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オランダ市民化テスト "Spreken(スピーキング)"学習記録[402]

 4月の末にようやくオランダ市民化テストの最終試験であるスピーキング'Spreken'のテストを受けてきました。日本のテスト文化だと8割が目安の感覚であることが多いので、6割の合格ラインは安心できました。結果は見事合格することができ、最後はONAという書類関係の手続きを済ませるのみとなりました。語学初心者でどちらかというと苦手意識の強い私でしたが、この試験に合格できたことは個人的に自信に繋がりました。もし可能であれば、このままオランダ語の勉強を続けたいと思います。
 そんなところで、今回はスピーキングの勉強方法とオランダ市民化テストの総括を残しておきたいと思います。

スピーキングの試験形式

 試験問題は24問で試験時間は35分です。24問のうち12問は、質問を聞いて自分の声を録音します。残りの12問は、会話を聞いて受け答えとして正しい答えを選択(リスニングに近いです)します。残りの12問の選択式のものは、文法的に正しいものを選ぶ形式もあれば、会話のやりとりに合わせて適切なものを選ぶ必要があるものもあります。文法的に正しいものを選ぶ際は、動詞の正しい変化語順などを理解しておく必要があります。

 私は仕事の時間が不規則であることと、レッスン受けた方がいいよなと思いながら時間が経過してしまったので独学になってしまいましたが、ライティングも含めアウトプット系のスピーキングはレッスンを受けて、自然なオランダ語の話し方を耳にして慣れておくと良いかもしれません。

スピーキングで使用した教材

過去問と回答例が以下で確認できます。

YouTubeでスピーキングの勉強
私はこの動画を何回も見て、文章のおおよその型とどのようなジャンルがあるのかを確認していきました。

私たちが受験した市民化テストはA2レベルです。
もちろん、そのレベルで言語の運用ができているかと言われれば、自信を持ってノー!と言えるレベルしかありません。笑

オランダ市民化テストの総括

 私は4回に分けて試験を受験しました。約1ヶ月近くの間隔で、「リーディング」→「リスニング」と「オランダ社会の知識」→「ライティング」→「スピーキング」の順番で受験してきました。ライティングとスピーキングを後ろに持ってきたのは、アウトプット系の試験は準備にも時間がかかりますし、何よりも心的なハードルが高く感じたからです。
 リーディングやリスニングであれば、オランダ語で書かれた文字や音声を正確に理解することができれば合格率は高くなります。また、そこで培った語彙を用いてライティングとスピーキングに活かすこともできます。

 語学が苦手な私にとって今回の市民化テストは、そこまでハードルが高いものでもなかったので、受験してよかったと思います。これで少し自信が持てましたし、娘も学校で日々オランダ語で学んでいるため、今後も自分なりに勉強を続けていきたいです。

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