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なんでなんで星人
本日は、なんでなんで星人を見かけましたので、
なんでなんで星人に対する私の想いを書いていこうと思います。
私が勤めているクリニックは、リハビリ室に施術ベッドと物理療法を行う機械があります。
機械の方がたくさんあるので、私は隅っこのベッドで仕事をしています。
そんな仕事をしているときに、遠くの方であった出来事です。
(手を疎かにして仕事はしてません!笑)
その物理療法を行うために、未就学児の女の子とそのお母さんが来院してました。
治療を行うのはお母さんだけで、その女の子はお母さんが終わるのを待っている状態でした。
待っているというよりも連れてこられたという感じです。そこら辺はそれぞれの事情があると思いますのでよくわかりませんが。
その女の子がお母さんを待っているときに、
これはなんで?なんでこれはこうなの?なんでなんで?と
お母さんに”なんで”を連発していました。
お母さんがなんて答えていたのかわかりませんが、そのなんでを連発をした後は”なんでなんで”と聞こえなくなりました。
部屋中に声が響いていたので、お母さんは宥めたのでしょうか。聞こえなくなりました。
(未就学児を騒音と思う周囲の目自体がおかしいかもしれません。そういった周囲の日本人が子供の未来を自然と潰しているのかもと今の私は思います。今はこの問題は置いといて。)
人が感じる”なんで”をしっかり解決できたのでしょうか。
これって子どもを子ども扱いしているだけで、大人でも”なんで”を未消化にされるとイライラしませんか?
そもそも歳を重ねるにつれて、
今生活している社会を知りながら社会に染まってしまうので、
染まっていくほど”なんで”と考えなくなってしまいます。
これを読んでいるあなたは一番最近の”なんで”はいつありましたか?
”なんで”が出てくるのってとても貴重だと思います。
そしてその”なんで”は一生に一度しか出てこないということも分かっていないといけません。
一度出てきた”なんで”は二回目があったとしてもそこまで強い”なんで”になりません。
強くないと未消化になりやすいです。または消化できても吸収できているかはまた別問題です。
その貴重な”なんで”をどう扱うのかはあなた次第です。
そもそも”なんで”と思うような環境を自分で作っていかなければなりません。
やはりそのためには、自分の中から何かを出す(アウトプット)する必要があると私は考えます。
子どもみたいに好奇心が強い人はそもそもこの問題に直面していないので。
好奇心が湧き出てこないような人は、
飲み込んで、吐き出して、飲み込んで、吐き出して。
時々飲み込んで、吸収して、吐き出して。
その繰り返しの中で
飲み込んだ瞬間に”なんで”と思うでしょう。
”なんで”が生まれたら家族のように大切にしましょう。
私もまだまだですが、皆さんで一緒に
『なんでなんで成人』になりましょう。