについては、以下の書籍1冊で問題ありません。
この書籍は、採用側が読むことを想定して書かれたいわゆる構造化面接のマニュアルなのですが、これを先にインプットしておくことで相手の手の内を知ることが出来ます。
面接での深掘りはどのような意図で行われているのか、構造的に思考を伝えるにはどのようなロジックを立てればいいのか、この辺りをこの一冊でクリアすることができます。

次にアウトプットですが、こちらはとにかくひたすら面接練習を繰り返してください。
友達でも先輩でもOB訪問で捕まえた社員でも構いませんので、とにかく数をこなしてください。
聞かれたことにきちんと答える、こんな基本的なことが面接という場になると途端に出来なくなる方がほとんどです。
ごちゃごちゃ御託を並べる前に、恥をかいてもいいのでまずは数をこなしましょう。
※ちなみに私は1年間で130回ほど面接練習をやっていたみたいです。

また、面接練習を行う際には想定問答のストックの幅を広げておくことが大切です。
以下に、私が思い出せる限りではありますが、頻出質問を記載しておきますので、ご参考になさってください。

1.自己紹介を1分程度でお願いします。
2.強み/弱みを教えてください。
3.強みを5つ教えてください。
4.学生時代に頑張ったことを教えてください。
5.他に頑張ったことを教えてください。
6.弊社の志望動機を教えてください。
7.どんな業界や企業を受けていますか?
8.多様な企業がある中でなぜ弊社を第一志望としてくださっているのですか?
9.就活の軸を教えてください。
10.もし今日弊社から内定をお出ししたら、残りの他社の選考はどうされますか?
11.将来的なキャリアプランがあれば教えてください。
12.志望とは違う職種に配属される可能性もありますが、この点は大丈夫ですか?
13.今までで一番苦労した経験や挫折した経験があれば教えてください。
14.どうしても合わない人には、どのような形で対応していますか?
15.仕事は辛いことも多いですが、そういった事態をご自身はどのように克服していけると考えていますか?

ザッと思い出した限りなので、この辺りは徐々に追記していきますが、ここからさらに話が進むにつれて深掘りをされていくイメージです。
とにかく面接練習を50回くらいこなしていれば、上記15個の質問くらいにはスムーズかつクリティカルに応えられるようになると思います。

また、面接練習の際には面接時の表情や振る舞いを意識してみてください。
具体的には書き言葉ではなく話し言葉で話すこと、面接とはいえ相互コミュニケーションなので一方的に話し過ぎないこと等は意識してください。

大半の企業では、面接というのものは、クソ忙しい社員が人事から頼まれたので仕方なくスケジュールをブロックし、事前に提出されているESもあまりちゃんと読まずにヌルッと始まっているものです。
だからこそ、就活生側は面接官を楽しませる位の気概がないといけません。
機会的にツラツラと無難な言葉を吐き出すのではなく、自然な感情を乗せて、時にはあえて稚拙な言葉遣いをしながら血肉の通った言葉を届けてあげてください。
そうすれば、溜まっている仕事をストップして、仕方なく面接官をやっている社員も少しはあなたに興味を持ってくれるようになりますし、応援してくれるようになるはずです。

4.おわりに(仮)

さてさて、ここまで就活テクニックをツラツラと述べてきましたが、こんなクソ備忘録的な内容が少しでも参考になれば幸いです。
なお、まだまだ思いつきで書いたものになりますので、特に面接については今後もっと詳しく書いていくつもりです。
(1,2時面接は落とされないように、最終面接は採りにいけるように等)
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改訂する励みになります。
皆様の就活がより良いものになることを、心から願っております。

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