IPFSを触ってみた
IPFSとは
IPFSとは、ざっくり言うとファイル管理システムです。
今、私たちは電子データを自前のパソコンの中、もしくは最近ではクラウドの中に保存し管理しています。
IPFSはこれらと異なり、インターネット上に直接保管を可能にしたファイルシステムです。
もちろんサーバーレスです。
IPFSの公式での説明は以下のようになります。
IPFSはネットワーク全体に対して「このハッシュに対応するこのファイルを持っているか?」と問い合わせを行い、該当するIPFSのノードがファイルを返すことで、ページにアクセス可能になるという仕組みです。
実際にやり方を説明すると大変なので以下のurlを参照にやってみてください。
https://qiita.com/ngo275/items/01bcf2b53917de40b5b8
実際にやってみた結果が以下になります。
準備するもの
IPFSに保存するデータ。データはなんでもいいです。
今回はmarkdownに適当な文字を書いて保存しました。
以下のurlの内容に沿ってIPFSにmarkdownを登録し、ハッシュ値を入手。そしてサーバーを立ち上げ、以下のようなサイトに飛べます。
Exploreと書かれている部分に、ハッシュ値を入力し、検索すると。。。
google chromeの新規タブを作られ、以下のように表示されます。
中身の内容は完全に一致していますね!
以下がurlになります。
https://ipfs.io/ipfs/QmXJyZydda9BesqHtLmwXPnUe6FrPewnS56JrsnBfRAASW
実際、この技術は実用レベルではまだ使われていないのですが、ブロックチェーンと合わせることでgitのようなものが作れたりします。
例えば、ドイツでは、研究データをブロックチェーンとIPFS を合わせて、データの改ざんを防いだり、タイムスタンプ機能を用いて壊れたデータを復元したりできるようなサービスの開発に取り組まれているところもあり、世界的に注目されているようです!
今後の進展に期待です!
以上です。
ありがとうございました。
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