LEGO 75192 ミレニアムファルコン
はじめに
はじめまして!9月からYOSHINANI LEGOチームに参加している荒木と申します。幼少期からレゴに触れ育ってきており、その影響もあってか今は芸術大学でものづくりに勤しんでいます。よろしくお願いします。
ミレニアムファルコン号
今回紹介するのは 映画「スターウォーズ」に登場する銀河系最速のガラクタ船「75192 ミレニアムファルコン」です。
ミレニアムファルコンは歴代何度もサイズや見た目を変えて製品化されていますが、このスケールでの製品化は2007年発売の「10179 ミレニアムファルコン」以来となります。10年の時を経てあの巨大宇宙船が帰ってきたのです!
パーツ数、造形のディテール、仕掛けなど、全てにおいて完璧な進化を遂げています。
その詳細を写真と共に見ていきましょう!
詳細 表面
まず、目につくのは機体表面のディテールの細かさです。銃パーツやバネパーツ、電話パーツなど、細かいパーツを組み合わせて、あの独特の外装を表現しています
映画スターウォーズの撮影ではミレニアムファルコンはミニチュア撮影が行われおり、そのミニチュアの外装には機械のパーツやガラクタを流用していました。そのミニチュア特有の細かい機械感をうまくレゴに落としこみながら再現されています。
背面
次は背面の亜光速エンジン部分。
この水色に光るエンジン部分はミレニアムファルコンの代名詞といえる部分で、映画でも何度も背面からの画角カットが使われています。以前のキットではパーツ一つ一つを並べて再現していましたが、今回のものは長いチューブパーツを連結させて再現しています。時代と共にさまざまなパーツを開発し、進化し続けているレゴならではのアップグレード部分だと感じました。
裏面
次は裏面部分を見ていこうとおもいます。ここで一つ面白いことがあるのですが、なんとこのキット、重すぎるため説明書に持ち方の説明まで載っているんです。変なところを持ってしまうとメキッと折れてしまうとか。さすが最大規模のレゴキットです…。
持ちあげて裏面をみようと思ったのですが、一人では支えきれず、裏側に返すことが不可能でした…。少し見にくいですが、地面に置いた状態の写真でみていきましょう。
この巨大な機体を支えているのは同構造の8本の脚です。それぞれ上下に稼働する部分が少しあります。
そして真ん中にはファルコンの代名詞の「AG-2G四連レーザー砲」がしっかりと備わっています。
これは映画を観ている方ならお馴染みですね。
反対側の上部にも同じ構造で備わっています。真ん中にはクリアパーツが使われており、一応船内を少し覗けるようになっています。
側面
次は側面。 出入り口は手動で開け閉めできる仕様になっています。斜めになっていてミニフィグを立たせるのは少し難しい…。
外部その他
アンテナ部分を変えることができます。この四角のアンテナは「フォースの覚醒」以降のデザイン
のものですね。結構マニアックなところまで再現できるのは映画ファンとしては嬉しいところですね。
次は操縦座席部分。最大4人のミニフィグを配置することが可能です。ここでやいのやいの言い争いながら冒険しているところが想像できて良いですね。
内部
それでは最後に内部を見ていきましょう。
上面のパーツは簡単に取り外しが可能となっており、中の構造を自由に見ることができます。
正面向かって右側は部屋が2つあり、左側は特に何もなく空洞となっています。
まずは手前の部屋。
お馴染みのゲームテーブルがプリントパーツで再現されています。
通路部分もシールパーツで奥行きがあるような表現がされていて、細かい工夫が見受けられます。
奥の部屋にはハイパードライブ装置や可動式のポット設備、ハシゴなんかが雑多に詰め込まれた部屋となっています。船内特有の狭苦しい感じがよく表現されています。
最後に
最後まで呼んでくださり、ありがとうございます。
完成度も組立満足度も全てが完璧なセットでした!やはり巨大レゴは良いですね。子供の頃に戻ったように夢中で作ることができました。
ぜひ、私たちの活動をもっと知りたい方は、ブログをチェックしてみてください!制作の裏側や最新の情報を随時更新しています。こちらからご覧いただけます。
これからもYOSHINANIレゴチームを応援よろしくお願いいたします!
YOSHINANIレゴチーム一同