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第2回ヨーロッパ周遊記③ (2023.04)元高校歴史教員が感じるギリシア🇬🇷の魅力【300】

夜行フェリーでギリシアへ到着

 イタリアのバーリに1日滞在した後は、そこから夜行フェリーに乗ってギリシアへ。昼過ぎにパトラの港に到着してからパトラ中心地にあるバスターミナルまでは海岸沿いを歩いて移動しました。

海岸線は歩道が整備されています
美しい風景を見ながらパトラのバスターミナルまで歩きました

そこは公共交通機関のバスの本数が限られていたこともありますが、海岸沿いは綺麗に整備されていて歩けるようになっており、現地の方もお散歩などで利用していました。パトラからバスに乗ってキャトまで2時間ぐらい移動し、そこから電車に乗って1時間ぐらいアテネまで移動しました。

 その日は、宿に宿泊し次の日からアテネ観光をすることにしました。

レストラン街でテイクアウトしたお店
とても丁寧に対応してくださいました
アテネの街風景
所々に廃墟もありましたが街の雰囲気としてはそこまで危険という感じはありません
写真のような古い建物と新しいホテルなどが建ち並ぶ観光地独特の雰囲気でした

アテネ国立考古学博物館

 朝の支度を終えて、まずはアテネ国立考古学博物館へ。展示品の数は半端ではないというクチコミを見て、古代ギリシアの授業をしていた身としては必ず訪れたいと思う場所でした。中には、金属、ガラス、石膏、陶器などの技術の高さを思い知らされました。とても見応えのある展示品をたくさん見て、古代ギリシアの文明の素晴らしさを学ぶことができました。

アテネ国立考古学博物館
当時のスポーツの様子が記録されているものもありました
壁画などもみることができます

アテネのパルテノン神殿

 古代ギリシアでは王政ではなく、市民たちの手で政治を行う民主政が行われていました。アクロポリスにあるパルテノン神殿の迫力と、そこからの眺めは抜群でした。

パルテノン神殿
アクロポリスでギリシアの国旗と空を妻が撮影してくれました
デュオニーソス劇場
ローマン・アゴラ
ローマ時代に建てられた市民が集まる市場(アゴラ)
ローマ皇帝ハドリアヌスの図書館
ローマ帝国の支配がギリシアにまで及んでいたことが分かります
帰りに利用した地下鉄の駅にも遺跡が
街全体が歴史遺産という印象があります

 アテネの観光が終わったら、次はピレウス港まで移動し、次はリゾート地ミコノス島へ移動します。こちらは高速フェリーで約3時間で移動です。

リゾート地ミコノス島へ

 ピレウス港からはフェリーに移動し、ミコノス島へ上陸しました。海の青と並ぶ白い家がとても美しかったです。

ミコノス島の綺麗な景色
路地に入ると迷ってしまうぐらい複雑に入り組んでいます
カト・ミリの風車も見ました
かつては小麦を挽くために使われていたとか

 2日間ミコノス島でのんびり過ごし、ミコノス島の空港から再びイタリアへ。次回はティラノからスイスへと進みます。

<参考HP>

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