6/7(水)大井11R東京ダービー(自信度SSSSSS)
大井11R東京ダービー(自信度SSSSSS)
南関クラシックの総決算、東京ダービー
2歳新馬から見てきた中で、当日世代で一番強い馬を求められる、いわば一年間競馬見てきた答え合わせ
羽田盃下記のとおり1.2.3着完全的中
ただただミックファイアの強さだけが目立ったレースで、本来なら今回もミックファイア◎で間違いないところ
印を落として(自分的には消しに近い評価)いるのはただ単に逆張りしているわけではない
ダービーにはダービーを勝つための資格があると考えるオールドスタイルの予想なので、こと今回に限っては100%で使えるわけではないミックファイアを軽視した次第
ミックファイアは羽田盃はパフォーマンス、時計共に抜群でなるほど元値はもう疑いようもなく世代トップ
ただこれが皆さんご指摘のとおり休み明けで−16キロとギリギリ仕上げというよりはなんとか間に合ったデキ
陣営の談話などからも良くて8分、実際は7分強ぐらいのデキで使われてあのレース
ならば叩いて良くなるのではというのは素人考えで、長年競馬をみているとこれは危ないケース
休み明けで馬体減らしてあの圧勝はまず間違いなく反動が出るパターン
これが間隔取って使ってこれるなら万全とみていいのだが、南関クラシックローテーションで間隔詰まってのダービー
攻めはできているがおそらくは馬体回復専念でデキとしては前走維持がやっととみる
ミッドウェイ仕上げに期待したいところではあるが、他馬が大一番ダービーに向けてガリガリに仕上げてくる伸び代を考えるとこのデキでの平行線で前走着差は詰まると考えていい
私自身の予想スタイル的に、大一番ダービーでデキとしては万全完璧と言い切れない馬を本命にするのは信念に反する
デキ云々の馬ではないというのは仰るとおり、元値で抜けて強い可能性はまた限りなく高いのだがここは個人の好みの問題
印を落とす
これでミックファイアを一枚下げたが、さらに下げる理由は展開面
逆転の一番手は羽田盃2着のヒーローコールで、こちらは上の羽田盃見解のとおり
前走は東京ダービー目標に回復専念で仕上げとしては疑問あったレース
好位から動いて格好はつけたが、動かしての反応がやや悪くみえた点、終いの伸びがもの足りなかった点は明確にデキだろう
今回は攻め本馬場解禁でゴリゴリに仕上げてきた
デキは万全
当初よりの目標のこのレースになり、しかし相手はぶっ千切られたミックファイア
番手から上がり最速の反則級の脚を使われた前走をみると、上がり勝負で勝てるとは思わないだろう
となると陣営、森騎手の考えはどうか
おそらくはミックファイアにベタ付けマークで早めに動かして距離で持久力勝負に持ち込んで地力競馬で逆転を狙う戦略でくるはず
今回メンバーは先行が薄く、隊列はボヌールバローズ逃げのミックファイア番手で落ち着く可能性が高い
着狙いなら2000の距離で終いにかける競馬だが、東京ダービーだけにどの馬も着はいらず1着だけを狙ってくる
ことにクラシック最有力候補の看板と人気背負って負けたら羽田盃から、ヒーローコールほど勝ちにいきたい馬はいない
前走はスローで流れるかもしれないが向こう正面半ばからは勝ちに動いてミックファイア、ヒーローコールが併せ馬で抜けていくシーンまであるかも
形どおりの4角仕掛けで振り切られた羽田盃からまずは早めにこの競馬を想定
こうなるとミックファイアはやはり苦しい
元値は高くてもデキと展開、そして馬場も昨日競馬からは差しと三重苦の内容
期待できる要素が元値のみになり、印としては抑えの一角まで落とさせて貰った
となると本命はヒーローコールかといわれるとこれもまた早め強気の競馬で最後まで持つかどうか
軸としてはミックファイア潰しに動くし地力で一番有力にみえるが、頭はさらに後ろからの差しに決め打った
大井11R東京ダービー(自信度SSSSSS)結論
◎2番サベージ
○3番ヒーローコール
▲4番ピノホホッア
△12番ミックファイア
✕6番ナンセイホワイト
本命はサベージ
新馬能試考察はこちら
競馬は粗いがずっと元値断然の走りを続けていて、さらに4走前石崎駿を主戦に据えてからは勝ちにいかず先々(東京ダービー含む)見据えてじっくり教育専念で作ってきた形跡あり
3走前休み明けがまさにそれで、後方で控えて動かさず脚を測っただけの競馬
2走前京浜盃は勝負どころ異次元手応えからキッチリひと捲くりで圧勝だった
前走羽田盃は馬場バイアス考えても前にいないと話にらならないレースだが、それでも後方自分のレース
大出遅れから勝負どころ外大マクリで進出し、直線はヒーローコールに並びかけるまでが精一杯
半ばで明らかに疲れていたが競馬内容としては無茶苦茶で、強いレースではあった
形はもうこの後方から勝負どころ大マクリでどこまでの競馬でスタイル固定
ブレずに大井2000を取るために自分の競馬を磨いてきた
元々先のここを逆算で作ってきた馬で、今回はもうまさにヤリヤリのヤリ仕上げで森下師渾身の攻めでデキはパーフェクト
枠は内を引いたがもうどこでも良く、一旦引いてからの大外ぶん回しだろう
展開でいうとミックファイアをヒーローコールが早めに動いて勝ちに行く競馬
ヒーローコール森は当然ダービー取りに全力で勝ちに行くが、もし仮に自分がダメだったとしても山口ステーブルもう一騎のサベージに展開向けばの気持ちは持っているはず
これはヤリヤラやチームプレイの観点ではないが、心理としては自分が勝つという信念で向かうも、力尽きたときには二の矢で同馬主サベージがミックファイアに一矢報いてくれ、という気持ちは間違いなくあるはず
ヒーローコールは2番人気を背負っているが、ダービーだけに着狙いではなく、勝てないならばシンガリオーケーの渾身のカマシを打つはず
これに乗って展開向くのはどうみてもサベージになる
前回前外馬場から今回は絶好の差し馬場
2000に伸びて勝負どころレース動くのは捲り馬に絶好の展開
長い直線を伸びきれる脚を鍛えてきただけに全力開放で一気に戴冠が
ダービーを取れる馬、サベージに自信の本命
対抗は前記のとおりヒーローコール
3番手にピノホホッア
この馬もダービー馬の資格があり
デビュー2戦目でゴールドジュニアにぶつけ正攻法で3着は元値断然
これもじっくり先を見据えて作ってきていて、4走前は控えて教育専念
3走前ハイセイコー記念も勝ちに動かずじっくりの競馬
年が明けて地元のニューイヤーカップはさすがに勝ちにいったがこれが内田ピンクのとんでもない負荷競馬
内容は前走予想記事のこちらを引用
前走はトライアル東京湾カップを使って4着
スタート水準も出足イマイチで後方から
スーパーウルトラハイペースで厳しい流れを向こう正面半ばから大マクリで一気に進出
3角外4で前に並んでいき直線少し脚使った後は疲れて同じ脚
追い込み決着の大波乱レースで強気過ぎる動き方
陣営コメントによるとどうもデキもなんとかといったものだったらしく、それで見せ場の走りは作ってこれた
内田ピンクに粗く乗られてそして前走では仕上がり途上で厳しい競馬
ずっとスムーズなレースをしておらず、それでここまで上がってきているのだから元値はダービーを勝てる資格は十分あり
今回は攻め本馬場ビッシリでデキはこれも使ってダービー仕様◎仕上げ
鞍上山崎も素質を買っていて、前走はあれでも勝てるかと思ったくらい
ゴールドジュニアでも好位正攻法できるぐらいスピードもあるが、乱ペースで動いて止まった前走
そして大一番ダービーと考えると、溜めて乗って一番の脚を繰り出しての頭狙いで差す競馬に徹底と読む
ミックファイアにヒーローコールが早仕掛け
この流れになってサベージが外捲り
対するピノホホッアとすればインスルスルで間隙を突く競馬
仕掛けとコース取りが展開に噛み合えば一発ありとみる
勝てる資格があるのはサベージ、ヒーローコール、ピノホホッアの3頭まで
4番手にミックファイア
元値発揮できるなら
5番手にナンセイホワイト
前走時計だけみると足りないが上にアランバローズと血統的背景は魅力
五分の勝負なら厳しそうだが、乱戦になって底力勝負になるならヒョコッと上位はあっても
馬券はサベージ単複と馬連3連単で印の4頭に
2-3.4.6.12