9月5日(月)大井競馬2歳新馬能力試験考察
大井2R2歳新馬(1400)
1番レラカムイ
5/13組、スタート出遅れから巻き返して後方2番手
1頭抜けて飛ばす馬がいて道中2番手以下は一塊になりこれの外々を追走
4角も外回され、直線は追われて伸び水準の4着
タイムは54.8
攻めは小林で2本、追切は52秒代-38秒代馬なり
5月能試から一度牧場戻されてのエスティファームお馴染み牧場闇仕上げ
ある程度の仕上がりは担保されているとみる、デキ水準やや上
能試は丸々外回っていたのでラストピリッとしなかったが及第点の内容
橋本和=ニセ山崎のトーセン馬はルックアップのデビュー勝ちなどあり
基本的に乗り馬に恵まれないニセ山崎で、自厩舎の2歳は唯一ぐらいの勝ちチャンスではある
しかしこの時期の新馬1400になるとメンバーも揃ってきてどうか
抑えに一考
2番マッチャンファイト
5/27組、スタート出遅れ外ヨレ、立て直して取りついて先頭と4馬身圏内のシンガリ追走も3角からやや置かれ気味に
直線はしっかり追われて伸びはなく離されるだけ離された最下位
タイムは55.8
攻めは直前一本終いのみの39秒代強め
5月能試からこちらも牧場再仕上げ
それはいいのだが戻って来て直前に軽め一本ではデキに疑問符あり
能試で終い止まっていたこともあって、攻めはしっかりの一本稽古みないことには評価できず
1400の距離ならやはりラストが厳しいだろう
3番アウトビアンキ
7/29組、スタート大出遅れの最後方から
コーナーインで回って直線は中、軽め仕掛けでラスト100切ってからガチ追いで伸びは上々のシンガリ入線
タイムは53.0
攻めは2本、追切は54秒代-37秒代強め
開催開けて直前2本はやや足りない印象もあるが時計はしっかり出していてデキは良好
能試503キロの大型馬で走りもドタドタと重さを感じるものだった
能試使って攻めしっかりやってデキは上がっているとみていい
過程からは一度使えばさらに締まってきそうだが、初戦から勝負になりそうな元値はあり
4番ヤサカオネット
8/19組、スタートやや安めも取りついて2列目の真ん中
道中は前の砂被って終始頭を上げてイヤイヤしながらの追走
直線も意図的に前の馬の後ろに入れ続けて砂被せし、残り200でようやくインへ
軽めに追われて伸びはひといき流れ込み3着
タイムは54.4
攻めは直前一本、終いのみの42秒代馬なり
攻めは軽くデキは正直強調できず
ただ、今年のトレンドは能試走っておれば直前攻め時計なしでも走るところあって軽視できず
デキは水準程度とみるが
能試砂被せ馬で直線開いてから馬なりで伸びていれば攻めは関係なしに鉄板クラスの本命馬だった
これが手応え伸び水準だったので少し評価割引
元値あるのは間違いないがデキの問題があり初戦がどうか?
減量谷内はプラス
5番ナックジャスパー
6/10組、スタートやや安め、道中は後方の外々
3角で引っ張っていたのは外モタレでもあったか?
4角はインに入れて距離を稼ぎ直線はインベタで追われて伸びきれずジリジリのシンガリ
ラチから離れず少し追いづらそうにも見えた
タイムは53.2
攻めは直前一本終いのみの38秒代直抑え
間隔開いた割に直前一本でやはり稽古は軽く映る
牧場闇仕上げの可能性もあるがデキは水準以上の評価はしにくい
上にナックファラオ、ミツカネジュピターなど
南関中級血統、使っていけば走ってきそうにみえるが初戦からは?
6番アエノコクオウ
7/29組、スタート出遅れ5馬身大きく置かれてシンガリから
押っつけて勢いつけると後は馬なりで徐々に差を詰め4角圏内
直線は大外に持ち出すとインに強烈にササリながらも一気に脚を使って2着まで差し込んだ
ラストまでモタレどおしでしっかりとは追い切れず余力あり
タイムは51.6
攻めは2本、52秒代馬なりの後、追切は5Fから65秒代-51秒代-37秒代馬なり
このメンバーでは抜けた時計を出してきていてデキは抜群のさらに上
出遅れ、モタレと気性の若さはあるがこれはむしろスケール感の大きさに
能試502キロの大型馬で使ってこの追切みればもう上積み青天井
元値断然の馬がデキも完璧
能試笹川→実戦矢野は能試で矢野が別馬乗っていたからで、元々矢野デビュー予定の様相
出遅れても巻き返しの利く大外枠、小頭数ともに歓迎
死角らしい死角が全く見つからない
一本被りの人気になるだろうが逆らえない
有力
大井3R2歳新馬(1200)
1番オピニオンリーダー
8/19組、スタート水準のイン3で砂被り揉まれながら完全に抱え込んだ素晴らしい手応えの道中
直線は前開いても追い出し待って抱え込み、残り200でようやくゴーサイン
しっかり伸びていたが勝ち馬ももうひと伸びで並び掛けるまでいかずの2着
タイムは54.1
攻めは2本、1週前に51秒代-37秒代一杯
追切は5Fから69秒代-53秒代-38秒代馬なり
デキは完璧
能試砂被せ馬、道中の手応えもよく直線仕掛けてからの反応、伸びともに文句なし
能試鞍上笹川はコアリオに移ったが御神本確保なら十分以上
砂被せできているので実戦での受けは広い
絶好枠引いてしっかり走ってくる
有力
2番コアリオ
7/29組、スタート水準の2番手から道中砂被ったのか遊んだのかフワフワとした走りで少し置かれていく
直線でも追われて脚は使っていたが前が大きく抜けてしまったことでラストは緩めて気の抜けたような走りになっていたが2着は確保
タイムは52.5
攻めは小林で超入念
乗り込まれてきて最終追いは49秒代-36秒代一杯
小林とはいえデビュー前49秒代は相当に動かしてきた
本数も十分でデキは絶好
能試ではセンス良く前受けもフワフワと集中できない走りをしていたが、この密度の濃い攻めで大きく変わってきそう
鞍上笹川はオピニオンリーダーではなくこちらを選択?
初戦から全開!有力
3番ホースマンシップ
8/19組、スタート2馬身出遅れも巻き返して道中はイン4番手で砂被りつつ手応えは良好
直線は前が開いてハミ掛け直し軽め仕掛け程度で後は完全に持ったまま
馬なりで抜けてきて1着余力あり
タイムは51.6
攻めは1本69秒代-53秒代-38秒代馬なり
能試から間隔詰っているぶんでこれで十分
馬なりでも長めからしっかりで負荷かけてデキは良好
能試砂被せ馬、直線ラストは馬なり楽走といっていいもので、しっかり追えばさらに時計は詰めれていたはず
大物感溢れる走り
スタートに難があってやや緩さも感じるので適性としてはスプリンターより1400~1600タイプにもみえるがここは断然の元値ありで
有力
4番ルレット
8/19組、スタート出遅れ最後方インから
道中はかなり置かれ気味も4角他が外回す中唯一頭最内入れてコース稼いで圏内取りつき
直線は追われて伸びずに離されてシンガリ5着
タイムは53.4
攻めは能試前より入念
明けての追切は小林53秒代-38秒代一杯
しっかり本数はこなしているがもう少し時計を詰めないと?
使い込んでいけば走れそうだが初戦からは?
5番ランプロン
8/19組、スタート水準1番枠で押し出されるように出たなりのハナ
楽な流れで進めて直線は後続並んでくるのを待って残り100で仕掛けてしっかり反応して抜かせず1着余裕あり
2着馬は同組オピニオンリーダー
タイムは54.0
攻めは2本馬なり水準のあと追切は終いのみの38秒代強め
デキは良好
快速牝馬アクティフの初産駒、母と同様赤嶺厩舎所属のロマン枠
能試504キロの大型馬でまだ成長途上
母譲りのスピードこそみせていないがセンス良く素材は確か
使ってからが良さそうではあるが能試使ってデキ上がっているようならば
スタート決まってポンとハナ切れるようだと渋太さがありそうで
有力
6番アエノプロミネンス
8/19組、スタート水準2番手から
3角から直線までずっと馬の後ろに入れて砂被せ
直線も前の馬の後ろにビタづけして砂被せし、馬が2度ほど嫌がって内に逃げるシーンがあった
しっかり矯正してラストは外に出して抱え込んだまま伸ばして2着
タイムは53.7
攻めは一本69秒代-53秒代-38秒代強め
デキはまずまず
能試砂被せ馬、直線ラストの手応えは非常に良かった
並みのメンバーなら本命クラスなのだがここは少しメンバーが揃った感
元値は高そうだが完成度の面で少し見劣りも
抑えには
7番シンアルマトゥラ
8/19組、スタート出遅れから外に膨れ
立て直してからの脚は抜群で外をグーンと押し上げて巻き返し3角3馬身圏内に
直線は大外を軽めの追いでしっかり伸ばしてきて2着余力あり
タイムは51.8
攻めは一本69秒代-53秒代-38秒代馬なり
デキは良好
能試は江里口なので追い切れなかったのか敢えてのものなのか、直線あまり気のない動きをしていた
能力隠し?
実戦は瀬川に乗り替わる
決して乗れる騎手ではないが乗り方としては馬質依存の走りなので馬が強ければまずまず
外枠引いて出して外2あたりか
能力を出し切れば勝ち負け
有力
いいなと思ったら応援しよう!
![吉村マン](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/27698563/profile_6061e29768a8e54fc692debc8a1dc9a6.png?width=600&crop=1:1,smart)