第５回ヨーロッパ周遊記④(2024.02.23)「リアルドラクエの世界」と言われるドイツの古城🇩🇪コッヘム城・エルツ城の魅力【382】

　先週のオランダ周辺国を周る旅行で、最後は日本で一度お会いしたことがある日本人ご家族に会うためにドイツに訪れました。そのご家族が住んでおられる場所から近いところに、古いお城があるというのでそこに行くことにしました。

ツアーガイドが面白い「コッヘム城」

　車で来られる際は少し注意が必要です。城が見えてくると道がだんだん狭くなり、道を間違えたらUターンもかなり難しくなります。そして、駐車場を見つけるのに少し苦労しました。城の近くにはホテル用のパーキングしかありませんので、ドイツの現地の学校のところは通らずに、川辺まで降りて駐車場に車を停めるようにされると良いと思います。

　城内はツアーでのみ見学可能だということだったので時間まで待ってみると、私たち含めて２組しかいませんでした。そのため、ゆっくり説明を聞きながらツアーをすることができたのですが、ツアーガイドの方が非常に面白く冗談がとても上手な方で素晴らしい時間を過ごすことができました。

最初の門

ここを入ると売店とツアーに申し込むカウンターがあります

眺めは抜群です

食堂
奥に見える扉(右側)はどこに通じていると思いますか？
(ツアーで答えを知った時は驚きました)

デルフト焼きの暖炉

お酒に酔ったり部屋が暗い時にもこういう構造になっていると鍵穴にきちんと入ります

騎士の間

騎士の間は非常に豪華です

角のように見えますがお酒を飲むためのコップです

見学途中のベランダでモーゼル川を一望
何とこの展望エリアは下に柱などはありません
前日の雨で水量がかなり多いです

城の井戸の深さは50m
水を落としてから下に落ちる音が聞こえるまでに４秒ぐらいかかっていました

これはカエルではなく、甲冑を深くかぶった騎士
ガーゴイルと説明されているものもありました

壁画が気になったので調べてみると
キリストを背負って川を渡る「聖クリストフォルス」の壁画だそうです
ケルン大聖堂にも像になっているものがありました

閉鎖中で外から見学「エルツ城」

近づくまで城の存在がわかりませんでした

城の麓には川が流れており、少し休憩しました

リアルドラクエの世界と言われるのが納得できます

　エルツ城の内部は撮影禁止らしく、内部はツアーでのみ周ることができるそうです。今回は閉鎖中だったので残念でしたが、また機会があれば訪れてみたいと思います。