8/14(日）大井競馬2歳新馬能力試験考察

大井2R２歳新馬（1400）

１番ビッグシシールーフ

７/１組、スタート水準も鞍上は敢えて抑えたよう素振りでインの中団から
道中揉まれ経験積ませ、直線は前の脚色みて伸びそうな馬の直後に切り替えベタ付けで砂被せ
見せムチ駆使して気合つけながらでラストに外出してひと伸び２着
タイムは52.8

攻めは入念も馬なり大き目主体
追切は54.1-38.3馬なり
乗り込み量から一定のデキは担保されているがややソフト仕上げにみえる
デキは良好程度
笹川が乗った能試内容は教育としての能試では完璧に近い内容
ずっと能試みているが笹川は新馬教育職人としてはおそらく一番いい仕事をしている
ただ単に回ってくるのではなく、しっかり課題と意図を持って能試とおしているのがわかるので、このあたりも厩舎陣営に信頼されているからこそ乗り馬が集まり、またこの意識の高さが実戦に活きるという好循環なのだろう

能試内容から能力元値はあって揉まれ、砂も経験済の１番枠
焦点はどこまで仕上がっているかに尽きる
乗り込み量はこなしているし、動けるとみるなら頭まで期待していい
有力

２番サルサロマンティカ

７/２６組、出遅れ一団の５番手外
道中外外から４角も外で直線は馬の後ろで少し砂被せしたあとは内に切り替え、追われて伸びはいまひとつ、やや頭が高く集中？のシンガリ
タイムは52.0

攻めは一本69.5-53.9-39.3強め
デキは水準以上
能試をみると外々回っていた分はあるがラストは脚が上がり気味
仕上がり面でまだピリッとしたところがなく、現状では1400の距離も厳しいかも
砂被せ済みでセンスも高いが純粋に仕上がり、体力面か？
いかにも使って一変しそうな馬で、走りには注目しておきたい

３番ジャーニーボーイ

７/１５組、スタート水準も二の脚で見劣って置かれていきムチ入れるも最後方へ
勝負どころは詰めていって４角直線はイン3で砂被せ、追い出しての伸びは見劣り前に離されたが自分なりにはしっかり脚を使って流れ込みシンガリ
タイムは51.6

攻めは入念毎週の一杯追いでドンドン時計を詰めている
１週前66.7-52.9-38.6
追切は66.7-50.9-37.1
能試498キロの大型馬だがこの攻めでかなり絞り込めてきているはず
デキはかなり高いレベルにあるとみていい
能試からデキ上げて出脚、ラストの伸びが変わってくるか？
有力

４番セレクティッド

７/１５ジャーニーボーイ同組、スタート水準、逃げ馬の外２ピッタリつけて回る
直線までなにもせず、直線もガッチリ抱え込んでほぼ何もしないまま回ってきただけ３着余力あり
タイムは51.5

攻めは入念、１週前小林51.0-38.0強めが本追切か
当週は発馬からで58.2-42.5馬なりは仕上げの味付け程度
デキは良好、初戦からの仕上げ
セン馬だが能試見る限りでは難しいところは感じられなかった
先行力があって追われればしっかり反応できそうな余力あり
1400デビューはタイプにもあう
有力

５番ボヌールバローズ

６/１０組、スタート水準２列目のインから
道中下がってくる馬がいたがしっかり捌いて４角から直線は馬の後ろで長く長く砂被せ
ラストに少し仕掛けられての３着
先着はデビュー連勝のリベイクフルシティ、デビュー4→2着のティオボルドとメンバーなかなか揃った組
タイムは51.4

攻めは間隔開いた分で入念
一度牧場戻しているよう
１週前小林73.0-55.0-40.0
追切は67.4-51.5-37.8強め
乗り込み豊富でデキは抜群、仕上がりはいい
能試500キロを超える大型馬だがこれで絞れて出てきそう
上に中央活躍バイオアート、バルベーラ始めジュリエットパール、サマーアイランドと南関でも活躍馬多数の筋の通った血統馬
能試砂被せ経験ありでデキもいいなら不安要素は少ない
人気どおり有力とみなしてよさそう

６番ケンマキシム

7/15組、スタート水準、少し離れた2番手から
道中は馬の前進気勢が凄く鞍上はずっと引っ張りきりで見た目にはコトコトとリズムがあっていない走り
直線ハミ掛け直して解放するとグンと内にモタレながらも伸びは良く先行馬と併せ馬を軽め仕掛けの持ったままで対抗し2着同入
タイムは53.6

攻めは2本、追切は52.5-37.7強め
デキは万全
能試519キロの大型馬で使った分と攻めでの上積みは大きいだろう
能試でみせた前進気勢と直線で並んでからの反応は素晴らしく、精神面の前向きさは大きな武器
先を考えればなにか行かせての外2で控える形がベストだが行きっぷりが良すぎる分で抑えられないと判断するならこれが道中途中からでもハナいくかも
終いもしっかりしていて軸として入りやすいのはこれ
有力

大井3R2歳新馬（1200）

1番ムサシキング

7/15組、スタート水準、バラけた4番手から
直線は外で追われて伸びはいまいち流れ込み4着
タイムは54.3

攻めは入念、追切は55.1-39.1一杯
本数はやられているがイマイチ時計詰まってきていない印象
デキは水準程度の評価に
大型馬でまだ仕上げ途上の感あり
1.2走は見送ってレース内容吟味したいところ

2番ノッテドコード

7/29組、スタート水準から二の脚抜群で外から逃げ馬に並走
2頭ピッタリならんで後続を大きく引き離していく
直線もガッチリ持ったまま並走から寸前で追い出されて逃げ馬を僅かに捉えて1着
タイムは49.7

攻めは一本52.5-37.7強め
能試から間隔詰まっている分で一本この時計なら万全
デキは絶好
能試515キロの大型馬も重さは感じられず、余裕を持った外並走からラスト軽く仕掛けただけで伸びた実戦型のセンスは高い評価が
大型馬だけに使って攻め一本速いところできての上積みは大きくここは順当に抜けるか
有力

3番ハナノウタ

7/29組、スタート〇で逃げると道中はスイスイと後続を4馬身離しての逃げ
直線追われてさらにリードを広げて大差の1着
タイムは50.2

攻めは一本54.9-38.9強め
間隔詰まっている分で一本で十分
デキは良好
インカローズの仔でインカローズムスメが姉にあたる
スピード担保されている血統背景があり能試の内容からもこちらがハナか
ノッテドコードとの先手争い、そしてマークでどこまで抵抗できるかがカギに
すんなり行けるなら逃げ切りまであっていいか
有力

4番トキノウイナー

7/29ハナノウタ同組、スタート出遅れから行き脚も一定4番手
1頭抜けている組み合わせで、勝負どころはそれなりの脚を使って詰めていき2列目の大外
直線は追われてインに大きく寄れていた、たいして伸ばせずシンガリ
タイムは54.0

攻めは54.1-38.3一杯
デキはまずまず
能試内容は可もなく不可もなく
出遅れは改善されるだろうし、使った分で直線ササッた悪癖もマシには
ただここは同組で大きく離されたハナノウタ始めメンバーが強力で
使って負け組ならチャンスもあるのでは

5番スイートエデン

7/1組、スタート直後内の馬の外ヨレに付き合う形で外に大きく持ってかれるロス
立て直して3番手からも若干気負い気味の走りは接触のせいか？
4角インベタで回って直線は全く追われず楽走ままで4着
タイムは54.3

攻めは間隔開いたが直前一本39.7馬なり
牧場戻して闇仕上げしている可能性はなくもないが、額面の攻めだけみるといかにも足りなく映る
デキは水準あればといったところ
スタートで大きな不利があり、その後の走りはある程度参考外とみてよさそう
全く動かさなかったので底が割れないところがあるが、攻め内容的には仕上がり途上
メンバーも揃っていて厳しい戦いになるのは否めず