第五章 地獄 二
高岡は昼休みに昼食を食べる為に、高校の屋上へ行こうとしたが、屋上には鍵が掛かっていた。古びた扉の鍵が何かの拍子に開かないか何度か扉をガチャガチャ言わせ開けようとしたが開かなかった。高岡は仕方なく屋上の手前の階段でパンを食べようと思い階段に座り、持っていた鞄の中に入っていたコンビニのパンを取り出した。
あれから西は高岡を完全に無視していた。
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