黒² -KURO NO ZIZYO-
ワタクシ、黒柳能生はフォトグラファー・キツネツキという才能と出会い、アートブックを作りました!
その名も「黒² -KURO NO ZIZYO-」!!
「アートブック?写真集と何が違うの?」
という声も聞こえてきそうだな。
確かに写真集に近いものではあるが、52歳のオッサンの写真なんかゴミと変わらんだろ?
「素顔の…」とか「ありのままの…」とか「等身大の…」とかオッサンのそんなもん誰が見たいんだよ!?
だからちゃんとアート作品として胸を張れるものを作ったよ。
俺がプロットをライトノベル程度にまとめた所から始まり、それをキツネツキの世界観で表現し、完成させたアートブック。
結果的に70ページ超の大ボリュームになってしまったけど、満足のいく出来栄えです。
実は、この構想は去年の春頃…約一年前くらいから考えていたんだよね。
元々は「自分のプロフィール写真をちゃんと撮りたい」という普通の事から始まったんだけど、そこは俺。
普通にアー写(アーティスト写真の略)を撮る事を考え始めたら、なんか気恥ずかしくなってきてね。
だってさ、「自分で自分のカッコつけた写真を撮るなんてナルシストっぽ過ぎて無理!」って思い始めたらすごく恥ずかしくなっちゃったんだよ。
だからね、自分じゃない自分を作り込む事にしたのさ。
そしたら、やりたいことが広がり過ぎてこんな事になっちゃった。
うひ。
キツネツキの事は2023年のMTV unpurgedの衣装を考えているくらいの時に知ったんだよね。
常日頃「NEXT PUNK」を掲げている俺はその頃サイバーパンクに注目していたんだけど、衣装のイメージを考えているときに「参考までに…」と検索をかけると真っ先に出てきたのがフォトグラファー・キツネツキだったのさ。
彼の作品を観てるうちに「彼に写真を撮ってもらいたい!」と思い始め、まずは「会ってみよう!」とアポを取ってみたのさ。
そんで7月某日、都内某所でキツネツキと会ったのさ。
思っていたよりもかなり若いキツネツキと最初から映像の趣味が合ったのは正直驚いたね。
俺がガキの頃に観た「ブレードランナー」とか「攻殻機動隊」の世界観を知っていたのでイメージを伝えるのは容易だったし、「この話は大きくなりそうだぞ」と予感をさせたんだ。
それから何度か打ち合わせを重ねていく内に、ただの写真集や作品集にするのではなく「物語を添える事で写真に込めた世界観を数倍に拡げられないか?」と考える様になったんだよ。
早速、プロットを伝えて短編小説を書き上げた。
俺と言う人物を使って表現出来るSFチックな内容。
あくまで世界観を拡げるためのモノだから説教臭い事は書かず、
純粋に「if…の世界」だ。
そうなるとスタジオ撮影ではなくロケーションだな…新宿の思い出横丁か?渋谷の宇田川町あたりか?…いや、ピッタリの場所があるじゃないか!
という事でロケハンに向かった先は
横浜中華街!!
中華料理が大好きで、中華街の雰囲気が大好きな俺は頻繁に中華街に行くんだけど、改めて見てみるとやっぱりココなんだよ。
ギラギラと輝く街の表と裏。
ココなら俺の描いた景色が作れる!と確信したね。
そして2023年9月某日、撮影スタート。
約6時間、中華街をくまなく歩いての撮影。
これくらいの撮影には慣れている…つもりだったけど、ベースのハードケースを持ち歩くのがキツくてね。
スタッフさんに持ってもらったりしたけど、気温も高かったから大変な撮影になっちゃったな。
でも手応えは十分。
このまま出しても問題ないくらいの写真は撮れたけど、このままで終わらせないためのキツネツキとのタッグだからね。
また打ち合わせを重ねる。
大量の写真の中から厳選して物語と融合させていくんだけど、この作業が本当に大変だったよ。
でも「アート」と名乗るのに相応しいモノにしたいからね。
構想から約1年。ついに俺の最初で最後となるであろうアートブック「黒² -KURO NO ZIZYO-」が完成!!
キツネツキの技術により、現実世界が架空の世界に変貌を遂げた姿のちょっとだけ見せちゃうよ!
どう?カッコイイでしょ?
これが70ページ以上もあるんだから贅沢なアートブックですな。
えっへん。
今回、このアートブックは完全受注生産にしました。
お馴染みのBOOTHで受け付けます!
¥10,000-(税込)
受付期間は3月25日から4月1日です。
さらに!
「黒² -KURO NO ZIZYO-」発売を記念してイケシブにてイベントをやっちゃいます!
「黒² -KURO NO ZIZYO-」をイケシブのサイトから購入すると、俺が当日アートブックを直接お渡しするイベントに参加できちゃいます!
なんなら握手もします!
¥12,000-(税込)
※受付期間は3月25日から4月1日です。
※6部制です。1部につきお一人様1回(最大6部6回)の参加になります。
▼当日お渡しつきアートブックの購入はこちらから
人生初であり、恐らく最後になるであろうアートブックです。
俺とキツネツキが作り上げた渾身の「if…」の世界を楽しんでください!
-おまけ-