9/23(金)大井競馬2歳新馬能力試験考察

大井4R2歳新馬(1600)


1番ミックファイア

8/19組、好発からハナ
大きなフットワークで力感のある逃げで手応えも抜群
直線は外に持ち出して
そのまま抑えたまま後続を寄せ付けず1着余裕あり
タイムは53.6

攻めは入念
毎週のように時計出していずれも53秒級
追い切りは70秒代−53秒代−38秒代強め
デキは万全
シニスターミニスター×ブライアンズタイムで馬格があっていかにもこのあたりの距離が合うタイプ
初戦からしっかり走ってくる
有力


2番ドゥーロアバンティ

8/19ミックファイア同組、1番枠からスタート水準イン2からのイン3で手応えは良好
直線は馬の後ろに誘導されて少し砂被せ、軽く仕掛けられ伸びはまずまず3着
タイムは54.2

攻めは入念、9/9に52秒代で一杯と負荷を掛けられその後水準一本
追い切りはしまいのみの38秒代強め
仕上がり良好
能試直線では叩きつけるようなフォームでやや推進力を欠いていた走り
追われてスイッチ入れば変わってくるか?
鞍上は高橋昭から絶好調今野替わりは大きくプラス
使ってさらに良さそうではあるが初戦から格好はつけてくる


3番スナイプフレイバー

6/10能試予定が取り消しでの9/9組
スタート水準、二の脚でスピード乗ったところで前の馬が少し外に膨れそうになり、余波でこちらも外に振られる
これで怒った訳でもないだろうが道中はやや掛かり気味での前進気勢溢れる外2追走
直線は鞍上完全に持ったままで馬が勝手に伸びてゴール直前終いにググッと詰めての2着
タイムは54.1

攻めは小林で入念
馬なり主体で53秒代、54秒代とやって追い切りは小林坂道26秒代−12秒代馬なり
デキはかなり良さそう
能試504キロの大型馬で、能試使われてこの稽古なのだから上積みが大きい
上にラインカリーナがいる血統馬
センスがあって道中不利とやや折り合いロスありながら馬なりで伸びたことから元値高い
距離もこのあたりがいい本格型の馬
初戦からしっかり走ってくる、有力


4番ジェットアロー

7/29組、スタート出遅れ、促しながらの追走もスピード乗りはイマイチで後方から
直線ムチ入ってビッシリ追われてなんとかと言った形の伸びで3着
前とは離されていた
タイムは53.3

攻めは入念、51秒代、52秒代連発のあと、追い切りは65秒代−51秒代−37秒代強め
意欲的な稽古を積んでいてデキは抜群
能試515キロの大型馬で、能試時点では仕上がり途上の走りで動くことができず
叩いてこの攻め内容なら一変が視野
ペース流れそうにないここで後方からでは辛いが、デキ上がった分でしっかりスタート決めて位置とって立ち回れるようだと上位がある
能試鞍上の矢野がミックファイア選択、鞍上横川の分で腕の割引は必要だろう


5番サワーキャンディー

9/9組、スタート出遅れ最後方から鞍上軽く促しながらの追走も反応は鈍く上がっていけず
直線は鞍上持ったままで馬の間を伸ばしてきて抜け出し1着
馬が勝手に伸ばしてきた内容でなかなかに根性あり
タイムは52.1

攻めは1本、54秒代−39秒代馬なり
デキは良好
レディオガガの下
スタート、行き脚は鈍いものの、やる気にさえなったらシッカリ脚を使える実戦型
テンから急がせることのないマイルからのスタートは歓迎材料
五分のスタートで離され過ぎずに追走できるようなら終いキッチリ伸びて間に合わせてくる
鞍上積極藤本で、ゲートから出していっての突発先行の可能性もなくはないか
有力


6番ジョイスマイリー

8/19組、スタート水準も1番枠を活かしてハナ
勝負どころ並ばれるもコーナーで再度先頭
直線は内にモタレているのか鞍上が矯正で追いづらそうにしていて力尽きて失速
タイムは52.3

攻めは2本、軽め一本の後に追い切りは52秒台−38秒台一杯
デキは水準といったところ
やや仕上がりに疑問あり
能試の直線で見せた悪癖も気になる
使いつつの良化待ちではないか


7番シフノス

8/19組、スタート水準も3角手前で急失速して止まって完走できずはアクシデントか
再能試は9/9スナイプフレイバー同組、好発からハナも少し気を抜いて外に行こうとして後続スナイプフレイバーに迷惑かけたのはこの馬
鞍上慌てて矯正し立て直して再度ハナでキビキビとしたいい逃げ
直線は外から並ばれそうになると馬が反応して抵抗するような動き
鞍上の見せムチにもしっかり反応してグンと脚を使ってそのまま抜かせず1着
タイムは54.0

攻めは1本、小林60秒代-42秒代馬なり
稽古は軽いが入厩自体は早くて時計にならないところで乗られていそう
デキは走れる状態にまでは作っているとみる
上にクリノスターオー、クリノフウジンなど
能試508キロの大型馬、2度目の能試ではすんなりハナから若さこそ見せていたが後続や見せムチへの素早い反応などセンスの良さをみせた
揉まれない分で大外枠は歓迎
やや仕上がりは遅いイメージの血統で、あとはきっちり攻め時計出してきた組に比べ現段階での完成度がどうかといったところ
有力


大井5R2歳新馬(1200)


1番ジョーアラモード

5/27組、スタート水準、二の脚まずまずで1番枠からハナ
道中は馬体離しての外の馬と並走の逃げ
コーナーインベタで回って直線もイン
ビシビシムチは入っていたが追いはさほど強くなく伸びは水準の2着
タイムは52.1

攻めは時計になるところはやっておらず
5月能試から間隔開いてのこれはさすがに仕上がりとしては疑問
デキは水準以上の評価はできない
元値馬であれば水準仕上がりあれば十分ではあるが
常識的には一度使ってから
能試での鞍上藤本バーラーゴーラーを選択のよう


2番ローレンクサナギ

8/19組、スタート○も出たなりで出していかず、内の馬をいかせての外2番手から
直線は追ってさほどスピード変わらずのワンペースの走りでジリジリ、流れ込みで4着
タイムは54.5

攻めは能試前から入念
追い切りは小林52秒代−38秒代一杯
能試529キロの大型馬、攻め本数はこなしているもののもう少しピリッとした時計が欲しいかもしれない
デキは良好
大型馬でワンペースのタイプ、叩いたことと攻めやって変わってこればいいが、勝ち負けとなるとスタート決めての前受け流れ込み最適解
この距離でどうか
負け組距離延長などかなり面白そうだが

3番トニープリンス

7/1組、スタート○でインからハナも3角で交わされてイン2番手
直線は内でしっかり目に追われてジリジリの脚で4着
タイムは53.5

攻めは外厩牧場坂路一杯追い
時計比較はわからず
さほど強調できるデキではなさそう
初戦の1200では見せ場も作れるかどうか?



4番バーラーゴーラ

7/29組、スタート水準イン2番手から
直線は手応えまずまずで軽めに仕掛けて後は流しての2着
タイムは51.2

攻めは入念も今ひとつ時計が詰まって来ない
追い切りが54秒代−39秒代一杯
能試598キロの超大型馬で、能試から間隔開いて乗り込まれてこの時計はまだ仕上がり途上という判断
社台の良血馬だが、血統考えたら中央入厩で芝走らせてしかるべき
これが地方スタートはやはり超大型の若馬で脚元に負担を掛けたく無い意図もよみとれる
マイルあたりでゆったり流れにのれればいいのだが、1200で出していくような競馬してしまうと終いバラバラになりそう
抑え以上の評価はできないか


5番リブバイナイト

9/9組、スタート水準押して位置取りに動くも2番手イン
道中終始促しながらでコーナーインから直線は一旦前に
追われてイマイチ走りが変わらず、ジリジリになって置かれていってのシンガリ
タイムは52.6

攻めは一本57秒代−41秒台強め
デキは悪い
能試515キロの大型馬で、能試、攻め共に見せ場がない
額面通り仕上がり途上とみる


6番ノンファンジブル

9/9シフノス、スナイプフレイバー組、スタート水準も外から被されて嫌がって外に逃げるシーン、立て直したところに例のシフノス膨れ→スナイプフレイバー膨れに敏感に反応してこちらも外に
再度立て直して外3番手から
直線はハミ掛け直してムチ入れて軽く仕掛けられるも伸びは水準3着
ラストは馬なりではあった
タイムは54.3

攻めは一本、終いのみの43秒台
強調できるほどの稽古ではない、デキは水準
能試はかわいそうなぐらいの引っ張りを2回、アレで止めずに巻き返して先行していたのは立派
精神面の強さは評価したい要素
これで攻めビシッとやっていれば変わり身期待したかったがデキは水準
先々は走ってきそうだがこの状態で初戦の1200どうか
抑えには入れておきたい


7番ナンセイスコピオン

6/10組、スターとやや安めも出たなりで外2ガッチリ
直線もガッチリ抑え込んだままでしっかり最後まで伸びきって1着余力十分
タイムは51.9

攻めは間隔開いた分で入念
2週前に66秒台−52秒代−37秒代強め
追い切りが68秒代−52秒代−38秒代馬なり
他がさほど目立つ稽古できていないのを差し引いても順調すぎる攻め過程は目を引くもの
デキは抜群といっていい
ガッチリ抱え込んだまま抜け出した能試の時点でおそらく並メンバーなら新馬勝ちレベル
そこから仕上げ直してきているのだからちょっとモノが違うか?
米田厩舎=笹川ライン
2歳新馬でキッチリ結果出してくる笹川だけに取りこぼしは考えにくい
有力


大井6R2歳新馬(1200)


1番スプラッシュ

9/9組、スタート水準、イン3から砂被ってやや頭高く下がり気味
3角再度イン進出からコーナーはずっと砂被せ、直線もしばらく前の馬の後ろキープで砂被せ
半ばで内に切り替えて持ったまま4頭並走同入の4着
タイムは51.7

攻めは1本、55秒代-39秒代馬なり
デキは良好
能試511キロの大型牝馬でいながら重苦しさはなくしかし走りはスケール感あり
入念な砂被せも済んでいて終い余力と末があるのもほぼ確認
元値あり、あとはこの距離がやや忙しいかんあってその部分がどうか
有力


2番ジューンシャトル

9/9組、絶好発でハナも終始大外回っての逃げ
鞍上の手応えは非常に楽で直線もまさにガッチリ持ったまま
痺れるぐらいの手応えを抑えたままで走り1頭交わされて2着
余力断然
タイムは52.2

攻めは一本、終いのみの39秒代馬なり
能試の動きを見る限り仕上がっていて仕上げに一本といった感
デキは良好
外々回っての直線はなかなかみることができないぐらいの手応えだった
馬場から逃げはやや割引にも映るが元値は相当高い可能性
ポンといって絡まれないなら有力


3番ヴァイオヴィーナス

8/19組、スタート水準外3先行
道中は抑えまくりの前進気勢あって前並んでいき4角は大外へ
直線は追われて思ったほどは弾けずもジワジワと脚を使って3着
タイムは51.8

攻めは一本、小林52秒台-38秒代強め
デキはまずまずよさそう
前向きな気性はいいのだが外回ったにしても終いが案外
そこそこにはまとめてきそうだが勝ち切れるかというと疑問も


4番リトリーブ

8/19組、スタート大きく出遅れで最後方から
押し上げてきた3角で頭上げてバカつき気味の走りはコーナー曲がれなかった?
勢いをややそがれたが、直線は内目から追われて水準以上の伸びをみせて圏内の3着
タイムは53.0

攻めはミッドウェイ仕上げで牧場坂38秒代-24秒代-12秒代強め
例によって時計にならないところでしっかりやられているはず
デキに関しては出てくる以上は万全
アンティキティラ、ラリュヌブランシュの下で地方ダート適性の高い血統
まだレースでの若さが目立つが、将来的にはまず走ってくる
若さ、完成度の分で初戦がどうか
有力


5番キメツノホース

9/9組、スタート水準も1番枠で被されたのを気にしたのか位置下がってイン4番手から
4角から直線は前の馬の後ろに入れてわかりやすく砂被せをしたあとインに入れて持ったまま余力で走って4着
タイムは52.4

攻めは一本55秒代-39秒代馬なり
デキは水準
能試砂被せ馬、インでの揉まれも同様に経験していてこれはアドバンテージ
しっかり追われてどうかの面はあるがセンスあって伸ばしてこれそう
有力


6番シルヴィーノ

7/1組、スタート水準もやや置かれていってインの4番手
直線はジリジリ伸ばして2着まであがってきたが全体に流れ込み馬多く
タイムは53.6

攻めは一本小林52秒代-38秒代馬なり
能試から間隔開いて額面の乗り込み本数は少なく感じるが、これがエスティファーム生産のトーセン馬
例によって能試通した後の牧場戻し闇仕上げ
仕上がりとしては高い水準まで作ってきているとみて間違いない
デキ万全
パッとしない能試からどこまで上積みあるかがカギ
鞍上が帰ってきた男、田中洸の時点でニセ山崎レベルの信頼度しか感じないが、、、


7番レジェンドライン

8/19組、スタート水準から抜け出してハナ
道中の手ごたえは良好
直線は軽めの追いで伸びはまずまず2着
タイムは52.9

攻めは入念、追切は68秒代-53秒代-39秒代一杯
ラストに間に合わした感じでデキは水準レベル
能試も取り立てて強調できるものがなく、初戦は恵まれて着あるかどうか程度


8番アースリンゴ

8/19組、スタート水準、3頭並走先行の真ん中から
直線は追われて今一つ伸びず流れ込み4着
タイムは52.3

攻めは2本、追切は53秒代-39秒代強め
能試時よりは上がっているか
とはいえ見せ場のない内容からこのメンバー相手では展望としては厳しいものに





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