6月27日（月）浦和競馬２歳新馬能力試験考察

浦和1R２歳新馬（800）

１番トラックヤロー

６/９組、スタート悪く出たなりイン４番手から
揉まれて砂被った影響なのか道中で頭高い走りになってズルズル下がり置かれていく
直線追われて反応なしそのまま流れ込み４着、タイムは52.3

攻めは能試後２本で57.2-41.8馬なり、追切は56.7-41.3馬なり
時計平凡ではあるがどの馬もさほど動かしていないことを考えると２本やれて水準レベルは確保
能試から川崎山崎が乗りに来ていて実戦もザキヤマ
地元騎手と適当に乗せていないのをみるとそれなりに期待馬にみえるが初戦800
スピードと揉まれを考えるとこの枠で狙いにくい

２番カシノクインダム

6/9トラックヤロー同組、スタート〇も外から２頭抜かれて強くは抵抗せずに３番手から
道中はイン3も勝負どころ３角手前から離されていき、直線軽めに追われたが前には詰め切れず流れ込みの３着、タイムは51.7

攻めは一本、59.1-44.0末一杯
追われて時計は悪く併せて突き放されている、デキは悪い
名古屋三冠馬トミケンシャイリの下と良血
鹿沼＝秋元ライン
能試は揉まれて気にしていたような走りで内容は悪くなし
攻めは悪いがこれが煙幕で闇仕上げの可能性は考えられるのがこの陣営
その場合はポンとスタート決めて出していく突発ヤリ先行
800の距離だけに出し切ってしまうとアドバンテージあり
直前オッズで気配掴めるか？

３番アトカラツイテクル

6/9トラックヤロー同組、スタート水準出たなり二の脚速く逃げ
外番手マークピッタリを直線は軽く仕掛けてあとは持ったまま振り切って１着余裕あり、タイムは50.0

攻めは能試後２本、軽め馬なり１本やって追切は56.1-41.0馬なり
カシノクインダムと併せて３秒千切っている
デキは良好
能試半澤から実戦森
宇野木＝森ラインは数こそ少ないがガチヤリの起用
勝率23.3%連対率41.7%
半澤で余裕十分押切りの能試内容からこの中では素材が上
元値、デキ、鞍上起用からのヤリ気配からみてもまず崩れは考えられないレベルの本命馬
有力

４番スマイルマハロ

６/９組、スタート水準から押して３番手外
道中ずるっと下がるシーンがあり一旦最後方から３角外再度進出
４角大外回りコーナーの分で下がったところから直線も一頭大外
追われてビシッと伸ばしてきて３着、タイムは52.4

攻めは一本、発馬から56.8-41.6一杯
併せて遅れているが時計はまずまず、走れるデキはありそう
能試４角で前の馬の後ろ砂被せしていた
終始外回って直線も伸びていたことから能力秘めているのは間違いない
1400なら差せる馬で有力だが前行った馬が止まらない800でどこまで
決めて勝負なら上位まで
延長でかなり重たい印を打つことになるはずで、レースぶりに注目

５番ジャヌウブ

４/７組、スタート出遅れ、前半前の砂被ったか頭を上げた走り
落ち着いてから外進出で３角外３から４角も外
コーナーずっと外で脚使い負荷ありながら直線しっかり伸ばして４着、タイムは52.9

能試から間隔開いて一旦牧場戻して仕上げ直してきているか？
直前攻めは１週前58.7-42.3馬なり
追切は57.6-41.7馬なり
デキはこの中では上位、能試からの成長を考えると仕上がりの面では一番
能試橋本→実戦和田
能試出遅れ砂被りで行き脚つかなかったが今回は大外
デキあがっているなら外からグンと抜けるシーンもあり
アトカラツイテクルと一騎打ちか
有力

浦和2R２歳新馬（800）

１番オデンシタ

５/１２組、スタートやや安めも出して2の脚でハナ
道中軽快に飛ばし勝負所は手応え良く後続待つ形で持ったまま引き付ける
直線もそのまま持ったままで追うところなく突き放していき１着余裕あり
タイムは50.7で古馬含めての当日１番時計タイだった

攻めは直前２本55.3-40.2馬なり
追切は68.8-54.8-40.3やや一杯
能試から開催開いた分仕上げは進んでそうでデキはかなりいい
テンの脚とラストの余裕から元値高く、デキも伴っている
距離伸びてさらに良さそうにみえるが800対応可能
１番枠で出していくだろうが被されたときの対応がどうかというのはある
有力

２番ジョーフォック

６/９組、好発からハナ
道中抑えたままだったがスピードが違いすぎて後続を離していく
直線持ったままさらにグイグイ伸びて差を広げ大差千切った１着、タイムは51.9

攻めは能試後２本、１週前59.4-42.1馬なり
追切は55.2-40.5強め
キッチリ時計出してデキは万全
ランドファーストの下、父はトランセンドからパイロに変わるがそれでも本質は距離伸びてから
この距離の能試でみせた圧倒的なスピードはまさに「性能の違い」といったところ
能試橋本直→実戦本橋
デキもよくスタート決めてそのままが濃厚
有力

３番イイガネ

６/９組、スタート水準３番手から
３角外仕掛けて動いて４角は逃げ馬並走の外
直線は少し追われて脚使った後逃げ馬と並走になって流し気味で同入の２着余裕あり
ビシッと追っていれば逆転まであった、タイムは51.8

攻めは能試後２本、54.9-40.0やや強め
追切は55.9-41.0馬なり
時計はかなり優秀でデキは絶好
差してしっかり脚を使っていたが距離はこれも伸びた方が良さそう
枠は逃げ候補２頭の外で前半いかにこれに食らいつけるかがカギ
デキは酒井一ヤリで担保していて、差しの展開に持ち込めれば勝ち負けまで
脚質的に差せないとなった時は着落とし発動しそうなので注意

４番ミルクキャラメル

６/９組イイガネ同組、スタート水準も行き脚つかずに５番手から
巻き返して上がっていくも３角でまた置かれていく
直線は追われて伸びひといきのシンガリ６着
タイムは53.9

攻めは57.2-41.8馬なり
追切は57.6-42.1強め
デキは水準
能試内容がよくなくそこから大きく変わった感のない調整過程
まだ完成前か？デビュー800ではいかにもスピード負け
使い込んでの成長まち

５番タカイチスイート

６/９組、スタートやや悪いが二の脚抜群で抜けて外２取り切る
３角で持ったまま外から抜けて単独先頭に立ち直線は軽め仕掛けにしっかり反応して伸びて１着余裕あり
タイムは51.7

攻めは一本、56.9-41.4馬なり
もう少し強度あってもとは思うが、能試しっかり反応していたしデキは良好
能試吉留→実戦森は再三見てきた藪口ヤリライン
スピードはあるが枠の分でインが主張の外２外３回りだろう
あとは馬場との兼ね合いで、外が利くのならここから入る手も
イン２頭が抜けて強いようだとただただ外追走になるので追っかけバテも想定
有力ではあるが勝ち切るにはかなり条件が求められそう


６番キックアス

6/9タカイチスイート組、スタート出遅れ後方から
巻き返して中団馬群のなかで揉まれる形
直線開けて軽めに追って伸びは上々２着
タイムは52.1

攻めは２本59.7-43.9馬なり
追切は発馬から55.5-40.3強め
1Rスマイルマハロと併せて先着
デキは良好
馬ごみ砂被せ経験を積めた能試は価値が高い
デキも上々
問題はデビューの800でこのメンバーに入ると出脚で見劣ってしまう
前崩れて３着差し込みまでは十分あるが勝ち負けとなると厳しいか
距離伸ばした負け組戦なら大きく評価する必要あり