【私の中の福間さん】

今年の1月に、福間創(ふくま はじめ)さんが亡くなってから、
私の中で始まった物語は、8月を向かえました。

ラストは、かなり長いので、ツイッターやブログではなく
今回はnoteにアップしました。

これで物語、完結です。

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「ここは・・　あれ？
　体が痛くない・・」

「足の骨、折れたはず・・」

「ん・・　これは？！」

お目覚めだね、お帰り
どうだった地球は？

「カエル型・・ロボット？」

あ～　まだ思い出せてない感じか・・　無理もないか・・

「ここは・・　多分、
　天国じゃなくて、宇宙だよね」

多分じゃなくて、そうだよ
その調子だと、約束、忘れてるんじゃないか？

「約束？」

ユーは、地球から帰ってきたら、ライブするって言ってたんだよ

「ライブ？、音楽ライブは大好きだけど・・」

よかった、話が通じて
みんな、ユーが帰ってくるってわかって、大騒ぎさ

一瞬でステージに飛ぶよ！
会場は満員だ、さあ行こう！

「えっ？」

「何だコレ、上に上がっていくよ？」

「うわあ！凄い！」
「人がいっぱいだあぁ！！！」

「今まで、誰のコンサートをやってたの？」

「お客さんが、こんなに来るなんて、　
　凄いミュージシャンなんじゃないか？」

「ねえ、誰が来てたの？」

何を言ってるんだい？
みんな、ユーのファンだよ

「なんだって？！
　これがみんな、ぼくのファン？！！」

「あっ！！」

思い出したようだね

「ああ、思い出したよ、ミケル」

オレの名前も、思い出したようだね

ところで、顔につけてるソレ、
地球でメガネって言うんだろ
気に入ってるの？

「ああ」

じゃあ、それは良いとして・・そろそろ、地球人じゃなく
本当の姿にもどった方がいいんじゃないか？

その方が、ユーのファンが喜ぶよ！

「そうかい？
　この姿も好きなんだけどね」

さあ、ユーのステージ
宇宙ライブが始まるぜ！

「ああ、僕が地球で体験した、素晴らしい感覚を
　最高の音楽で、みんなに見せるよ！」

そう来なくっちゃ！

※ 観客の前に現れた、最高位の大天使の姿に、
　会場は、ものすごい歓声が上がった。

ワアアアアアアアアｧー！！！！！
ワアアアアアアアアｧー！！！！！
ワアアアアアアアアｧー！！！！！
ワアアアアアアアアｧー！！！！！
ワアアアアアアアアｧー！！！！！

この次の約束があることも、忘れてないよな？

「えっ？」

やっぱり、忘れてる・・

ユーが地球に行く事になる前、
8000億ヶ所の銀河系からユー宛に、ライブのオファーが
来てるって言ったじゃん！
もちろん、オレも行っていいよなっ

「ミケル、君はいつから、
　僕のマネージャーになったの？」

マネージャー？
オレはユーのファンだよ

「じゃあ、一緒に行こうか」

やったー！
行ったことない銀河系が、半分以上もあるんだ
ワクワクするぜー！

「おいおい、旅行じゃなく
　ライブをしに行くんでしょ！」

もちろんさ！

「楽しくなるね！」

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福間さんが亡くなってから、私の中で始まった物語

「ご冥福を祈る」とは、「死んだ後の幸せを祈る」という事。

それを私なりに考え、1月に物語を作り始めてから8月、
お盆の時期を終え、物語は完結となりました。

人が亡くなることは悲しい、と思っていました。

しかし、今年、私の母も他界したことで、
本当に大切な人が亡くなると、実際は、
とても悔しい、という事を知りました。

亡くなった人の行く世界は、天国だの、地獄だのと
言う人がいますが、私は、そうではないと思います。

地球で亡くなった人が行くのは、
「本来、その人がいた世界」であり、そしてその人は既に、
「次のステージに進んでいる」と、私は思っています。

今、地球で生きている私だって、進みながら生きています。

この地球で、自分が手に入れたいと思うものを求めて
次なるステージ、そしてまた、次なるステージへと、
人生を進めています。

そして、手にしたもの（経験により獲得した感情）を持って
寿命を全うし宇宙に帰った時、自分がいた世界の人達が
祝福して迎えてくれる。

これは、幻想でも、希望でもなく、
事実だと私は思っています。

福間さんが地球に来る前の、本来の正体(姿)を
私なりに考えました。

月に住む宇宙人？
天使？それとも妖精？
いやいや、高次元の存在？

色々考えましたが、素直に感じとったイメージは、
音楽の力で人々に癒しのエネルギーを与える
上位天使でした。

今頃、福間さんは、
8000億ヶ所もの銀河系からオファーを受けて、

「次のステージに進んでいる」

私は、
そう思っています。

素晴らしいインスピレーションを、私に与えてくれた
福間創さんに、深く感謝いたします。

そして、この物語を、ずっと見ていてくれた方々
本当に、ありがとうございました。（＾ｖ＾）
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