キャリコン更新講習 「相手のためになる質問とは?」
先日、初めて更新講習(技能)を受講しました。
わずか3時間ほどのZOOM講習だったのですが、講師から鋭い指摘を受けて背筋が伸びる思いでした。
相談者との面談での質問力をアップするというテーマだったのですが、効果的な質問フレーズを学ぶというよりも、コンサルタント側の姿勢を正す講習でした。
当然ですが、日常会話では、自分の興味のあることを質問します。ビジネスでも、自分に必要な情報を集めるために質問します。
それに対して、キャリアコンサルティングでは、自分ではなく相談者のために質問します。
相談者のための質問とは何でしょうか?
今回の講習では、感情受容型と思考転換型の質問をあげていました。
感情受容型とは、相談者の感情を理解し受け入れ、相談者をリラックスさせるような質問です。
思考転換型とは、相談者の考えを理解し受け入れ、相談者が新たな視点や解釈に気がつけるようにする質問です。
当たり前ですが、相談者の方々は、悩みやモヤモヤを抱えて面談に来られます。その悩みやモヤモヤのもとになっている感情や考えを見つけ、良い方向に変化させていくことができるような質問をしていますか? というのが今回の講師の鋭い指摘でした。
質問がまったくできなくなってしまいそうですが、精進したいと思います。(汗)