5/6(金)船橋3R2歳新馬能力試験考察

船橋3R2歳新馬(1000)

能力試験全頭4/19組で一見比較はしやすいように感じるが、馬場替えてからの船橋はとにかくタフ
この開催の最終日4/15から雨で馬場はドロドロ
4/19の能試映像みても馬場に水が浮いていて時計も掛かっている印象
この時期の2歳新馬には相当厳しいコース設定
メイチで走ってガタガタになっては元も子もなく、能試出しきった馬と余力で流した馬の見極めも必要かもしれません

攻めもタフ馬場の船橋は全馬時計掛かっていて調教比較してこれは!といった馬が不在
仕上げの読みが難しく、能試、血統、陣営気配による元値推測からの決めうち的な狙いになってしまう感は否めません
それでは全頭見解に入ります

1番ピカンチダブル

スタート水準、一団の中団からかなり前進気勢あって道中掛かり気味に上がって外から2番手に
鞍上は引っ張りきりで回って4角はかなり外へ誘導
直線は鞭こそビシビシ入っていたが追いは軽め余力残しで伸びて2着
時計は54.2

攻めは1本69.5ー52.7ー39.2一杯
時計は水準
デキは水準レベル
悪い馬場を気にせずグイグイ上がっていく脚見せたのは競走馬として素晴らしいポイント
4角外出したのは外負荷も考えられるが、直線馬場のいいところ走れていて相殺するとプラマイゼロ
ラストまでしっかり伸ばせていたことから元値あり

問題はこの1番枠
今開催もタフ馬場でイン死に傾向が強い
スタート水準からやや遅れぎみを考えると枠なりに中団インが濃厚
内で出せずにダラダラ悪いところ走らせられる可能性が非常に高く、また砂被せ経験無しなので揉まれてどうかも懸念
能力は感じるが舞台設定からは重い印は打ちにくい

2番セザンブライト

超好発から少し押してリード取ってのハナ
終始2馬身近くリードを保ち、直線は鞭入れられてしっかり伸び1着
ラストは迫られていたが余裕あり
タイム52.2は当日1番時計
1番枠からずっとインベタでこれは馬場考えると時計、着差以上の評価が必要

攻めは1本70.8ー53.7ー40.2馬なり
デキは水準
ゲートセンス良く終いもしっかり
あそこから突き放せればよかったがタフ馬場をイン逃げの負荷が響いた面はあったか
人気になるだろうが能試からはケチをつける内容無し

母ダイリュウアマゾンのセレン産駒と船橋サトケン血統
セレン産駒はややズブく距離伸びてからの印象があり(ブラヴール、レーヴのせいだけど)、この時期の新馬1000のイメージはなく
スキがあるとすれば血統面からの不安か?
有力

3番メイクアストーリー

好発、楽に外2番手から
道中掛かり気味の馬に外から抜かれて被されるも嫌がらず
4角逃げ馬後ろに入れて砂被せ
直線も明らかに意図を持ってこの逃げ馬直後をキープし入念に砂被せ
手は動いていたがまだ余裕ある感じで最後まで伸びて3着
タイムは54.2

攻めは69.7ー53.6ー40.6馬なり
デキは水準
母が中央ダート1000で3勝の快速コマノレジェンド
スピードに裏付けあり
能試で見せたゲートと道中のセンスを評価
意図を持ってかなりしっかり砂被せできていて、このケースの「砂被せ馬」は元値相当と見るのが吉村理論
取れる競馬の幅が広く買いやすいのはこれ
有力

4番アクセルロッド

1番枠スタート出負けも、押して位置取ってのイン3で砂被りつつ
直線は軽めの仕掛けで一旦伸びかけるが、ラスト抑え気味で伸ばしきれず(きらず?)5着
タイムは54.4
タフ馬場を道中インベタで回っていて負荷はかなり
ラストは無理しなかったか能力隠しのどちらか

攻めは能試前に2本水準級で追い切りは71.3ー54.4ー39.9強め
時計は目立たないが本数できている分のアドバンテージあり
デキは良好

山口ステーブル育成!
入厩からビシビシやれているあたり仕上がり早にみえるが能試の判断に迷う
額面どおりだとイン負荷にしても終いが足りず、ただラスト緩めていたので負担を避けた&能力隠しの可能性もあり
砂被せ、イン揉まれ経験は大きく実戦ガラリの可能性も
ピンかパーにはなるが配当的には合いそうで、狙っていくならここから入る手も
有力

5番キャッスルバジオウ

スタート水準も二の脚ひと息
砂を被っただけでは説明しづらいぐらい道中はずっと頭の高い走り
直線はガッツリ追われて伸びサッパリ
シンガリ6着55.4

攻めは中間水準一本のあと追い切りは70.9ー53.8ー40.3強め
デキは水準
キャッスルクラウンの下
ゲートも良くないし頭の高い走りからまだ成長途上の感
使いつつ良くなればでは
血統から距離を伸ばして変わってくる可能性は高く、負け組では要チェック

6番チェルカトローヴァ

スタート好発から出たなり2番手外
道中は離し逃げの前を追いかけず、直線入ってもまだ仕掛けない
これで楽に差を詰めていき、残り100から軽く仕掛けてググッと伸びて2着同入僅差の3着
入線後突き抜ける脚色だった
タイムは52.3

攻めは1本69.7ー53.6ー40.6馬なり
デキは水準
上にレベルフォー、スティローザ、エルロイ等
矢野義厩舎所縁の血統で堅実に走る地方レベルの良血
能試内容でいえば一杯一杯だった勝ち馬セザンブライトより上の評価でいい
スタート、道中、仕掛けての反応などセンス感じさせる走りは血統から来るものだろう
元値馬
走っている上がほとんど矢野義厩舎管理で、陣営が血統を熟知しているのはファクターアナリシス

前を行かせて番手ガッチリマークから実戦は直線しっかり仕掛けて伸ばしきれる
まず大崩れする姿が想像できず最有力とみていい

7番キモンツガル

発馬で2馬身抜けるロケットスタート!
そのまま抱え込んだ逃げで手応えは抜群
4角一旦引き付けて直線は軽く仕掛けて反応し抜けだして1着余裕あり
タイムは54.0

攻めは69.5ー52.7ー39.2馬なり
デキは水準
上にキモンクラブ等、父コパノリチャードに変わり仕上がりは早そう
負荷馬場のインで逃げてラストまで余裕たっぷりの能試は素晴らしい

インのセザンブライトとのハナ争い、どちらも発馬がいいが互角ならインが突っ張るはず
能試で引き付けて直線伸びを見せたことから差せる脚あり無理に競りかけはないか?
想定は外2番手周りも他もゲート速くこれが主張で枠の分で外3、4番手周りになる危険は頭にいれておく必要あるか
有力

8番メイクアドリーム

スタートやや遅いが二の脚で挽回、取りついて4番手外
直線はしっかり追われて伸びは鈍くそのまま流れ込み5着
タイムは53.5

攻めは1本70.9ー54.8ー41.8馬なり
チェルカトローヴァ相手に大きく先着許していて、時計からもデキ一枚割引
能試、攻めから仕上がり途上の判断
初戦からの狙いは立ちづらく使ってからだろう

総括

門別でいうスーパーフレッシュのようなもの
今年度船橋新馬初レースで、他組み合わせ入れば余裕で勝ち上がれそうな好素材が揃った

タフ馬場船橋で前日馬場でいうともう完全にイン×
逃げも割引が必要になり、狙いの本線はラストまでしっかり脚のある馬

新聞紙面どおりの見立てにはなるが、勝負圏内の馬は内からセザンブライト、メイクアストーリー、アクセルロッド、チェルカトローヴァ、キモンツガルの5頭
これに連下の抑えでピカンチダブルを入れるか入れないかの判断

本命は各々考えて絞ってみてください
馬場がタフで素質馬揃って当てにいくのはかなり難しいレース
好きな馬買うたらエエんです(競馬ブック藤井嘉男)

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配当面と当日の馬場確認して私の最終結論は15時までに下記に更新
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