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ドーナツ こ わ い

とても久しぶりにミスドを食べた。

新作の白いポンデいちごみるく。

諸事情あって朝7時から開いている店舗に買いに行った。
朝から新作はまだ並んで無いかなと思いつつも行ってみると、3品全て揃っており一安心。

シンプルなものが好きなのでとろ〜りいちごみるくを購入。
本当は練乳とか何も掛かっていないただの白いポンデ生地だけで楽しみたいのだが、そもそもそんなものない。ざんねん。


朝7時台だが店内には4組ほど人がいて驚いた。
朝からミスドでエナジーチャージ。
過酷な社会を生き抜くためには朝ミスドも良いのだろう。


朝なのでレジはおじいちゃん店員さんが1人。
とても丁寧な接客でステキだが、おじいちゃん動きが超ゆっくり。
一つ一つ丁寧に丁寧に入れてくれる。
レジも間違えないように丁寧に打つ。
うっかりお釣りを出し忘れられる。

恐らく60後半くらいだろうか。
その歳でミスドでバイトというのがポップで良い。
飲食店バイトは効率効率で素早い動きを求められるので、急かされるのが大の苦手な私は苦痛で仕方なかった。
だからおじいちゃん店員さん、貴方のその丁寧な仕事を維持して、どうか効率主義で速さばかり求める社会の動きをゆっくりにしてください。


肝心の白いポンデいちごみるくのお味だが、私には甘すぎて2玉だけ食べ、後は家族とシェアした。

白いポンデは前回も食べたが、生地が柔らかすぎてすぐに潰れるのでとてもちぎりにくく食べにづらい。

ポン・デ・リングならではのモチモチ食感をさらに進化させたかったようだが、ふにゃふにゃすぎて噛みごたえが無く、ポンデの良さが半減している。

白さを保つ製法ゆえか、生地も甘めに感じ、さらにグレーズやらクリームやらをかけるので甘さがしつこい。

ミスドの新作は見た目美味しそうで気になるが、ガッカリすることが多い。
甘さの中にコクや風味が感じられず、中途半端な砂糖だけの甘さと油脂だけが残る。


やっぱりミスドはフレンチクルーラーとエンゼルクリームが至高である。
季節ものならプレーンの抹茶ポンデとポンデダブルショコラも良い。


ただこの世でいちばん美味いドーナツは、
クリスピークリームドーナツのブリュレグレーズドだということは譲れない。

何を隠そう私はクリスピークリームドーナツ信者。
クリスピーのドーナツはミスドより甘いがコクや甘さにまとまりがあり美味しい。

ミスドにはミスドの、クリスピーにはクリスピーの良さがあるので単純に優劣を付けられるものではないが、オリジナルグレーズドを初めて食べた時の感動は忘れられない。



以前は月に2回は食べていたが、今はカロリー怖くて食べられない…。

ドーナツは砂糖たっぷりで糖質の塊な上、揚げられていて脂質も追加されていることから、死ぬほど太りやすい悪魔の食べ物と言われる。

始めは大好きなドーナツがこんな不名誉な称号を与えられていることに怒りを覚えたが、自分もこの糖質と脂質の前に恐れを感じていることは覆らない事実なのだと受け入れざるを得なかった。

カロリーゼロを表しているから太らないのは伊達さんの理論の中だけの話というのが悲しい。


どうしたら太らないでドーナツを食べられるのか。

カロリーが高いと言っても1個や2個食べてすぐに太るわけではないので、量や頻度を考えて食べれば良いと思うが、ドーナツ屋の新作は次々出てくる。

これを逐一追っていたら、自分の体型がドーナツのように丸くなること不可避。

1度食べるともっと欲しくなってしまうので節制し続ける日々だ。
気分よくドーナツを食べられるようにドーナツカロリー貯金を続けているイメージ。


いつかドーナツの穴をカオスにして、食べても食べてもカロリーが穴に吸収される仕組みを作りたいと思う。

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