8月30日（火）浦和競馬2歳新馬能力試験考察

浦和1R2歳新馬（800）

1番レコルトハッピー

8/12組、スタート出遅れ、前の砂被って頭を大きく上げて進んで行かず前半は大きく5馬身以上離されて置かれた最後方
3角から詰めていく時の脚が速く４角あっという間に馬群に取りつくと、直線は砂被りながらも抑えたままでグイグイ伸ばしてきて4着余力あり
タイムは51.6

攻めは一本57秒代-42秒代強め
デキは上々
能試吉留→実戦森で例によって激アツの薮口ヤリライン
スタートから前半は全く競馬になっていなかったが、落ち着いてからの巻き返しの脚は速く、直線は砂を問題にせず自ら伸びていたのは大きく評価したい
砂被せ揉まれ経験を積めたのもよく、課題はゲートだけ
出遅れても巻き返しが利く1400のほうがいいのはたしかでもスタート五分なら十分通用の見立て
鞍上森の1番枠でロケットスタートなるか？
有力

2番ウィンターソング

8/12レコルトハッピー同組、スタート水準も徐々に置かれて早々に仕掛けて促しながらなんとかの5番手追走
4角はインベタで直線も最内入れてビッシリ追われて伸びは水準流れ込みのシンガリ6着
タイムは52.2

攻めは能試前より入念、明けての追い切りは発馬からやって55秒代-40秒代強め
乗り込み量からデキは担保
最終追いでビッシリやれたのはデビュー牝馬としては素晴らしい、万全の態勢でのデビュー
道中手応え渋く直線も伸びは一定だったが、攻めの動きからはガラリ一変あってもおかしくない
距離は伸びてからの方が良さそうだがスタート決めて流れに乗れるようだと侮れず

3番ピノホホッア

8/12組、スタート水準外から上がっていって外３先行
3角手前で抑えきれない感じで外から先頭抜けていき４角は大きく外へ持ち出す
直線は鞍上完全に持ったままで馬が勝手にスパートかけて突き放していって1着余力十分
タイムは51.0

攻めは2本、発馬59秒代馬なりをやって、追い切りは59秒代−42秒代末強め
古馬一杯相手に突き放しているのだから素晴らしい
デキは絶好
530キロの大型馬だが全く重苦しく見せずただただスケール感あり、
シンプルに元値断然！ちょっとモノが違う感じ
薮口ヤリでレコルトハッピーが能試吉留→実戦森と思ったが、純粋にピノホホッアとのピノ馬主ラインでこちらを選択のよう
新馬はもちろん将来性十分の素質馬で
有力

4番ハッサンクン

8/12レコルトハッピー組、スタート○から押してハナ
道中は4頭一段ひと塊りから３角抜け出して４角は少し外めに
コーナーの分で内の馬に先頭出られるが、直線は持ったまま後ろ横をチラリと確認し、そのまま抑えたままで前を捉えて1着余力あり
タイムは51.1

攻めは一本57秒代-41秒代末強め
デキはバッチリ仕上がり万全
上にラジアントエイティがいる血統
コパノリッキー×アグネスタキオンでダート適性はこちらも高そう
能試ではスピードを見せラストまで追われずの余裕
仕上がりも早そうだが先々まで楽しめそうな好素材
能試寺島から実戦秋元
秋元はこの組ウィンターソングで能試通っているがこちらは鞍上見越に
この鞍上の動きをどうみるか
見越＝牛房ラインは存在せず、素直に秋元にハッサンクンの依頼が来てこちらを選択と読んでいい
鞍上強化で間違いなくヤリきめてくるか？
有力

5番ラインクロッカス

8/12ピノホホッア組、スタート水準4番手インから道中は砂被って頭を上げて下がってしまう
4角巻き返して直線は大外回してしっかり追われていい伸びをみせて3着
タイムは52.3

攻めは一本55秒代−40秒代直一杯
デキは水準程度
砂に敏感に反応していたが経験積めたのはよく、終いの脚はなかなかもものがあった
ただやはり距離は伸びてからの方がよさそう
800デビューではエンジン掛かった頃がゴールではないか

6番モモアカ

7/1組、スタート出遅れ頭を上げて行き脚つかず置かれての後方から
外外回って勝負どころ詰めていき直線も外からまずまずの伸び脚で3着
タイムは51.7

攻めは開催開けたぶんで入念
1週前に発馬から56秒代やや強め
追いきりは55秒代-40秒代馬なり
能試388キロと小型の牝馬だが、これだけ攻められるあたり馬体増やして来ている可能性がある
実戦で400キロを越えてくるようだとデキは絶好レベル、減らしていなければ十分に合格点か
馬が若いが終いの反応など素質はみせている
スタート、出脚からは距離伸びた方がいいが、デキは能試時からピカイチで上げてそうで
減量50キロ、この仕上がりなら十分に圏内食い込める
課題はスタート

浦和2R2歳新馬（800）

1番バリバリクン

門別7/4能試組、スタート水準も二の脚つかずに置かれていって離れたシンガリから回ってきただけ
直線も追われて伸びず流れ込みシンガリ
タイムは53.3
浦和では8/12組、絶好発から二の脚はほどほどでインから1頭いかれての外2番手
3角手前で外ピノホホッアに抜かれて被される
直線は軽めに仕掛けて伸びは今一つの5着
タイムは52.6

攻めは一本57秒代-41秒代強め
デキは水準程度
門別では仕上がってなかったのだろうがこちらにきてスタート決めて番手とある程度は仕上がってきているよう
終いの脚が今一つで元値の部分では少し厳しいか？
使いつつ

2番ピナダラット

6/9アトカラツイテクル組、スタート水準から二の脚は良くアトカラツイテクルにピッタリ並んでの外2追走
3角から手応え良く並走で進め、直線は振りきられ気味も仕掛けてしっかり伸ばして2着余力あり
後続は大きく離していた
タイムは50.5

攻めは能試から間隔開いた分で入念
馬なり主体で本数乗られてきて追いきりは56秒代-41秒代末一杯
デキは抜群
強いアトカラツイテクルに手応え良く外追走でラストも離されず余力ありは内容抜群
ここから乗り込まれてデキも一段上がってきた
能試寺島→実戦森の異次元強化
酒井一＝森ラインは珍しく新馬ではなおさらのこと、馬主主導？
いずれにしても陣営の期待の表れなのは言うまでもない
有力

3番アイゴールド

7/21組、スタート出遅れもインから巻き返してイン3で揉まれ砂被せ
3角で前捌いて抜け出して4角内から先頭
直線は掛け直して鞭入れてしっかり伸び、外から1頭抜かれたが余力残しての2着
タイムは51.5

攻めは間隔開いた分で入念
かなり意欲的に一杯で負荷を掛けた攻めを続けてきて、追いきりは発馬から55秒代-40秒代一杯
能試時から大きくデキを上げている、万全！
スタートが悪かったが巻き返しの脚があり、揉まれ砂被せ経験できたのは大きい
終いもしっかり伸びていて元値あり
ゲートの問題はデキ上がった分と発馬で解消の可能性高い
スタート勝負になりがちな800よりは伸びたほうがいいタイプではあるが、よほど出遅れないかぎりはキッチリ勝ち負けに持ち込んでくる
有力

4番エムティウインド

7/21組、スタートややモサッと出て仕掛けてインから出して並走のハナ
道中は少し促しつつの走りも先頭は譲らず
直線はインから鞭入って追われて伸びは水準で外から交わされての2着
タイムは52.1

攻めは間隔開いたが直前一本
55秒代-39秒代直一杯
能試から間隔開いて時計一本は気に掛かるところだが時計的には十分でデキは良好
スピードあって終いやや流れ込み気味の走りを見るとここはハナ志向か？
闇仕上げで時計にならないところで乗り込まれてしっかり出来上がっている可能性あり
そうなるとラストの反応も変わってきそうで
有力

5番ノーブルエフォート

5/12組、スタート水準3番手から道中は前2頭が飛ばして少し離されての3番手
直線はしっかり追われて伸びは水準流れ込みの3着
タイムは52.8

攻めは直前2本、追いきりは57秒代-42秒代一杯
能試から間隔開いて牧場乗り込みしていたよう
戻してからの攻め時計は目立たないが仕上がりはまずまずで走れるデキ
水野師は2頭出しで能試ノーブルエフォートに乗った福原はバリバリクン、こちらには秋元を配置してきた
優先順位は定かではないが何もなければ福原継続で良かったはずで
どちらがどうと言うわけではないが、こちらは使って延長でガラリ一変の気配
それを考えるとここは秋元でひとつおとなしくさせといて
もしくは突ヤリの可能性もあるが、元値と出脚からは少し厳しい気も
動きには注意