夫婦のちょうどよいセックスとかけて、2人目の授乳と解く
その心は、真面目に取り組んだ時期があるからこそ、うまく気を抜けるようになる。
ツイッターで、「夫婦のセックスに真面目に取り組みすぎない」と呟いている方がいました。
ちょうど産後のセックスレスを解消し、夫婦の夜の生活を充実させたいと思っていた私は、まさに真面目に取り組もうとしていたので、その言葉がものすごく刺さりました。
その方とコメントをやり取りして、「何事にも言えることかもしれないけど、真面目に取り組んだ時期があるからこそ、うまく気を抜けるようになるのかもしれないですね」という言葉も頂き、しばらくそれについて考えていました。
真面目に取り組んだ時期があるからこそ、うまく気を抜けるようになる…。例えば何があるだろうか…
真面目にやった後、うまく気を抜いてできるようになった事として、2人目の子供の授乳が思い当たりました。
私は1人目も2人目もほぼ母乳だけでいけて、ミルクはほとんど使いませんでした。
1人目の時は母乳育児を軌道に乗せるために、乳首が切れそうになっても痛みに耐えながら頑張ったり、軌道にのった後も、アプリに飲んだ回数や時間を毎日メモしていました。
1人目は離乳食の進みとともに自然に回数が減り、1歳2ヶ月の頃に断乳しました。
3歳差で2人目を出産しました。
産院で赤ちゃんに授乳をしているとき、助産師さんから言われたことがあります。
「あなた、力入れすぎよ。1人目のときに頑張りすぎてどこか壊したでしょう?」
確かに、1人目のときに左手が腱鞘炎になったことがありました。
授乳のときの姿勢について、リラックスしてできる方法を教えてもらいました。
1人目の授乳は、とても真面目に取り組んでいました。
・時間や回数を記録する
・乳房を支える手には力が入っていた
・押し潰しそうで怖いので、夜でも添い乳(寝そべってあげる授乳方法)はしない
しかし2人目の授乳では、検診で体重が増えていたら大丈夫だよねと、だいぶ気楽にやれていました。
・時間は回数は記録していない
・自分のご飯を食べながら授乳できるようになった
・夜は添い乳で自分の体も労わる
私にとって2人目の授乳は、1人目のときに真面目に取り組んだ経験があるからこそ、うまく気を抜いてできるようになったことです。それに思い至った瞬間、気を抜いてやるという感覚がすっと腹落ちしてきました。
夫婦のセックスを気を抜いて楽しめるようになったら、こんな感じでしょうか…
・回数とか数えない
・できるときにやる
・夫婦がお互いに満足していれば内容は問わない
「あ、回数とか数えてないのでたぶん1日8〜10回くらい、欲しがったときにあげてて、飲んでる時間もまちまちで…1人目のときみたいに真面目にできてないんですけど、体重増えてれば大丈夫ですよね?」
私、2人目の母乳教室のときにこんな質問をしたのですが、これのセックスバージョンはこんな感じだと思う。
「あ、回数とか数えてないのでたぶん週に〇回くらい、できるときにしてて…ほんとは回数は数えてないのでよくわからないんですが…毎回流れとか違うし…。でも満足してるし仲良しです。」
私は根が不器用で真面目なので、たぶんこれからも夫婦のセックスについて、真面目になってしまう瞬間はあると思います。
でもそんな時があってもいいし、むしろその経験が、気を抜いて、お互いにとってちょうど良いセックスに行き着くための通過点になるのかしれない。
そして夫婦がお互いに満足できる性生活が送れたらいいな。
そんなことを考えながら、夫にも、私を私足らしめているこの生活にも、愛を持って接していきたいと思いました。
100円からでも支援していただけます。サポート頂いたら、そのとき一番ウキウキすることに使いたいです。