日本のストレス社会の原因は「縦社会」
どーも、よしおです。
昨日は「日本人は開始時間しか守らない」という内容をアップしました。
今日もその流れで、仕事に関する内容を書いていこうと思います。
というわけで、今日のテーマは「縦社会と横社会」です。
カジュアルな雰囲気の横社会
日本の会社は縦社会、欧米では横社会と言われています。
中国も欧米と同じで横社会です。
自分自身中国の会社と日本の会社の両方を経験してきてて、人間関係のストレスが少ないのは中国でした。
もう少し正確に言うと、正直日本人と中国人の働き方の違いの部分で少しストレスに感じるところはありました。
ただ、個人的な人間関係の部分では特にストレスはありませんでしたね。
誰とでもフラットな関係でいれるから変に気を遣わなくても良い、とでも言えば良いかな?
中国人の同僚を見てても上司ともフラットな関係を築けているようで、職場の雰囲気は凄く良かった記憶があります。
ストレスが溜まりやすい縦社会
会社によって雰囲気はそれぞれだと思いますが、日本は基本的には縦社会と言われています。
自分自身もそういう雰囲気の会社にいたことがあって、横社会の中国と比べるとやはりストレスは溜まりやすかったです。
特に中国の会社を経験してるからこそ感じるものもありましたね。
あと、何かの本で読んだことがあるけど、人が抱えるストレスのうち原因の大部分は人間関係によるものだそうです。
縦社会だとその人間関係の部分を特に気にする必要があるので、よりストレス溜まりやすいわけですね。
「忖度しろ」と言われた友人の話
ここまで書いてきて、一つ思い出した話があります。
「縦社会」と密接に関係してる内容です。
某大手企業に勤める友人がいるのですが、業務プロセスについて思うところがあって、それを改善しようとしたら上司に呼び出されたそうです。
改善したら確実に効率化に繋がるものではあったけど、それが実は人員配置にも関連する部分で、なかなか改善をしづらいところだったんだとか。
あまり詳しい内容は書けないけど、そこで言われたのが「忖度しろ」という言葉。
・・・これを聞いて、本当に呆れたそうです。
いや、そりゃあそうですよね。
お客さんからしたら会社内部の事情とかどうでも良いのに、そっちを優先させなきゃいけないというもどかしさがあるし、明らかにおかしいですよね。
お客さんのために仕事をするというのが基本的には正しい姿勢のはずなのに、上司のために仕事をしてる人が一部いて、話を聞いてその友人の上司はそういうタイプの人なんだという印象を受けました。
この「忖度」というのが縦社会ならではの現象で、日本の悪い文化でもあるし、話を元に戻すと、そういうのがストレスに繋がる原因になってるような気がします。
終わりに
今日は日本の縦社会について書いてみました。
実は中国で働く日本人の中では「中国の環境に慣れると日本で働けなくなる」と言われていて、自分自身その心配をしていた時期もあったんですが、いまとなっては変に日本に染まらずに済んで良かったなーと思う部分も正直あったりします。
・・・2日連続仕事に関するテーマで、しかも両方若干批判的なニュアンスが強くなってしまったので、次はまた別のテーマにしようと思います(笑)
日本の良いところもどんどん書いていきます!