お風呂の入り方を考える
今日も一日頑張った自分へのご褒美として
ゆっくり自分の時間を取るために、一日の疲れも、いろんなストレスも
全てを水に流すために「お風呂」に入りましょう
しかし、ただ単にお風呂に入るだけではもったいない!
今日は私の師匠の長田 由美江先生のお話を基に皆様と共にお風呂について
考えていきたいと思います。
まず、お風呂のイメージは
・身体を温める
・免疫力を上げる
・身体の汚れを取る
こんなイメージがあると思います、そして「長風呂」が身体を温めるのに最適だ・・・という風にお思いの方も多いのではないでしょうか?
皆さんはいかがでしょう、お風呂のイメージってきっとあると思います。
大概の方は毎日お風呂に入るかと思います、もちろん数日に一回とか、そもそもシャワーしか浴びないよ~って方もいるのではないでしょうか?
そんなどんなイメージを持っていても、一度今日はせっかくこの記事にたどり着かれたのですから、しっかり考えてみませんか?
まず第一に一つ目のイメージから。
「身体を温める」
これは間違いないことですね、体温よりも高いお湯に身体を浸ける、もしくはお湯を身体にかけるわけですから、間違いなくその時は身体が温まることでしょう。
そうその時は身体を温めるのです、間違いなく。
しかし、本当に大切なのはお風呂に入った後のお話、その温まった身体を維持できるかどうかです。
そもそも身体からすればお風呂ってどうなんでしょう?
急に体の熱が急上昇してくるわけです、そりゃあなかなかのストレスがかかるんじゃないかと思うんです。
人間の身体には「恒常性の維持」という機能が備わっています
その中の一つが恒温動物であるということ、これは体温が一定に保たれていることを指します。
だから基本的に体温はそこまで大きく変動することはありません
ウィルスが侵入してきて、戦う時とか、要は風邪の際には体温が上がります、これは一時的に免疫力を最大限引き出すための身体の反応ですが、この戦いが終われば、またいつもの体温へ戻っていきます。
しかしお風呂はそのような外敵が来たわけでもないのに急激に体温が上昇するわけです、もちろん体温が上昇するので、身体としては熱を外に放出しなければいけません。
その反応として血管を拡張し、血液を全身に回し、そして汗をかいて内部からも汗による皮膚表面からも熱を冷まそうとしています
これはなかなか体力を使うことなんです、結構しんどいんです、お風呂に入るのは。
なので、この状態が長く続く「長風呂」って皆さんどう思われますか?
疲れません?どう考えても。
今日は本当に疲れたなぁ、長風呂でもして身体の疲れを癒そうかなぁって思って長風呂に入るとどうなると思いますか?
そう、余計に疲れますよね?
ここが重要なんです、お風呂は確かに体温を上げる、そして循環を促進する
これはとても大切な効能なのですが、これが行き過ぎてしまうと、逆に体力を消耗してしまうのです。
なので体力が有り余っている、熱が身体に有り余っている方を覗いて、長風呂はお勧めできないんです。
これを踏まえ次のイメージ
「免疫力を上げる」
この免疫力は、要は体力という概念でもよいと思います、長風呂で身体の体力を削ってしまうとして、そうなれば免疫力が上がるのは少し考えにくい。
もちろん、一回長風呂して疲れたからと言って、身体は回復力を持っていますから、元に戻ることは動作もないことです、しかし
これが毎日続くと、日々のお風呂による疲労が蓄積されてしまう。
身体を温めるためにしていることが、最終的に逆効果になってしまうこともあるんです。
実際にお風呂に入った後、なんだかだるいときってありませんか?
そう感じたときは、勘違いではなく、本当に身体が疲労してしまっているのです、その際は、お風呂は短めにしてみてください、いつもよりも物足りないくらいでいいんです。
それがいいんです。
最後のイメージ
「身体の汚れを取る」
これはもう当たり前ですけど、何でみんなお風呂に入るの?ってところですけど、清潔感ですよね。
免疫上げるとかは副産物で、今は清潔感を出すためにお風呂でしっかり身体をきれいにして、肌のケアなどをしっかりするために入っているようなものです。
シャンプーやボディソープ、洗顔料に化粧水
今はありとあらゆるアイテムを使って身体のキレイを保とうとしています。
しかし、ものによってはきれいにするためにしているのに、逆に肌荒れを起こしてしまう結果を出すものも・・・
一部では洗顔を使わない、シャンプーを使わないという人も増えてきていると聞いています。
私もシャンプーではなく、ボディーソープでもなく
たまにですが、「塩」で洗ったりしてます。
これが結構良かったり、はじめは慣れないので嫌な感じするかもですけど、結構いけますよ。※これも師匠から聞いたやつです。
お風呂もそうですが、今の常識って本当に体にいいかどうかってわからないんです、どんどん研究も進みますし、そもそも今みたいなことは昔にはなかったことです、きっと今の常識もこれからどんどん覆っていくことと思います。
でも身体はそう簡単には変わらない。
ですから、お風呂一つにしても身体にとってどうなのかをしっかり考えてみてください。
では以上でーす!