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ドイツ語の話

どういうわけか、今更、というかオーストリアに住んでいるからという明らかな理由があってドイツ語を学んでいる。これはアーティストビザを取得するためには、必須ではないけれども、単純にドイツ語で会話ができたり書類が読めるようになれば、生活がよりしやすくなるだろうということだ。いずれの機会にはドイツ語をもっと使う作品なんかも制作したいという意欲につながって来るだろうと思う。イタリア人の友達からは「それ間違いなく、よいことだよ!」と言われたが、彼も6年もウィーンに住んでいてドイツ語ができない第三国出身仲間だ。こういう時、お互いに辛さがわかるというものだ。もちろんどの言語であろうとも、初歩になれるまでが随分と難しいと感じるのだけど、少し慣れてくればどんどん学習が進むというもので、ドイツ語もそれと同様に慣れてくればなんとかなりそうだと感じるし、文法なんかもしかすると日本語に近い部分もあるのではないかとも思った。それでも英語と比べれば、ドイツ語習得にはさらに時間がかかるというデータがあって、そうは簡単には行かなそうだ。

銀行を日本政府とする
Turn the bank into the Japanese government
2022

とはいえ、ウィーンに来てから6年半強が経過していて、もうすぐで7年だ。いつまでこの街にいるんだろうという漠然な考えとともに、早いところドイツ語習得できればいいなとぼんやり思っているが。来週はギャラリーの恒例クリスマス会でロンドンなので、少しのんびりできばいいのだが。

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