【酒袋が分析】霜降り明星がつまらないと言われる理由3つ
霜降り明星といえば「お笑い第七世代」の火付け役ですよね。その一方で、ネット民からは次のような評価を受けています。
「つまらない」
「トーク下手」
「うるさいだけ」
さらに粗品さんの「熱海終わった」発言があってからというもの、霜降り明星に対する風当たりがどんどん強くなっているようにさえ感じます。
それどころか今までの不満をすべてぶつけるかのごとく、粗品さんの失言に関する記事のコメント欄には、霜降り明星に対するバッシングが絶えません。
そこで今回は酒袋の私があえて霜降り明星のつまらない理由を分析してみました。
この記事は酒袋にとって不快な内容を含んでいます。読む際は自己責任でお願いします。
霜降り明星のネット上の評価
Googleで「霜降り明星」と検索すると、関連キーワードはネガティブなものばかりです。
逆に私が彼らのことを大好きだと思っているのは幻想なのか?とさえ考えてしまいます。
というのは冗談ですが、ネットで霜降り明星について調べていると必ず目に入ってくるキーワードが「つまらない」なんですよね。
そこで、まずは霜降り明星に対するネット民の率直な意見をまとめてみました。
「霜降り明星の面白さが分からない」
【投票】霜降り明星はつまらない 2390票
さらに驚いたのは以下の投票サイトの結果です。
※2021年8月7日時点
投票でこんなに差がつくものなのでしょうか。1人が何度もクリックしているのでは?と疑わずにはいられません。
漫才が面白い芸人ランキング14位「霜降り明星」
さらに調べていくと面白いランキングがありました。
このランキングを見ると霜降り明星は14位となっていますが、上位者を見てみると霜降り明星よりも先輩かつ有名な芸人ばかりが名を連ねていますね。
漫才スタイルの観点から見れば、上位者のほとんどがしゃべくり漫才であることが分かります。
この結果から世間的には正統派なしゃべくり漫才が人気で、霜降り明星のようなコント漫才はなかなか受け入れられにくいのだと推測します。
一方 、霜降り明星がM-1優勝してからというもの、コント漫才スタイルの若手芸人が急激に増え始めているそうです。
世間からの評価は低いものの、若手芸人からすれば霜降り明星の漫才は革命的だったのではないでしょうか。
霜降り明星が「つまらない」理由3つ
「つまらない」と一概に言っても、具体的にどういうところがつまらないのか気になりますよね。
ということで、どうして霜降り明星がつまらないと思われているのかも含め分析していこうと思います。
そもそも漫才がつまらない
霜降り明星の漫才スタイルの特徴は、アクティブに動き回るせいやさんのボケと、体言止めのドスの効いた粗品さんのツッコミです。
先ほども解説したように、漫才といえば「しゃべくり漫才」をイメージする人が多く、霜降り明星のようなコントと漫才を掛け合わせた「コント漫才」は邪道だと思われがちです。
最近、マヂカルラブリーがM-1で優勝し「あれは漫才ではない!」と賛否両論を巻き起こしたことが記憶に新しいですが、霜降り明星M-1優勝後も同じようなことが言われていました。
逆に、霜降り明星が優勝し3年経った今でも「あれは漫才だ、漫才ではない」論争が起こっているということは「しゃべくり漫才以外は邪道だ」という世間の考え方にあまり変化はないのでしょう。
加えてトークもつまらない
2018年に『松本人志のすべらない話』でMVS(=最優秀すべらない話)を獲得したせいやさん。しかし、その頃から「せいやのトークはつまらない」という声が目立ち始めました。
通称・すべらない話は、MCがダウンタウン・松本人志ということもあり、かなり人気のある番組です。
そして、そんな番組で最優秀賞を獲得することは、松本さんから太鼓判をもらったに等しいと言えるでしょう。
ところが、そんなせいやさんのトークでさえ「つまらない」と言われています。では、なぜせいやさんのトークは「つまらない」と言われているのでしょうか。
以下に理由3つを挙げてみました。
話の”盛りグセ”がバレてる
言い方がしつこい、大袈裟
オチが弱い
筆者としては「それが面白いのに!」と思う部分ではありますが、恐らくせいやさんの上記の部分が「つまらない」と言わせているのではないかと推測します。
また、粗品さんのトークに関して、病気で亡くなったお父さんのことをネタにするのはどうなのか?という意見もありました。
酒袋からすれば「またいつものか」といった感じですが、粗品さんを知らない人からすると、亡くなった人をネタにするなんて不謹慎だと感じている人も少なからずいるようです。
和牛の方が面白い
霜降り明星と和牛は、2018年のM-1決勝で優勝争いをし、結果として霜降り明星が優勝を果たしました。
当時の和牛は、2016年M-1から準決勝敗退を繰り返し、2018年で優勝できなければ3年連続準優勝敗退という状況でした。
そんな背景もあってか、2018年のM-1では「今年こそ和牛が優勝するだろう」という周囲からの期待が大きく、さらに和牛の決勝ネタが面白かったため「霜降り明星より和牛の方が面白かった」と霜降り明星が批判の的になってしまったようです。
そもそも和牛自体の人気が非常に高く、だからこそ「なぜこんなに面白い和牛が毎年優勝できないのか?」と疑問を抱いた人も多かったのでしょう。
まとめ あなたが面白いと思えばそれでいい。
今回、粗品さんの「熱海終わった」発言によって、霜降り明星への批判の声が浮き彫りとなってしまいました。
しかし、ネット民とは打って変わって芸能人からは「天才」「すごい芸人」とその実力は高く評価されています。
「霜降り明星はここがすごい!2人の魅力を再確認したい人へ。」
https://note.com/yoshino_113/n/n7c37ac28de8a
一方で、そこに世間とのギャップが生まれてしまい一部で「(事務所の)ゴリ押し」と言われているのでしょう。
今回の失言で霜降り明星への批判を目の当たりにし、ショックを受けた酒袋も多いかと思います。
ただ、彼らへの批判は以前よりずっと続いているもので今回のことだけが原因ではないことを忘れてはいけません。
どんなに批判されても、霜降り明星が面白いという事実に変わりはなく、彼らのお笑いに対する探究心には目を見張るものがあります。
現在キングオブコントに出場し、2回戦を突破した霜降り明星。
今回の失敗をバネに更なる活躍を期待します。
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