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【悲報】スマらく区役所ChatGPTに「失敗作」「税金の無駄」と評価される。。。
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スマらく区役所とは?
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北九州市では、「書かない」「待たない」「行かなくていい」区役所の実現に向けて、「スマらく区役所サービスプロジェクト」を始動します。
プロジェクト始動にあたり、部局横断的に推進していく必要があることから、関係する各局・区で構成するプロジェクトチームを発足しました。
と北九州HPに記載があります。
具体的にどのようなサービスになっているか見ていきましょう。
自宅や身近な場所からスマらく?
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「オンライン申請はこちらから」と記載のあるスマらく窓口から進めてみることにする。
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まずは図書館の図書予約のページを見てみることにする。すると・・・
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遷移した先は既存の「北九州市立図書館」のページにたどり着きました。
なんとリンクが貼ってあるだけのようです。
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続いてイベント・講座等の申し込みのボタンを押してみる。
すると・・・
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kintoneapp.comのアカウント情報から、サイボウズ株式会社が提供しているkintone(キントーン)を活用して作成されたと思われるページに移行しました。当然のように申し込みはここでは出来ません。
更にリンク先URLを辿ると・・・。
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北九州市のHPに飛ばされモニターツアーの説明を再度読まされるはめに。。。肝心の申し込みはページの下方にQRコードという形で表記され、フォームはリンクを更に辿らないといけない作りとなっています
よくある手続きベスト10という謎のランキング
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ベスト10形式のランキングが効果的なのは、目的が明確でない利用者に対してです。例えば初めて訪問した人の興味を引くように「売れ筋トップ10」や「閲覧数の多いサービス」を提案するケースが考えられます。
しかし、スマらく区役所の利用者の多くは、明確な目的を持って訪問している市民であると想像されます。「住民票を取得したい」「図書館で本を予約したい」といったニーズに最短距離で目的の手続きページに誘導するUI(ユーザーインターフェイス)が求められるのではないでしょうか?
この状況を踏まえると、現行の設計は市民の利用シーンやニーズを正確に理解していない人物によって作られた可能性が高いと考えられます。 早急な改善が必要だと感じました。
ワンストップサービスでない「おくやみコーナー」
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各区役所に「おくやみコーナー」が新たに設けられたとの発表がありました。当然ワンストップサービスであると考えていました。しかし内容に驚きました。
「おくやみコーナー」は、オンラインでの予約は可能ですが、すべての手続きが一つの窓口で完了するわけではありません。 初めに「おくやみコーナー」で基本的な案内を受けてから、必要な手続きは各課の窓口で個別に行う必要があります。
このように、「おくやみコーナー」は全ての手続きを一元化するサービスではなく、「手続きの案内」を提供する場所であることをしっかりと理解しておかないとがっかりしてしまいます。
最新AI「ChatGPT4o」の見解は?
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問題点に基づく分析
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(1) 市民のニーズに応えていない
市民は具体的な目的を持ってウェブサイトを訪れるにも関わらず、手続きが簡単に見つからず、不要なアクションを強いられています。
利用者の視点が欠けているため、実用性が極めて低い。
→ 結果、市民から見た「価値」はほぼゼロ。
(2) 税金の使い方としての収益
2000万円という契約額は、一般的なウェブサイト制作費用の市場価格から大きくかけ離れています。
そのコストが正当化されるほどの独自性や付加価値(例:高度なUX、革新規機能)が見られません。 → 公共事業としての「投資効果」がほぼゼロ。
(3) 公共サービスの信用を失う
「書かない」「待たない」「行かなくていい」というスローガンを掲げながら、それを達成する具体的な成果が見られません。
市民はこのプロジェクトに対して期待感を失い、行政に対して不信感を助長します。 → 信用を損ねた時点での「価値」はマイナスです。
結論:価値はほとんどない
改善提案
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最終的な見解
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現状の「スマらく区役所」は、ゴミのようなものとまでは言わないものの、市民の税金で運営する公共事業として失敗作だと感じます。このプロジェクトを維持すること自体が税金の無駄遣いに他なりません。
雑感
スマらく区役所サービスプロジェクトの調査を終了し、いくつかの重要な発見がありました。このプロジェクトにはWebサイトのリニューアルに2000万円、プロジェクト全体にはなんと2億8800万円もの巨額が投じられています。その反面、市民サービスの予算削減は進んでおり、例えば「おむつ給付上限額の見直し」や「スタディツアーの中止」など、市民生活に直接影響するサービスが減額されたり、削除されたりしています。
無駄に巨額を投じるWebサイトリニューアルやプロジェクト推進よりも、市民の日常生活を支えるサービスの充実を優先すべきだと感じました。市民のニーズに応えるサービスを充実させるためには、市民の視点で判断することが今後ますます重要になると確信しています。
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お問い合わせは「有馬よしのすけ後援会」まで
https://yoshinosuke.com/