楽器屋さんに行こう!大阪島村楽器編
「そうだ、大阪行こう!」
そう思った一週間後の今、大阪は梅田にいる。
今回、御協力頂いたのが「島村楽器 梅田ロフト店」さんだ。
久しぶりに降り立った梅田駅から島村楽器に向かって歩いていると、ちょいちょい見覚えのある場所がありながらも順調に迷子、いや冒険をしつつ辿り着きました「梅田ロフト」
エレベーターで8Fに行き、ドアが開くと…広い!このフロア全部が島村楽器!
ギター、ベース、ドラム、キーボード、エフェクターはもちろん、DJ機材やDTM機材まで取り扱っていて、しかもエントリークラスからプロスペックまで非常に充実している。
これは見ているだけでも楽しい。が、うっかりすると迷子になってしまうくらい広いので先を急ぐ。
エレベーターを背に左側の一角がベースを扱っているエリアで、エントリークラス、ミドルクラスの奥にハイエンドエリアがある。
島村オリジナルブランドに惹かれながらもさらに奥を見ると、ビンテージフィニッシュのモデルが目立つ。ビンテージの風合いを出しながらもスペックは最新という見た目も中身も満足なモデルだ。ビンテージは確かに骨董的価値もあるし音も独特ではあるけど、価格に対してハズレも多いしメンテも大変だからこういうのもアリだと思う。
さらに見回すと、こっ、これは…MOMOSEではないか!?あの百瀨さんの監修するMOMOSEだ!!
あまり知られていないが、俺のシグネイチャーモデルであるRiver Headの風神ベースと赤いベースは長野県松本市にある飛鳥工場のマスタービルダー・百瀨恭夫さんに製作して頂いたのだ。
一度工場に行き、直接ご挨拶しお話をして製作して頂いた思い入れのあるベースで、非常に気に入って数々のライヴで使っていたので見覚えのある人もいるだろう。その百瀨さんが指導・監修するのが MOMOSE Custom Craft Guiters で、もちろん存在は知ってはいたが、なんせ9年も現役を退いていたから本物を見るのは初めてだったのさ。
大興奮だったが、今回の目的はポスターを貼らせて頂く事。
忘れないうちにポスターにサインをさせて頂いた。
実は今回の訪問にはもう一つ、「気になっていたあの A.S.P.GEAR のエフェクターを試奏したい!」という目的もあり、島村楽器さんのご厚意でミドルクラスのベースとコンパクトながらハイパワーのアンプをお借りして試奏させていただいたのだが、それについてはまた後日改めて記事にします。
楽器のプレイヤーである以上、死ぬまでお世話になるのが楽器屋さんである。これまで当たり前だった、「人とのコミュニケーション」に眉をひそめる人もいる昨今。マスクなしでは対面で喋ることも出来ず、何かに触るときには消毒をしなければならない。そこに追い打ちをかける様な情報過多の時代で、さらに通販で何でも買える時代。
そんな世の中でも手に取って、触って、喋って、音を出して初めて分かることがある。
そこにはきっと素敵な出会いがあるよ。