職場放浪記(12) 名前からイメージの先走り
先日、見かけた店の店頭のメニューには「朝〆の鶏肉を使用した焼き鳥」と書かれており、それが昼から開いている店であることに疑問を感じた。
同僚にその話をした際には、朝に仕入れた食材が昼に店頭に並ぶためには迅速な対応が必要であると同意しつつも、「実際にその日の朝と書かれていたか」と尋ねたてきた。
実際には「朝〆」という表現を見て、私が勝手に「今朝」と解釈していた可能性があることに気づいた。
そして、店側は何も偽りのない表現をしているかもしれない、という結論に至った。
この話は、人々が名前や表現からイメージを連想し、それが実際の事実と一致しないことがある。
私たちは自分の予想や思い込みに惑わされることがあり、それが他の人や事物に対して不正確な判断を生むことがある。
注意深く情報を確認し、自分の予想を客観的に検証する重要性を感じた。
なんて話を私の上司猪野さんにしたら、「仕事しろ」と一蹴された。