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誰が使うプロダクトサービス?
これまでにいくつものITプロダクトを開発&リリースしてきましたが、今年もまた新しいサービスを発表する予定になっています。
その製品性やサービス性というのは、経営層にいる技術役員たちと話し合って見極めていくのですが、いざ設計フェーズに入っていくと、その所期仕様のままで開発&リリースが行われることは、少ないです(普通なのかも知れないけど)。いま開発を進めているITプロダクトも同じで、要所要所のところで製品性&サービス性は、変わっていきました。
こういう仕様や性能に関する各要件のことを上の連中だけで決めていくと、どうしても多少の経営事情が入り込んでしまうのか、アタマの中ではちゃんと『ユーザーファースト』を守ったつもりでも、そこに意図せず潜んでしまった『合理主義』が見抜かれます(笑。
これをズバリ指摘してくるのが、若い開発メンバーたち。
経営事情のことなんて「知ることかっ」ですから、もう潔いくらい『ユーザーファースト』。第一線で技術勝負を繰り返しているだけに、本質と理想を的確に突いているし、時流に対する先見力も利いているので、議論は試みるけど自分のほうが折れることが多い。。
でも「まぁ、これでいいんだろうな」と、いつも思います。
「上の人たちが決めたことだから、そのままの仕様や要件でよい」と、なんの問題意識も持たずに進めていく開発チームに比べたら、頼もしい限り。お客様やマーケットをしっかり見ているのは『どっちか』ということでもあるので、リリース後の通用度だって違ってきます。
ITプロダクト開発という仕事を重ねていくたびに、こういう『負け』が増えてきましたが、総じてうまくいっている、ということかな(笑