8/9（火）浦和競馬２歳新馬能力試験考察

浦和1R２歳新馬（800）

１番ソウルフレイバー

７/２１組、スタート出遅れ、外から押して取りついて一団の４番手外
３角で仕掛けて外３から先頭並びかけ、直線は大外ガチ追いで伸ばして前をなんとか捉え切ったところがゴールの１着
タイムは51.5

攻めは一本55.2-40.1強め
能試から間隔ない分でこれで十分
時計内容も良くデキは万全
父母ともフレイバーのカルディ尾田氏持ち馬というハウス血統
ブリーズフレイバー産駒は頭数少ない割に走っている印象でさすがはフォーティナイナー直仔と思わせるものがある
総じて売りはやはりスピード
ソウルフレイバーの場合は出遅れ馬の１番枠でまずはゲートとインで動かせるかの心配があり
反応自体は良かったもののかなり強めに仕掛けていってのもので本質的に800はどうか？の感はある
フレイバー馬主×繁田師の魂のラインでどこまで仕上げ切れているかが焦点
鞍上能試笹川が他に移っての保園は割引材料ではある
有力

２番シンライクレイヴ

６/９組、スタート水準から２頭並走ハナのイン
道中は後続を離して２頭マッチレースの様相
直線はムチ入れてガッツリ追われるも半ばで急激に脚が上がって失速し３着まで落ちた
タイムは52.4

攻めは間隔開いたが直前の一本
発馬から56.0-41.3馬なり
間隔開いて馬なりで水準と大きくは評価しにくいがまずまずの仕上がりか
能試でスピードは見せたがラストの失速はバテなのか精神的なものか
能試５２３キロの大型馬でまだ仕上がっていなかった可能性も高い
見た目の印象は非常に悪く、それほど大きく上げてきている感じがないようなら評価としては上げる要素がない
初戦は一戦見送りか？

３番ランディー

6/9シンライクレイヴ同組、スタート出遅れからやや気合つけながらの追走は前が飛ばして分断の単独４番手
４角で外に回して直線は大外追われてしっかり伸びて４着
タイムは52.7

攻めは２本、7/30に終いのみ馬なり楽走
追切は57.1-40.8やや強め
トーセン×小久保師管理
能試から間隔開いて牧場乗り込みもしくは厩舎乗り込み闇仕上げ
額面での攻め時計以上に乗り込まれてきているのは間違いなく、デキは高いレベルで担保
能試出遅れ終いのみというのも小久保師おなじみのもの
珍しくコメントでは素材の違い云々は出していなかった
能試橋本直→実戦笹川
能試で乗ったソウルフレイバー乗らずにこちらを選択なら笹川の判断を信じるべき
実戦好発から素質の違いをみせる可能性が高い
有力

４番エルファールング

５/１２組、一度目の能試はスタート出遅れから道中ついていかず離されていき３角過ぎで走りがバラバラになり鞍上落馬で不合格
再試験は６/９組、スタート水準も前が速くで離れた単独２番手から
直線前とは離れていたが後続とも離れていてそのまま流れ込み２着余力あり
タイムは53.4

攻めは一本59.3-42.6末一杯
能試２本やっているが一本は落馬
２本目からも間隔開いていてそれで直前の一本のみ水準
仕上がり面ではややマイナスか、デキは水準程度
スピードはまずまず、あとは追われてからがどうか
中級血統でまずまずは走れそうだが初戦から狙いたいだけの要素に欠けて

５番シェナグローリー

７/２１組、スタートモサっと出て押して３番手
３角では前を視野に直後で砂被せ
直線は外に出して持ったままで脚を使い、ラスト50で仕掛けてグイっと伸びて前に並んでの３着余裕あり
タイムは52.3

攻めは能試後２本、7/30に水準末強め、追切は発馬から55.2-41.2一杯
間隔詰まっているが強めに２本時計出してきたのは相当意欲的な攻め過程
本気度の高い仕上げ過程でデキは相当良さそう
冨田パパ馬×冨田息子管理のタッチブライト産駒はお馴染み陣営の看板血統
とにかくクズが出ない血統でしっかりと賞金を稼いでくる（２歳過ぎるといつのまにか行方不明になるのもお馴染み）
例によって、いつものごとくシェナ馬なので２歳前半に全振り
能試からしっかりした元値を確認、陣営の看板血統で仕上げみてもこの新馬に対する本気度では他陣営と一線を画するものがある
いつものようにライバルは小久保厩舎

デキはこちらが上で、おそらくはスタートも決めてハナ取り切る可能性も高い
スピードと完成度で押切まで
有力

６番アイグレース

6/9組、スタート水準から二の脚悪くガシガシで離されての最後方から
勝負どころで一応は詰めていき直線は大外に
伸びはまずまず1頭交わして5着
タイムは53.9

攻めは2本、追い切りは発馬から55.0ｰ41.0一杯
間隔開いてじっくり作ったぶんで能試よりデキは上がっている、良好
上にヴァヴィロフがいるまずまずの血統
使って延長なら走れそうだが初戦800でどうか？