
はじめましてで音声配信してみました。─不動産と地域の未来をつなぐ挑戦
ずっとやろうと思っていた、音声配信をしてみました。下記はその文字起こし化した後のまとめです。
そちらもよろしければお聴き下さいw
自己紹介と不動産業の歩み
おはようございます。
ずっと音声配信したかったのですが、出来なかったので、案ずるより産むが易し、という事でやってみます。初回なので、軽く自己紹介から。
私は横浜市で不動産業を営んでおりまして、かれこれ約12年になります。不動産業といってもさまざまな分野があり、私は主に「賃貸業」、つまりオーナーとしての不動産経営を長く続けてきました。
私の不動産のキャリアは、12年前にアパートを一棟購入したことから始まりました。しばらくの間は、そういった物件の管理・運営を中心に行っていましたが、約5年前に宅地建物取引業の免許を取得し、不動産仲介業もできるようにしました。
ただし、これまでの5年間は、店舗を構えて広く営業するのではなく、知人や関係者の依頼に応じる形で細々と仲介業を行ってきました。
本格的に不動産業を展開する理由
そんな私ですが、今年から本格的に不動産業を展開していこうと考えています。その理由は、賃貸業の本質的な課題にあります。賃貸経営において最大のリスクは「空室」です。どんなに立派な物件でも、入居者が決まらなければ収益はゼロになり、固定費だけがかかり続けます。
単体の物件として、ニーズに適応し続けることは難しく、設備の改修だけで解決できる問題ではありません。特に建物は時間とともに劣化するという性質のものでもあり、売上が下がっていくにも関わらず、需要の変化に対応するのが難しい、という側面を持っています。
この課題を解決する方法について、私自身はこの事業を始める前から「住みたい、住んでも良いと思える施設が近所にあること」が重要だと考えていました。例えば、物件の近くにコンビニやドラッグストア、飲食店を誘致すれば、利便性が向上し、エリア全体の需要が高まり、もちろん自身の物件の稼働も安定するだろう、という事です。
しかし、個人レベルでこれを実現するのは簡単ではありません。
「食堂を活用した不動産業者さん」との出会い
そんな中で出会ったのが、神奈川県相模原市でユニークな取り組みをしている「トーコーキッチン(東郊住宅社さん)」でした。この不動産会社は、物件管理を行うだけでなく、入居者専用の食堂を運営しています。朝食は100円、昼食・夕食は(以前は500円、現在は)700円という格安価格で定食を提供し、入居者の生活支援とコミュニティ形成を同時に実現しているのです。
私がこのモデルに惹かれたのは、単なる不動産管理にとどまらず、「居住者にとって価値のある環境を提供する」という点です。通常の管理会社は家賃の徴収や設備のメンテナンスを行いますが、トーコーキッチンは食堂運営を通じて、入居者の満足度を高め、物件の価値を向上させる仕組みを作り上げています。このような取り組みは業界内でも珍しく、私自身も「こうした新しい形の不動産業を是非やりたいし、もしかしたら実現できるのではないか」と考えるようになりました。
新たな挑戦への決意
そんなこんなで、私自身で、こういった不動産業、管理業が出来ないかと思い、新たに不動産業者として、エンドユーザーさんとも積極的に関わっていく決意をし、路面店を出す事に致しました。
もちろん、出来ないか事等も目を向ければとても多いです。しかし、これまでの賃貸業の経験と、不動産市場の変化を見据え、地域の価値を高める取り組みを進めていきたいと思っています。
目指すのは「住みたくなる街づくり」
不動産経営は単なる賃貸物件の管理ではなく、エリア全体の活性化と結びつくべきだと、私自身は考えています。
物件の管理だけでなく、地域に価値をもたらす施策を取り入れ、「住みたくなる街」を作ることを目指していきたいと思っています。
この新たな挑戦が、私自身の成長だけでなく、地域全体の発展にもつながるものとなり、引いては横浜、神奈川、そして日本全体の発展に寄与する事が出来ればよいなと考えております。
これからの取り組みについても、ぜひ注目していただければと思います。
(後半は加筆が増えました汗)
是非いいね!(スキ)コメントお待ちしております!w