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楽器屋さんに行こう!イケシブ編

 今回おじゃましたのは

イケシブ 
 IKEBE SHIBUYAさん!

イケベ楽器店の旗艦店で、これまでの楽器屋さんのイメージを塗り替える次世代型店舗です。

…なんて言っても上手く伝わらない気がする。
 
渋谷へ繰り出し、マークシティを背に246方面に進むと、左側にメチャクチャお洒落なアパレルショップが見える…

...と思ったらここがイケシブ!!

たしかにガラス張りの向こうにはギターやアンプが見える。が、東京に26年住んでも根っからの田舎モンの俺は気後れしてしまう…

しかし、そんなこと言ってる場合じゃない。

こんなお洒落なお店にも常連ヅラで入れるシティーボーイになるのだ!


意を決して店内に入ると、広々とした店内にギターが美しくレイアウトされている。左側に目をやると、アパレルスペースがあり、さらにはステージや巨大なビジョンもある。

なんだこれは!?

これまでの楽器屋さんのイメージを完全に塗り替えている。もしここにカフェスペースなんかあったら楽器を眺めながら、カタログを見て夢を膨らませながら至福の時を過ごせるのに…なんて贅沢な妄想が楽しい。

いやいや、今日の目的は妄想を膨らませる事ではない。

ポスターを貼らせていただくことだ。


どうも楽器屋さんはそこにいるだけで楽しくなってしまう。
 
入り口の右手にあるエレベーターに乗り、目的地である3F のGRANDEY BASS.TOKYOというベース専門店に向かう。

そう、ここは各フロアごとに専門店があり、さらにフロア内でもそれぞれが完全独立している。

1F/イベントスペース・ギター専門店
2F/ギター専門店・アンプ、エフェクター専門店
3F/ベース専門店・ドラム専門店・リペア工房
4F/電子ピアノ専門店・アコースティック専門店

ビル内で専門エリアで分かれているのはこれまでにもあったスタイルだが、ここまで徹底して独立しているのは珍しいのではないか?
それがまた敷居の高さを演出しているのだが…。

3階に到着。

エレベーターを降りると目の前に長い廊下、右手にドラム専門店のドア。左手のガラス張りのエリアではリペアマンが楽器の修理、調整をしている姿が見える。


これは凄い威圧感だ...ドラクエのラスボスに会う直前のような景色だ。

しかし、進まねばならぬ。

どんなに入りにくい店でも所詮は楽器屋だ。
喰われるわけじゃない。

廊下を進むと入り口ドアの右に消毒液。その下に「初心者歓迎」...もっと見やすい場所に貼ってよ!(なんならエレベーター降りてすぐの所に商店街みたいなアーチを作ってそこにデカデカと掲示して!!)

いざっ!!

ドアを開けると、メチャクチャ広い…訳ではないが、不思議な解放感のある店内で、沢山のベースも煩雑にならず、リーズナブルなものからハイエンドなものまで見やすく配置されている。

レジ横には胸が熱くなるエフェクター類が並べられ、反対側にはデカいタッチパネルがあり、プロモーション映像が流れている。
聞きたいことが溢れてきたので店員さんにお話を伺うと、とにかく長話をしてしまった。

「イヤモニはするけど、やっぱ俺にはコロガシの方が重要でさぁ...」

ベース専門店なのでかなりマニアックな話もしたが、この入りにくいお店に対する俺の感想を述べると「改善したい。もっと気軽に来店してもらいたい」とのことでした。

実際入ってみると、他の楽器屋さん同様
ワクワクするし、聞けば何でも答えてくれるし、いまどきベースとギターのダブルネックが
二本も置いてあるし、楽しいお店です。


気になっていたレジ左側にあるイケシブ名物「フィッティングミラー」(言ってみればデカいプリクラですな)

フレームを選んで写真を撮ればQRコードが表示されるのでスマホに取り込んで持ち帰れます。


その中でも俺的最高フレームが

ベースマガジンフレーム

なんと、あのベーシスト御用達超マニアック雑誌「ベースマガジン」の表紙を飾った気になれるフレーム!

何度も紙面には登場させてもらったが、ついに一度も表紙を飾ることが出来なかったあの

「ベースマガジン」の表紙になれる…

もとい、なった気になれる!


これは楽しい。
店員さんも「みなさんに気軽に遊びにきて欲しくて設置しました」とのことなので、渋谷に繰り出した際はお店に足を運んでみては?

お洒落な外観なので女性はむしろ入りやすいと思います。実際、俺がお話を伺っているときにも女性二人で来店されていました。
 
予定時間を大幅に過ぎてしまいましたが、レジの後ろの壁にポスターを貼らせていただき、1Fのイベントスペース等を丁寧に紹介していただき、お店をあとにしました。


本当にありがとうございました。


 
ROCKからイメージされる泥臭さは微塵もなく、洗練されたスタイリッシュな店内はこれからの都市型店舗の基本スタイルの一つになるでしょう。
もちろん、楽器屋さん全部がこのスタイルになることはなく、ファミリー層に向けた間口の広いお店にも魅力もあるし、これから始めようと思っている人が入りやすいお店も沢山あります。



初めてギターを手にした16歳の時からプロになった現在に至るまで沢山の楽器屋さんにお世話になってきました。

その全部を今でも覚えているんです。店構えも、店員さんとのやりとりも、何を買ったかも…。楽器は安いものではありません。
まず憧れがあって、それを糧に努力してやっと手に入れる人も多いでしょう。

俺もその一人です。

その頑張りを、夢を、見届けてくれるのが楽器屋さんなんです。
だからお世話になった楽器屋さんを忘れないんです。

 
長くなりました。
今回お世話になった島村楽器さん、イケシブさん、本当にありがとうございました。
これからも沢山の人の「憧れと夢」を見届けてください。

ありがとう!そして、ありがとう!!

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黒柳 能生 公式note
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