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お金の貯金より筋肉の貯筋
今日は、体のことについて・・・ではありません!笑
私が勤めているクリニック看護師さんが、よく人に話しているというワードです。
こちらの方はSさん。前職を定年退職されたのちこのクリニックへ就職されました。
退職後は仕事をせずのんびりしようかなって言ってた矢先に、声をかけられ善意で就職したそうです。初めはパートさんだったのに今では正社員の扱いに。それも人手が足りなくなってきたから。
それほど、
心が優しいというか、
ほっとけない性格なのか、
お人好しというか。
あ、悪く言っているわけではありませんよ!
前職では看護師を統括する一番偉い人だったそうです。
仕事はテキパキだし、人間関係も上手だし。
憧れと尊敬しますね。(かなりの上から目線)
そんな人なので、(どんな人?笑)
仕事中も立ち止まって話しをすることが嫌いで、
何かすることがあるなら基本的に動いて仕事をしてたいと仰っていました。
日常会話の流れから、
「仕事中に立ちながらできる運動ってありますか?」
「普段は立ちながら膝を曲げてハムストリングスのトレーニングをしているの。」
と聞かれました。
なので私は、
「動かしている足よりも、立っている足の方が筋肉を使いますよ!」
その後も、プチ仕事のように片足立ちの指導をしました。
そんなことをしているとSさんが、
「歳を取ったらお金の貯金よりも、筋肉の貯金しないとね!」
お!色々と上手いこと言ってるな!って思いました。
Sさんも知人にはこと言葉をよく話しているそうです。
お金の使い方は、その時の状況や年齢、立場によって変わります。
なのでお金のことに関しては、どうこういうつもりはありません。
”筋肉貯金(筋)”
わかりやすいワードだな!と思いました。
でも、この言葉を紐解くと、
”筋肉”を”貯金”するということ。
そのままですね。笑
お金の貯金って何もせずとも、
使わなければ、大切に保管していたら、盗まれなければ、
基本的には減ることってないですよね。
でも、
人によって貯金という概念が違ってくるので、そこで差が生まれると思います。
多くの人の貯金って、お金が減らないようにする行為ではないでしょうか?
大体は減ったら困るから、いつの日か使う日が来るためだから、という感じだと思います。
しかし、中にはお金を使わないと金まわりが良くならない。という人もいますね。
お金を貯めるという人もいれば、お金を増やすという人もいるということです。
この考え方って、筋肉の貯金も同様に考えている人も多いのではないでしょうか。
しかし、
筋肉は違います。
筋肉は使わないと減っていきます。
なんなら、
筋肉は使い方によっても減っていきます。
いや、
使ってないところは減っていくし、使っていても使う強度が低ければ弱いままです。
研究では、
生涯最高の筋力は25歳から30歳まで
と言われてしまう。
それ以上の年齢は
何もしなければ減少をしていく一方です。
そう考えると、筋肉貯金っていう言葉に惑わされてしまいますよね。
筋肉を使わずに大切にしていると良いとは言えないですね。寧ろ悪いですね。
運動をやっているという定義や考え方って人それぞれの基準があるので、そう言った意味でもばらつきがあるため、何がいいってのは個別性だと思います。
筋肉を貯筋したい人はぜひ、たくさんの筋肉を使ってください!!
人間は消耗品ですから、筋肉も基本的に減ってきます。
消耗品は買い足さないと行けません。
筋肉も同様です。減っていくのに対して増やしていかないといけません。
そんな考え方をしていくと、
自ずとやることはわかってくると思います。
あとは継続ですね。
健康のためにあれこれやっている人も多いかと思いますが、
まず初めに”継続”ができないと何もかも始まらないです。
ぜひ、
筋肉に関してもそうですし、健康についても、
違った視点から改めて見直して考え直してみてはいかがでしょうか?