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【CIN】注目の19歳 Chase Petty

 みなさんこんにちは❗
 MLB30球団合同note、CIN担当の中山です。

 まずはこちらの動画を見ていただきたいと思います。

 


どうでしたでしょうか?
かなりエグいといいますか、いいボールを投げていたと思います。

 みなさんMLBを見ているなかで注目をしているプロスペクトの選手がいると思います。
 私も何人か注目をしている選手がいます。 
 その中で今回は100MPHを投げる高校生として注目をされ、昨シーズントレードでCINに移籍をしたチェイス・ペティ(Chase Petty)をご紹介したいと思います。


経歴

本名 チェイス・ロバート・ペティ(Chase Robert Petty)
2003年4月4日生まれの19歳
アメリカ合衆国ニュージャージー州カムデン郡出身
身長 185.4cm 体重 86.2kgとかなりボリュームのあるフィジカルを持っています。
高校はMainland Regional High School

 持ち球は4シーム・スライダー・チェンジアップの3つです。
 個人的には2シームもあるんじゃないなかと思っています。


 高校2年生の時点でフロリダ大学(University of Florida)でプレーすることを約束していました。

Gators(フロリダ大学スポーツチームの名称)
 出身のMLBプレーヤーには
ピート・アロンソ(Pete Alonso)
・ハリソン・ベイダー(Harrison Bader)
・ジョナサン・インディア(Jonathan India)
 
などがいます。
 他にも、現在CHC監督の
デイビッド・ロス(David Ross)監督もいます。

 そんな強豪チームでのプレーを約束していたPettyですが、2021年の「MLB DRAFT」で全体一巡目26位ミネソタ・ツインズ(Minnesota Twins)から指名をされ、大学進学ではなくプロへの道を選びました。

Photo by Mary DeCicco/MLB Photos via Getty Images

  高校の時点で4シームのMAXが100MPHを超えており、ドラフト時のスカウトからの評価は「高校No.1ピッチャー」でした。

マイナー1年目

 1年目はルーキーリーグのFCL Twinsプレーをしました。
 1年目は2登板、合計5イニングでした。

 1年目についてはこちらをどうぞ⬆️
 
 Petty本人は1年目を振り返り「少ない実戦だったがとても意味のある時間だった」
 と語っていました。

 

開幕前にトレード

 1年目は身体づくりなどに重点を置いたPettyですが、2年目のシーズンが始まる前にCINとのトレードが起きました。

 トレード内容は

MIN獲得 ソニー・グレイ(Sonny Gray)
         フランシス・ペゲーロ(Francis Peguero)

CIN獲得  チェイス・ペティ(Chase Petty)

  MIN側は先発陣を補強したいという思惑がありました。
 前年にエースのホセ・ベリオス(José Berríos)をTORにトレードで放出し、前田健太投手がトミージョン手術で2022シーズン全休のため先発陣の強化が最優先事項でした。

 一方CIN側は年俸削減を行っており、オフにはジェシー・ウィンカーとエウヘニオ・スアレスをSEAに放出するなどファイヤーセールを行っていました。
 
 先発を補強したいMINと年俸削減をしたいCIN両者の思惑が一致しトレード成立となりました。


マイナー2年目

 CINに移籍をしたPettyはシングルAの
デイトナ・トートゥガス(Daytona Tortugas)
に所属します。

Daytona_Tortugas


  そしてシーズン途中に1つ上のカテゴリーである、High-Aのデイトン・ドラゴンズ(Dayton Dragons)に昇格しました。

Dayton Dragons

 前年と比べると大きくステップアップをしたPettyですが、成績の方はどうでしょうか。

BASEBALL REFERENCEより

上から1年目の成績、
2年目の成績
デイトン・ドラゴンズの成績
デイトナ・トートゥガスの成績
となっています。


 まず、先発登板が20なのに対してイニング数が96.1回というのはかなり低いと感じました。
 しかし、これはチーム側がPettyの負担などを考慮したためです。毎試合5回ぐらいで交代をしており、かなり徹底されていました。

 シーズン中盤に打ち込まれることがありましたが、後半に改善しました。

 シングルAやHigh-A の平均年齢よりも4歳下のPettyですが、この成績を残せるのはすごいのではないでしょうか?

 K/BBも3.10高めです。
 もともとコントロールに難がある投手でしたが、少しずつ改善されてきています。

 私はPettyの長所の1つに課題をしっかりと改善してくる部分だと考えています。
 高校時代はとんでもない所に時折投げていたりもしたのでコントロールに対して悪いイメージがありましたがこの調子であれば十分にスターターとして活躍していけると考えています。


現地の評価

 まだまだ発展途上の選手ですが、現地での評価は高いと感じました。
 
 来月にはスプリングトレーニングが始まるので各チームのプロスペクトランキングが様々なサイトなどで発表されていますが、それらのランキングでは上位の方に位置しています。

  ⬆️のランキングでの評価はかなり高く期待されているのがわかります。

 特にPettyのスライダーの評価が高いですね。
 鋭い変化をしており、空振りもかなり奪っています。
 
 


まとめ

 今回はChase Pettyを紹介していきました。私が彼を知ったのはジャック・ライター(Jack Leiter)のフォームを研究しようと思い色々調べていたら最初に紹介をした動画を見つけました。 

 正直、これが私の1つ年上には見えませんでした笑笑
 私も負けていられないです。

 あと、Pettyが使用しているグローブメーカーがあまり見たことがないメーカーなのも注目ですね。

 Emery Glove Company
 オシャレなデザインが多く、私の好きなストローマンスタイルのグローブもありました。

 選手が使っている道具を見ていくのも1つの楽しみ方ですね。


 最後まで読んでいただきありがとうございます!

何か質問などがありましたらコメント欄やDMなどでどんどん聞いてください❗

それでは次回の投稿でお会いしましょう。

 ・Chase PettyのInstagram


・PettyのTwitter

        

・Pettyが通っているトレーニング施設

 

出典



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