マインドフルネスを半年間続けた結果
みなさん、こんばんは。
MBSR(マインドフルネスストレス低減法)を続けて半年が経ちました。
飽き性な私にとって「継続する」ことは特別な意味を持ちます。
マインドフルネスは、
これだけ良いものを知ってしまったからには続けざるおえない
そして、私にハマるものでもあった
だからこそ半年も続いているのかもしれません。
過去の体験記事はこちらからどうぞ⭐︎
今回はマインドフルネス瞑想を半年続けて、振り返ってみるとどのような変化があったのかをお話しします。
あくまで私の個人的な体験ですが、マインドフルネス瞑想に興味のある方の参考になればと思います。
マインドフルネスを半年続けて起こった変化は大きく4つあります。順にお話しします。
まず1つ目:生きやすくなった。
仕事等でストレスがあったとしても大きく落ち込むことが減りました。
そして、それが原因か分かりませんがトラブルに発展することがグッと減り、結果としてクライアントも私も満足度高く仕事が出来るケースが多くなったように感じます。
これは実は自分では気付かず、家族からの指摘で気付いたことです。家族からは以前より明らかに落ち込んだり取り乱すことが減ったとよく言われます。
言われてみると確かにで、最近仕事で落ち込むことがグッと減りました。
私のストレスの最もウエイトが多いのが人間関係ですので、大きなストレスと上手く共存出来る様になったのは驚きです。
マインドフルネスに取り組んでいく中で、「以前と比べて変わった。だけど何故変わったのかは分からない」ということはしばしばあります。
何故このような変化が起きたのか上手く説明することは今の私には出来ませんが、結果として良い方向に変わったことは確かです。
2つ目:淡々と続けることに慣れてきた
瞑想を始めたばかりの頃は「早く効果を得たい」「早く自分を変えたい」と結果や効果にこだわっていた時期がありました。
ただし瞑想は、効果を求めないことでかえって得れるものが多くなる特質があります。
これに類似した面白い話があります。
昨年秋に受講した関西医科大のMBSRプログラムの初回授業で他の方の発言に対しアドバイスをしてはいけないというアナウンスがありました。
これはかなり意外です。
普段私たちが生活していく中で「もっとこうした方が良いよ」「これが良いよ」とアドバイスをするのはごく一般的なことです。
しかし「何も期待しない」「効果さえも期待しない」「他者からのアドバイスも頂かない」そういった姿勢が瞑想にはあります。
確かに期待をしたり、アドバイスを頂くと、どうしても先入観が入ったり、ゴール以外のことが見えなくなってしまいます。
しかし合う合わないや瞑想によって得れるものも人それぞれです。
何も求めず取り組むことにより、得れるものは最大になるはず。
私自身も瞑想に取り組んでいく中で、色々なことがありました。半年続けて、ようやく淡々と続けていくことが腑に落ちてきたような状態です。
3つ目:感情や気持ちを鳥瞰的にみることが出来るようになってきた
以前は怒りの感情や負の感情に翻弄されとりつかれていました。まるで瞬間湯沸かし器のように怒りという感情が瞬間的に爆発的に増大していくこともしばしば。。
しかし日々取り組んでいく中で、思いや感情は一時的なものだと学びました。
まるで自分は広い草原に寝そべっているような状態。そこではいろんな雲を見ることができます。
嬉しい気持ちの雲や嫌な気持ちになる雲。
どんな雲も自分が縛り付けない限り、現れては消えて、また新しい雲が出てきます。
良い気持ちや辛い気持ちは私自身が自らその雲に縛りついているだけでした。
そのことを学んでからは、思いや感情に対し淡々と眺めることがちょっぴり出来るようになりました。
4つ目:義務的な瞑想から少し解放された
特に関西医科大のMBSRプログラムに参加していたときは、毎日45分間の瞑想が宿題のように思っていました。
当時、絶対やらなくてはと義務的な気持ちで日々時間を捻出しながら取り組んでいました。
もちろんそのように取り組んだことで得れたことはあります。
しかし今は瞑想への向き合い方が「義務」「日々のtodo」から「安心感」に変わりました。
瞑想の時間は、まるで久し振りに帰ってきた自宅のような時間に変わってきたのです。瞑想を始めると「この場所に帰ってきた」とあたたかい感情が湧き上がります。
もちろん忙殺されている時などネガティブな気持ちになることもあります。しかし義務感の中にも安心感、穏やかな気持ちがあることを感じはじめています。
今回は瞑想に半年間取り組み得れたことについてお話ししました。
半年間取り組むのはなかなか大変なことです。
今度、継続的な取り組み方についても記事を書けたらと思います。
では!⭐︎