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セミナー構成をどう考える?

1月24日 日曜日 昨日も雨が続きまして、きっと体調が悪くなっている方も多いのではないかと思います

実際、患者さんの中にも、体調不良が強くなり来院することができないとキャンセルのご連絡をいただくなんてこともあります。

この雨に関しては、湿気の問題(東洋医学的な湿という考え方)や気圧による身体への負担増などによっていつもよりも、特に疾患を抱えていない方にとってもだるさやしんどさが増すほどに影響力を持っています。

気圧などの件に関しても今後お伝えできればと考えておりますので、その際はよろしくお願いいたします。

さて本日の内容は

「セミナーの組み立て方と伝え方」

を改めて考えてみます。

今習っている技術は「ユミエパルス」と言って、要は脈診のことなのですが、一般的に知られている脈診とは、内容も知識も、考え方も違う点が多いのです

プラス、脈診とは基本的に東洋医学のイメージが強いと思います、大半の方はスピリチュアル的なイメージをお持ちではないかと・・・

しかし、今は気象となってしまいましたが、一昔前は「西洋医」の方々も脈診を行う人もいたと聞いております。

中には、食べたものや妊娠しているかどうかなどの状態まで読み取る方もおられたそうで、医師もしていたんだなぁと感慨深いものがあります。

今では、脈を診たとしても「脈拍数」や「不整脈の有無」くらいの判断材料としての活用でしょうか。(医師ではないので何とも言えませんが)

何が言いたいのかというと、そもそも脈診という言葉自体がマイナーであり

現代においては活用している職業といえば「漢方医」「鍼灸院」「病院(バイタルチェック)」その他もあると思いますが、一般の方々の目に入ることはあまり多くはありません。

そんな脈診の技術なのですが、私たちのユミエパルスをお伝えしている対象は「一般の方々」も含まれています。

それは医療業ではない方、主婦に始まり、営業の方も飲食店の方、エステの方など、非常に多岐にわたります。

ですから、セミナーでお伝えするときも、一般の方向けにお伝えする必要があります。

解剖学や生理学などの知識がほとんどない方々に向けてお話をする。

セミナーの中では解剖などのお話は今はしておりませんが、以前はその部分も含めてお話をしていました。

脈を診るということは、脈から身体をイメージしてみることでもあります

ですので、身体のことについてはある程度知識を持って居ていただかないといけないからです。

各臓腑がどんな働きをしているのか、どのように関係しあっているのか、どの位置にいるのか、動脈や静脈は大まかにどう走っていて、血液の流れはどうなっているのか。

これは一般の方にとってはとても難しい内容となってしまいます。

そんなものを以前はお伝えしていたので、あの時に受講していただいていた方はとても大変だったと記憶しております。

そしてもう一つお伝えする中で大きなポイントは食に関する内容をお伝えすること

これは「栄養学」をお伝えしているわけではなく、今までユミエパルスを活用してきた「長田先生(創設者)」の患者さんからのデータ(症状、病名、脈、食事、嗜好等)を統計的にまとめたことにより、わかったこと

この食べ物は〇〇の臓器が好きなもの

この食べ物は〇〇の臓器が嫌いなもの

という風にわかってきたもの、それに加え、なぜその臓器が好きなのか、嫌いなのかを栄養素の働きや、栄養素のバランスによる臓器への影響、消化吸収過程も加味したうえでの判断をしているものであり

単純な栄養学でもなければ、ただの経験則でもなく

経験と実際の結果と、莫大な知識による裏付けがあるユミエパルス独自の食事療法と言えます。

これがユミエパルスの最も重要なポイントであることは間違いありません。

このことをお話しすることは可能ですが、そこで毎回必ず起きることは

「常識」という縛りからいかに脱却していただくかということ。

今はテレビや雑誌などで簡単に情報が手に入り、スマホでもいろいろな情報にアクセスすることができます

そこには食事に関する情報も溢れていて、栄養学としては正しいことも人によっては良くないこともあるわけです

中には「栄養士」のかたも受講されておりましたが、今まで習ってきた栄養学とは全然違ってとても大変だったそうです。

これらの膨大な知識と、脈診というマイナーな技術をどうお伝えするべきか

今も非常に難しい問題です、常に考えています。

脈を伝える時も、まずは体験してもらった方が早いのか、そもそもの脈とは何かという説明を先にした方が良いのか

脈の位置や、指の置き方、それに伴い橈骨動脈の位置もお伝えする

その際にどこまで解剖学的知識を添えるべきか。

一般的な脈診についても、お伝えすれば非常に多くのことをお伝え出来ますが、どこまでお伝えするべきなのかも大切です。

セミナーはやはり「楽しく」受講していただかなければ、技術も知識も習得率が大きく変わると実感しています。

なので、これはもう人によると言ってしまえばそれで終いなのですが、どれだけ、楽しみながら受講をしていただけるかを考えなければなりません

もともとのマイナーな脈診について楽しくお伝えする。

その方にとって脈診ということを「当たり前」にする

そして、最終的には脈を診ることを仕事に活かしていただく、もしくはそれ自体を仕事として成立させていただけるようにサポート体制も充実させていく。

いずれは、いろいろな職業の方々の+アルファのサービスとして定着させていければと考えていて、そのためには、多くの方に学んでいただくための

「カリキュラム」をどれだけ作りこむことができるか、がちがちに固めるのではなくある程度の「柔軟性」を持たせながら作成できるかが大きなポイントになります。

これからは、その部分も具体的に共有できればと思いますので、よろしくお願いいたします


本日の話は、まだまだ曖昧で具体的ではないため、皆様の何かプラスになるかはわかりませんが、何か気付きでもありましたら幸いです。

もしそんな気付きがあればコメントでもいただければ、私としてもとてもうれしいですし、ぜひ教えていただきたいので、よろしくお願いします。

以上です。

最後までありがとうございました!

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